入学したての頃
あれから半月が経ち、入学式、クラス発表、担任発表など忙しい日々が続いた。高世は持ち前の明るさと「ユニークさ」でいっぱい友達ができた。何もかも順調に進んでるように思えてるうちにあっという間に応援練習初日を迎えた。
当日の3限終了後の昼休み、高世をはじめとする一学年全員は事前に伝えられた目的地であるグラウンドに向かう。到着時、すでにそこには先輩たちらしい複数の男女が仁王立ちしていた。
(ま、予定より少し早く着いたから、もしかしたら誉めてくれるかもな)
多少の期待をしながら、彼らに駆け寄った時、思わぬ言葉が彼らから飛び出した。
「オセェよ!何時だと思ってんだ!?」
高世をはじめとしたクラスメート全員言葉を失った。
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