⑧
グランは俺にしがみつき、羨ましさからか体を揺さぶられ、俺はそのまま身を任せる。
「スキルー。スキルほしい」と言っているがグランの場合は基本スキルが揃いつつある。
・攻撃力アップ(大)
・防御力アップ(大)
・体力アップ(大)
・素早さ低下 攻撃力強化
・魔力低下 攻撃力強化
・ターゲット集中力
・体力自動回復 ……など。
そこまで整っている仲間もいない。
むしろ、珍しかった。
ステータスで示すとこうなる。
【ステータス】
name:ブラッティ
性別:男
身長:170
武器:全種類
(双剣士の時)
体力:D
耐久:D
筋力:C
知性:C
精神:C
器用:A
素早さ:A
幸運:B
魅力:C
*職業でA~E大幅に変わる。
【スキル】
・攻撃力大……攻撃力アップ
・広域化……アイテム・魔法の全体化
・ロール……戦術・職業切り替えスキル
・魔法:武器召喚……武器を召喚切り替え
【戦闘スタイル】
戦術・職業・武器を変更して戦う奇人スタイル。
ついでにグランのステータスは――。
【ステータス】
name:グラン
性別:男
身長:177
武器:大剣
体力:A+
耐久:A+
筋力:A
知性:E-
精神:E-
器用:E
素早さ:E
幸運:C
魅力:C+
【スキル】
・攻撃力アップ(大)
・防御力アップ(大)
・体力アップ(大)
・素早さ低下 攻撃力強化
・魔力低下 攻撃力強化
・知性低下 耐久性強化
・ターゲット集中力
・体力自動回復
・強化溜め斬り
・ガード溜め斬り……など。
【戦闘スタイル】
当たって砕けろ超脳筋スタイル。
彼らしい攻撃耐久に優れたステータス。強化スキルもほどよく頼れる相棒。レアスキルはあまりないが俺には逃したくない人でもあった。
【詳しい項目詳細】
※Aがもっとも強くEがもっとも弱い
・体力
(いわゆるHP・スタミナ・物理回復量に補正)
・耐久
(物理防御力・物理的状態異常耐性・体力に補正)
・筋力
(物理攻撃力・インベントリ・素早さに補正)
・知性
(魔法攻撃力・いわゆるMP・魔法命中率・魔法成功率・交渉成功率・に補正)
・精神
(魔法防御力・魔法回復力・魔法成功率・精神的状態異常耐性に補正)
・器用
(物理命中率・魔法命中率・魔法成功率・生産成功率・クリティカル発生率に補正)
素早さ(回避率・行動速度・反応速度に補正)
・素早さ(回避率・行動速度・反応速度に補正)
・幸運
(各種確率{物理的状態異常耐性・魔法的状態異常耐性・物理的命中率・魔法命中率・回避率・魔法成功率・生産成功率・クリティカル発生率・アイテムドロップ率など}に補正)
・魅力
(他キャラからの好感度・魅了成功率に補正)
ステータスはそんなに気にしてない。ステータスよりもスキルがこの世界では命の次に大切みたいなもの。
グランと紙を見せ合い「よっしゃ、スキル数は勝った」と喜ぶ姿に俺は仕方なく「よかったな」と少し意地悪っぽく言う。それにムッとされるもニカッと笑い「へへーん、グラン様に追い付きたけりゃ飲みまくれ」と言われ、自棄糞になった俺は「あぁ、じゃあ飲んでやるよ」と酒場で倒れるまでビールを飲む。アレを思い出し「やってやろうじゃねーの」と拳を手のひらで包むと関節を鳴らす。
「グラン、買ってこいよ。この野郎」
俺の言葉に「ははーん、言ったなぁ。いいぜ、待ってろよぉ!!」と宿屋のドアに手を掛けるも立ち止まり「あっ」と声を出す。
「あのーブラッティ」
「あん?」
「借金返すために素材売っちゃった。頼む!! 素材集め手伝ってくれ!!」
「バカかお前は……」
クスクスとマリアが笑うと俺は腰に手を当て「行くぞ。どちらが敵を多く倒せるかついでに勝負しよう」の言葉にグランは眼を輝かせた。
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