1万PV 感謝回! If ルート 響子の愛
2025 4月25日未明、『既にヤンデレはそこにいる。』が1万PV を突破していました!
正直ビックリしてます。
ここまで需要があったとは..........
と、言うわけで、今回は急遽予定を変更してIfルート響子編を出します!
今回はスタート時点のIfです。
さて、拓人君はどうなってしまうのか........
───────────
幼なじみのキョーコちゃんは、顔が血まみれだった。
なのに、笑っている。
僕には何も理解できなかった。
何故あんなことをしておいて、笑っていられるのか。
何故キョーコちゃんがこんなことをするようになってしまったのか。
分からない。
分からないからこそ、キョーコちゃんが怖く見えた。
瞬間
キョーコちゃんの口がいびつに歪んだ。
まるで笑顔のような、でも実際は違う。
コツコツと、僕の元に近付いてくる。
逃げなきゃ、逃げなきゃいけいのに.........!
“足が震えて、動かない”
直後、僕は後ろから抱き締められた。
所謂バックハグだ。
柔らかい感触と、女性特有の甘く、そして安らぎを与えてくれる匂いが鼻を掠める。
そして、それが僕を包んだ。
あぁ、ずっとここにいたい。
包まれていたい。
そう、思ってしまった。
ゆっくりと、僕を抱き締めるキョーコちゃんの手に力が入っていく。
そっと、僕はその手を握った。
怖いのに、謎の安心感があった。
僕には、鈴音ちゃんがいるのに、”キョーコちゃんと一緒になりたい”と、そう思ってしまう。
「ふ、フフフフフフ♡」
キョーコちゃんの笑い声が聞こえる。
どこか凶器的で、何か安心させるような。
「どぉ?安心する?」
耳元で呟かれる。
キョーコちゃんの吐息が僕の耳を刺激する。
何か分からないものが、僕の中を駆け抜ける。
体がゾクゾクとした快感で震えた。
それを見てか、キョーコちゃんが笑った気がした。
片腕が離れた。
そして、その手で僕の首筋をそっと撫でた。
思わずビクッとしてしまった。
「んふふ、かぁわぁい♡」
キョーコちゃんがまた呟く。
ぎりぎりと、何かに捕まえられている感覚を覚えた。
からめとられ、侵食されているような。
でも、なんでだろう?嫌じゃない。
それどころか、もっとしてほしい。
ふいに拘束が解かれた。
ちょっと残念だなと思った次の瞬間、僕の鼻に何かが押し当てられた。
「んぐぅ!?」
反射的に暴れてしまう。
必死に顔に当てられたソレを外そうともがいた。
だが、キョーコちゃんの手は、体は、微動だにしなかった。
そして、僕はソレ越しに呼吸をしてしまった。
一気に意識が遠退いていく。
「次に目覚めたら..........また一緒になれるね♡大好きだよぉ、タクト♡............ 出てきて。体を傷付けないように、丁寧に運んでちょうだい。家の中の指定した場所に仰向けにして寝かせて。あとは私がやるわ。用意させた拘束具は........................ 」
視界に黒服の人達を捉えた。
僕の意識はここで途絶えた。
「タクトぉ♡私のタクト♡朝も昼も夜もずぅーっと一緒♡タクトは私を愛してる、他のオンナなんていらない私だけの人♡モノなんて言わないわ♡でも奴隷には時折なって欲しいかもね♡だから、これから暗呪をかけるわ。これを受け入れられたらタクトはシアワセになれるの♡タクトの心のおくふかぁくまで私で満たして、犯して、心の底から私を愛せるようにしてあげる♡だから、受け入れてね?タクト。ジャア、イクヨ♡」
「タクトは私の恋人であり奴隷♡私の命令に忠実に従わないといけない♡他の奴等なんて考えもしない♡私の事がスキでスキでスキでスキでスキで堪らなくて、私がいないととっっっっっても不安になっちゃう寂しがり屋さん♡1日中私に愛をもらわないとダメになっちゃうイケナイ子♡タクトは私の恋人であり奴隷♡私の命令に忠実に従わないといけない♡他の奴等なんて考えもしない♡私の事がスキでスキでスキでスキでスキで堪らなくて、私がいないととっっっっっても不安になっちゃう寂しがり屋さん♡1日中私に愛をもらわないとダメになっちゃうイケナイ子♡タクトは私の恋人であり奴隷♡私の命令に忠実に従わないといけない♡他の奴等なんて考えもしない♡私の事がスキでスキでスキでスキでスキで堪らなくて、私がいないととっっっっっても不安になっちゃう寂しがり屋さん♡1日中私に愛をもらわないとダメになっちゃうイケナイ子♡タクトは私の恋人であり奴隷♡私の命令に忠実に従わないといけない♡他の奴等なんて考えもしない♡私の事がスキでスキでスキでスキでスキで堪らなくて、私がいないととっっっっっても不安になっちゃう寂しがり屋さん♡1日中私に愛をもらわないとダメになっちゃうイケナイ子♡タクトは私の恋人であり奴隷♡私の命令に忠実に従わないといけない♡他の奴等なんて考えもしない♡私の事がスキでスキでスキでスキでスキで堪らなくて、私がいないととっっっっっても不安になっちゃう.............................. 」
僕は、キョーコちゃんの奴隷
僕は、キョーコちゃんがいないと寂しくなっちゃういけない子
僕は、キョーコちゃんの奴隷
僕は、キョーコちゃんの事が好きで好きで好き好きで好きで堪らない
僕は、キョーコちゃんの奴隷
........................
ふいに、何かを打たれたのを感じた。
それは徐々に僕の身体中に広がっていく。
すると、体が熱くなっていく。
何かが欲しくて堪らなくなった。
何が欲しいんだろう?何を求めているんだろう?
あ、そうか。
キョーコちゃんだ。
僕はキョーコちゃんを求めているんだ。
快感が、僕を襲う。
何度も、何度も、何度も、何度も。
僕の頭が壊れるぐらい長く気持ちよくさせられた。
これが、キョーコちゃんの愛。
もっと欲しい。もっと............
もっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっと
「はっ!?」
僕は起きた。
長い長い間、寝ていた気がする。
周りを見渡すと、底は洋風の高級感が漂う寝室だった。
下を向くと、手錠と鎖と空の注射器ときれいなベッドのシーツがある。
何らおかしい所なんてない。
「おはよう♡タクト♡」
「おはよう、キョーコちゃん」
あぁ、今日もキョーコちゃんは綺麗だ。
この世のモノとは思えないほどカワイイ。
見ただけで僕は心臓がドキドキして、恥ずかしいけど、僕の僕が過剰に反応してしまう。
「あら?まぁたここ、おっきくしちゃって、イケナイんだから♡」
「ご、ごめん」
「いいよ♡だって、そういうところを含めて、私はタクトのことが好きなんだから。」
好きというその一言で僕の体に快感が走る。
あぁ、僕はどうしようもなくキョーコちゃんが好きだ。
だから、
「僕を愛して下さい、キョーコ様」
「んフフ、イイヨ♡タクト♡」
僕は、なんてシアワセナンダロウ。
ようやく、ようやくテニハイッタ!
私の、ワタシダケノタクト♡
絶対、ぜぇぇぇぇぇったいに、ハナサナイ♡
壊れるまで、壊れても、愛し続ける♡
一生、イッショニイヨ?
来世でもその次の生でも、さらにさらに次でも、私たちはアイシアウ♡
だから、
イッショニドロドロニトケテオチヨ?
タクト♡
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