第2話 チャイム
いつも通りうるさいねあの方
タイを結んでもらいながらスーツの男は笑う
そうね、でも腕は確かだから
実害が無いならいいんじゃないのかしら?
近所の人が恐怖するこのスリラー家には秘密があった。
書きかけの文章はここで終わっている。
ねえ、この文章の続きはないの
振り返りギラギラとした笑顔で血まみれの包丁をを持った女は笑う
そうね、あなたもう死んでいるものね。
眼鏡のズレた小太りの男は扉の前で力尽き倒れていた。
あはは、面白い。
こんなものを書いているからあなた私に殺されたのよ。
だって私また……
あらチャイムね、何かしらこんな時間に
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