第3話 市バスの時刻表
高校を卒業して、京都へやって来ました。
それまで暮らしていたところは、まあ、はっきり言って田舎です。
京都へ来てビックリしたのが、バス停にある市バスの時刻表。
たとえば〇時~△時の間は、「五分~一〇分間隔」と書いてあるだけです。
特に基幹路線はバンバンやって来ます。
何処から何処までなら複数の系統で行ける、とか、目的地が同じだから途中経路が異なる複数の系統で行けるとか、まあ、便利ですが複雑に思えました。
自分が利用する系統に関しては結構すぐに覚えましたが。
ちなみに私がよく利用していたのは、一〇・二六・五九の各系統でした(わかる人にはすぐわかることでしょう)。
今みたいにネット検索ができない(インターネットが無い!)から、市バスを使う時は専ら旅行情報誌を読んで、経路を頭に入れてから出かけましたね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます