ヒナトリ・アンティークの別の話

素鼠老じいちゃんの一日

午前7時

起床。

玄米ご飯と味噌汁、卵焼き、漬物。

テレビを見ながら食べる。

デザートにヨーグルト。

居眠りをしたハムスターが穴に落ちて

おしりしか見えなくなるおもしろ動画を見て笑う。

午前8時

公団の公園でのラジオ体操に行く。

みんな顔見知り。

その後近場の喫茶店に行き、バカ話をしてみんなで笑う。

ハムスターの動画は半分ぐらいの人が見ていた。

午前9時

帰宅して洗濯機を回しながら掃除を済ます。

ルンバとはどんなものかと思う。

午前10時

ヒナトリ・アンティークに行く。

よちよち歩き出した雄介は無茶苦茶可愛い。

要するにお守り。

午後0時

空木が用意した昼ご飯を食べる。

雄介にも離乳食を食べさせる。

最近自分で手に持って食べるようになった。

無茶苦茶可愛い。

午後1時

雄介が昼寝したので店を見る。

相変わらずヒナトリはでかい。

午後2時

築（つき）ノ宮（みや）が来る。

最近は時間があれば来る。

店の奥に入ってしばらくすると雄介の泣声がする。

空木が「もう彬史（あきふみ）さん、ダメでしょ。」と言う。

つついて起こしたらしい。

雄介は小さくてカワイイから仕方ないと素鼠老（すねろう）は思う。

午後4時

ヒナトリ・アンティークから帰る。

途中スーパーで買い物をする。

もしかするとあったかもと思いつつかりんとうを買う。

豆腐とヨーグルトも買う。

ヨーグルトは美味い。

午後5時

かりんとうは二袋あった。

明日ラジオ体操に持って行こうと思う。

みんな食べられるかな。

午後6時

空木が持たせてくれた晩御飯を食べる。

今日は鶏肉の生姜炒めだった。

ヒナトリがたくさん食べるから、

素鼠老さんの分も一緒ですと渡してくれる。

本当にヒナトリはよく喰うと思う。

午後7時

特番の警察24時間を見る。

悪い人が捕まるのでこのような番組は好き。

午後9時

お風呂に入る。すぐ出る。

烏（からす）の行水。

鼠なのに。

午後10時

ラジオを聞きながら寝る。

ヒナトリがメモをしてくれたのでそれを見ながら

30分タイマーをセットする。

布団が温かくて気持ちが良いのう。

ではGood night！