そもそも「転生」って仏教的に敗北でましてや争いの絶えない世界に転生する世界を修羅界と言います。つまりゲーム世界を模した修羅界に転生したという自覚がないのでしょう。たしかに修羅界は人間界より上等な着物や食事を得られますが争いの絶えない苦痛の道で人間道より1段劣る善道と言われております。
能だとシテ役が勝修羅・負修羅に分かれます。『風姿花伝』って高校でやったはずなのにこの異世界転生ブームってなんなんだろうねって僕も思います。世阿弥はちなみに「修羅能はバトルシーンばかりでつまらん」と言ってます(※現代とは感覚が異なるのでしょうね)
作者からの返信
こんにちは。
なるほど、仏教界ではそのような教えなのですね。勉強になります。
本来はそのような厳かな概念であるはずなのに、今ではすっかりイベントの一つですし、転生先などもはやテーマパークみたいなものだと感じます。
「死」の取り扱いが軽すぎて、違和感を覚えることもありますが、一方で面白いアニメ作品などは、少ないですが普通に見ています。
でも自分ではあまりやりたいとは思いませんね。
人はみんな空想世界に憧れるもので、一種の白日夢なのだろうと考えますが、昔と違ってこのような表現方法に変わったのかもしれないと、時々思ったりします。
怖すぎて絶対に「ひとり」は無理ですね。
それとトイレとお風呂が汚いのも無理。(野糞……慣れれば何とか?)
異世界に転移してもきっと地道に働らく気がします。冒険者とか無理。
作者からの返信
おはようございます。
外国にポツンと放り出されるよりも、かなり厳しいはずですからね。言語が日本語なのも、ツッコミどころですけれど、そこは気にしたら物語になりませんので(笑)。
いつも気になるのがトイレ。綺麗で洗浄機付きの水洗トイレなんてありえないでしょう。
絶対に肥溜めにぼっとんだろうと、そんなことを考えてしまいます。
40年くらい前のゲームブックでは、シティ・アドベンチャーだと異世界ながら生活感が表現されていて、不潔な感じがしました。でも本来、こういう感じだろうなと今も思っています。
編集済
私もそう思います。
異世界は食事の調達はどうするのでしょうか、という問題があります。
私の小説でバブルに時代にタイムスリップしたら、千円札の肖像画が違うので(今は野口英世、当時は夏目漱石)買い物できないから困った、ということを書きました
戦国時代は醤油はありませんし、白米も希なので、食事で困ると思います。
ましてや死後の世界は想像つきません。仏教世界観が身についているのですが、人は7回しか人間界に生まれ変われないので、無駄に1回を消費してしまうので、「転生」は宗教的には残念な話にしかならないと思います
作者からの返信
おはようございます。
異世界転生・転移では、様々な細かい問題はしれっと回避されていますが、もしも本当に発生した場合はかなり大変なことになるでしょう。
ご指摘のお札の話、私も最近同じことを思いました。アニメ「16bitセンセーション」では過去にタイムスリップしていますが、その時代ですとやや仕様が変わる前の「諭吉さん」、「稲造さん」、「漱石さん」。500円玉も違いますね。硬貨だと年号の問題もでてきます。
お金を使う描写はありませんが、今のデザインだと偽札になるんじゃ? とか、勝手に突っ込んでいました。
死後の世界、私も全く想像がつきません。ひょっとして、「無」なのかなとか、時々思ったりします。
編集済
実は、異世界転生(正しくは転移)を一本だけ書いてみようかと思い、7300年前の縄文時代の7本の御神木(扶桑樹)に呼ばれて転移し、鬼界アカホヤ噴火による大災害(生物絶滅、200年火山灰で誰も住めなくなる)から人々を守るため、「私の体を使って船を作れ、海の向こうのお前達同胞の住む地に連れて行け」と命じられるチュマシュ族の風の精霊の血筋の大学生。(父は日本人の考古学者)助けては、御神木の声を聞ける縄文人の巫女の女の子だけ。どうする?と言う、「扶桑樹の王国」と言う話を考えたのですが……どう考えても、スーパーリアルな話になります。
ベースになっているのは、人類は氷河期以前に、船で海沿いに続くケルプハイウエイ(海藻の森)をつたってロサンゼルスのチャンネル諸島に到達していた(それも、縄文人が!DNA、石器などが酷似。どんぐりが主食なのも)と言う説。
長いタイトルは嫌いだし、チートも、ハーレムも、無双もなし。カクヨム向きじゃ無いです。でも書きたい。他のサイトか入選は無理でも、公募になるでしょうね。(私はコバルトノベル長編で一次選考通過がやっとな人間です。)
ちなみに私は60歳になってから小説を書き出した、昔漫画を描いてた67歳のおばあちゃんです。カクヨムにはこう言う人間もいるのです。
@shi_shiさん、あんまり老け込んでオジイサン臭漂わせたらダメですよ。
作者からの返信
おはようございます。
まさにこれこそ小説と言えるあらすじに、平伏してしまいます。三十年以上前の黎明期は、まだ異世界ファンタジー小説の地位は低かったものの、中には壮大とも言える作品も多々ありました。その頃の雰囲気を感じます。
私は転生・転移ものは書いたことはありませんが、ノリと勢いであえて現世のネタ(子供時代に経験したものが多いです)をキャラクターにかぶせて、行動させています(「小説家になろう」の方で載せている「魔族さんたちのニッチな話」というへたくそな話です)。
ステージ上で演じられている即興茶番劇を、文章に起こしているイメージで書いていますが、読んでいる人たちはどう思っていることやらです。
でも書いていて楽しいから、書いています。もうプロなど目指すつもりもないですし、素人の趣味で楽しんでいるのだから、それでいいかなと。
あとは異世界に召喚され、元の世界に戻れないことをなげき、苦しみ、やがて恩讐にとらわれてこの世界で魔物と化す話を、漠然としたイメージで持っています。いつか書いてみたいです。
長いタイトルは自分でも覚えられませんし、チートも無双も嫌いです。もともとコツコツと自分の能力を挙げていくタイプ(というかそういう経験が人生の中であったのです)。ハーレムも苦手です。何だか官能小説みたいなイメージがあるので。
昔漫画を描かれていたというのも素晴らしいです。私は絵が描けない人間(図面は描けるのですけどね)なので、羨ましく感じます。
私ももうじき五十歳になります。たしかに、まだまだ老け込んではいけませんね。頑張ります!