Sec 2 第17話

 ―――――サンドイッチをかじる、ミリアが――――――咀嚼そしゃくしながら、また顔を上げて周りの様子を見る。


『これで終わりか?』

壇上だんじょうの彼らは、どうやら、まだ希望者きぼうしゃの数に満足していないようだ。

逡巡しゅんじゅんするようなみんなを見渡している。

でも、模擬戦もぎせんをやるなら、希望した4人も加われば充分じゅうぶんな気はするけれど、彼らはもう少しか希望者が欲しいようだ。

最初のデモンストレーション、規模きぼはどれくらいなんだろう?

もし自分たちが実演じつえんざるなら、普通はある程度の様子を見たいと思うものだと思う。

私もそうだし。


それと―――――先ほど手を上げた彼ら4人は『Class - C』の所属しょぞくと言っていた。

ちょっと気になった、というわけじゃないけど、私も彼らの様子を少し見ていた。

この部屋に来る前から、一緒のバスの中とかでも、この集団には『それらしき人たち』がいる気はしていたけれど。


『Class - C』は『EAU』の中でも少し特殊な存在だと思う。

なぜなら、研究施設でもある『リプクマ』との関わりが他の『EAU』の人たちよりも深いからだ。

『リプクマ』では、一般の人などから志望しぼうした人たちを集めて様々な研究、『発現現象はつげんげんしょう』関係の研究をしている。

そんな彼らが行うことは人の世のためになる活動だとして。

『EAU』内で、そんな『リプクマ』の研究に積極的せっきょくてきに協力している特能力者たちが『Class - C』でもある。

その一方で、『Class - C』はその『リプクマ』から志願者しがんしゃを集めて戦闘員エージェントを育成するというもう1つの側面そくめん方針ほうしんがあることが説明されている。


だから、たぶん、EAU内でも『C』の彼らとの面識めんしきがほぼ無いという人も多いと思う。

もちろん、私もふくめてだ。

そんな所から来る『Class - C』の人たちがどういう人達なのか、ここにいる人たちも少なからず興味きょうみがあると思う。

私は、『C』所属の人が実戦に出た、という話を聞いた事が無い。

『EAU』の戦闘員エージェントには戦う能力も必要なのは、大前提だいぜんていだから。

『彼らにはそれができるのか?』と、周りの人たちが関心を持つ点もそこだと思う。

かざらずに言うなら、『共に戦う場合、彼らはどうなのか?』。

『信頼が置ける相手なのか?』、『戦えるのか?』を、冷静れいせいながめようとしている人たちも、中にはいるように見える。


なので今の所、そんな『C』の彼らがこの場で好奇こうきな目で見られているのは当然で。


――――――ふむ。

見た目は、私たちと同年代どうねんだいに近いという感じだ。

戦える・・というか、実戦経験じっせんけいけんがあるかは、よくわからない。

まあ、十中八九じっちゅうはっく、彼らは『特能力者』だろうから、外見だけで総合的そうごうてきな能力を判断はんだんしちゃいけないんだろうけど。

言動げんどうを見ていると独特どくとく雰囲気ふんいきを持っているというか、性格も積極的せっきょくてきという印象で・・・。



――――――『おどし過ぎたか?

面白そうだと殺到さっとうしてもこまるが、肝っ玉タマが無い奴らばかりなのか?』


って、彼、ケプロさんはなんだか、檀上だんじょうで見渡すように、あつがあるような言い方をしていた。

さっきまで、演説スピーチしていた時は真面目まじめで固そうな人、という印象だったけど、見た目通りにそれだけでも無いようだ。

と、周囲の人たちが気が付く、そんな視線の動きを自然と目で追ったミリアも顔を向けて見つけた。


―――――お前たちもか?』

また新しく手を上げた、あそこの人たちが注目を集め始めるようで―――――――

――――ちょぉっと、いいすっかぁあ?」


って、そのなんだか、調子の抜けた声が、聞こえてきた。

えっと。

この場にそぐわない、と一瞬思った、ダルそうな大きめの声だった。

割り込むようにほうられたその声の出所でどころは、『C』の彼ら、最初に手を上げたあの1人・・・。

たしか、『ミリュモ・ル・サラマン』・・って名乗ってたっけ?

1度確認されたのにまた手を上げていて、それから手を大きく振ってアピールしていた。

話し方が独特ユニークでちょっとダルそうな、鼻にかかった声はなんだかわざとなのか、それっぽいひびきだ。

いわゆる、小バカにした感じというか。


「これってぇ、俺たちが指名しめいしたりできるんすかぁ~?」

周りの注目をまた集めながら、彼は言っていた。


『・・何をだ?』

壇上だんじょうのケプロさんの声は冷静れいせいさの中に、怪訝けげんな表情を一瞬だけ見せた気がした。


「相手を、」

「そう、相手を!」

もう1人が答えた、『C』の仲間のアイウェア眼鏡を掛けている彼は『オルビ・マイヤー』って名乗ってたっけ?

ここからは遠目だけどあらためて、そのシンプルな眼鏡めがねは細いフレームが洗練せんれんされたデザインで、知的ちてきな感じはする。

でも、その微妙びみょうあつみの辺りに流線形りゅうせんけいのそれっぽいふくらみがあって、もしかしたらAAD能動補助機などの機能が付いているのかもしれない。

そういうのは大体、目の機能を補助するためのものだ。

それ以外には、単に普段からそれを着けていたい趣味しゅみの人とか。


『君らにはこちらが前もって決めておいた相手とやってもらう予定よていだ・・』

「えぇー?マジっすか?」

「・・だりぃ・・・」


「なんだあいつら・・?」

「遊んでんじゃねぇんだぞ・・?

周囲の、おさえている声が少し聞こえてくる・・あまり歓迎かんげいされていない様子みたいだ。

まあ、あの態度たいどだから、当然だろうけど・・。


『なにか不満ふまんがあるのか?』

「俺ら、『Class - A』の奴らとやれなきゃ意味ないんっすよ~、」


――――――『A』と・・・?


――――あいつら、何言ってんだ?」

「―――――生意気なまいきってレベルじゃあねぇな?」

周りが少し、気が立ち始めているような、異様な雰囲気ふんいきが感じられる。

・・でも、『C』の彼は気にしていないようで、少しニヤついた顔で壇上だんじょうの彼らを見ていた。

彼の他の仲間たちもおどろいてもいないし、動揺どうようしてもいないようで。

たぶん、最初から彼らはそのつもりだったのか・・。


―――――って・・・そう、誰かが静かになって・・次に、周りがざわっとした。


「――――なんだあいつら・・?あの口の利き方・・・?」

「『C』の奴ら・・・」

感情を逆撫さかなでされたような誰かと、周囲の感情がまり始めているのか・・・。


『そうか。』

ただ、相手をするステージ上の彼、ケプロさんは堂々どうどうと変わらず、落ち着いた声だ。

『そいつぁ良かったな。今回は混合こんごうだ。

決定している。

君らも他の隊員と肩を並べ、学べる機会が多くあると・・・―――――――

「―――――ちげぇっすよ、わかってねぇなー」

『・・あ?』

壇上の彼の、少し、声音こわねが変わった気がしたけど・・。

それは、彼の言葉遣いことばづかい態度たいどのせいか。


「俺らがやりたいって言ってんっすよ、」


奔放ほんぽうな人なのか。

『EAU』には適正てきせいテストがあるから。

性格や行動のパターン項目こうもくも・・・『C』でも、そういうのをちゃんとチェックしていると思うけど―――――――


 彼、ミリュモ・ル・サラマンは不遜ふそんな、不敵ふてきな笑みを浮かべていた。

『C』の隊員である彼は、・・隣の仲間のオルビ・マイヤーに肩を押さえられていたが。

「すいません、こいつはたまに口が悪いんで。」

多少の恐縮きょうしゅくした態度を見せていたが。

『・・やりたいだけでは・・、・・・』

壇上だんじょうの彼、ケプロさんがふと、耳元を気にしたようだ。

無線からの声、動きは小さくてもその素振そぶりに見えた。

というか、その『C』の彼らの中で、顔をそむける様に小さくあくびを誤魔化ごまかす彼、確かガリナ・エルポって名乗った彼がそうしていたのも気が付いたけど。

「色々な準備をしてきたんでしょう?つうか、もったいなくないですか?

もっと『選択肢せんたくし』を広げない理由も無くはないかと。」

『・・つまり、何が言いたい?』


ケプロさんが低く抑えた声で、ジロりと見た、その質問しつもんへ。

『C』の彼らは一瞬、笑みを見せた、不敵ふてきな笑みをまた・・・何かをった、かのような表情に見えた。

「『A』のトップ、来てるじゃないですか。」

そう・・・。

「戦う、ってのはどうですか?」

「っていう、スペシャルステージ、よくない?これ?」


ざわ・・っと、ざわついた・・周囲がざわりと・・・戸惑とまどうような、動揺どうようする人たちの息遣いきづかいが大きくふくらむ。


「訓練でしょ?余興よきょうみたいなもんじゃないっすか。

見に来たんでしょ?遊びに来たんですか?

トップとやらなきゃ、意味ないじゃないっすか。

疲れてるとか?昨日も酒飲み過ぎで寝てたとかじゃないっすか?」

「え、そんな奴ら、ヤバいじゃん、勝っちゃうじゃん。」

ステージ上で何かを言いかけた彼、ケプロさんだけど、口を閉じて向こうを見て、何かを確認したようだ――――――


「おまえら、遊びに来てんじゃねぇえんだぞ、おい、」

誰かが人をき分け詰め寄る、彼らの態度に怒ったようだ。


「まどろっこしいんっだよ・・・っ・・」

そう、低い音、かすれ声のようにも聞こえた、押し殺したその声は、今まで口を開かなかった彼、ディーだっけ・・。

彼は小さな声で、うざったそうな、顔をゆがめ、そして正面で対面した彼らとにらみ合う―――――――


「俺ら、そのために来たんだよ。今さらクソ雑魚ざこどもに勝ったって意味ねぇって、」

言い放った、大胆不敵だいたんふてきに。

「ぁあ・・?・・」

「クソ・・・?」

ざわり・・と、ざわつく、さっきよりも大きなどよめきが立つ。


「・・・・」

《クソ雑魚・・ぷふっ・・・》

なんだか、笑っているような様子の彼のそばの仲間、ガリナ・エルポもいるけれど。


「ぉお、ぶっちゃけるなぁ、あいつら・・」

って、隣のガイが、感心なのか、あきれているのか、つぶやいてた。

ガイは頭をいてたけど、私がそれを見ていれば、腕組みをするガイもこっちに気が付いて、いつものように肩を小さくすくめて見せてきた。

ガイもちょっと引いてるのかもしれない。


「勝っちゃうじゃんか?したら?ヤバくねぇ?」

「クソ雑魚に勝ったって意味ねぇ、」

「あぁ?お前ら、誰の事を言ってんだ?おい?」

周囲の、誰かがたまらずイラついた声を上げたようだ。


「やりゃあ、わかる、」

彼、ディーが、そう・・・。


『お前ら、だまれ、』

「お前ら、それ以上言うんじゃあねぇえ、」

「でもさぁ、そういうの、きっちりしといた方が良いっしょ?」

「なんっか、違うんすよね、俺ら、あんたらと、」

『おい、お前ら、』

「なにがだ・・!?」

「本当に、強いのかなぁ?って」

「それそれそれ、それな、」

「んだと、お前ら・・」


「ヌぬぁあぁんんだあぁ、おめええぇえらぁあ、」


って、一回りも二回りも大きな声が突然、ミリアもビクっとちょっとした、大砲たいほうのように周りの人をビクッとさせて。

――――――き分ける様に前へ出て来ていた・・・あの、身体の大きな無精髭ぶしょうひげな彼は・・。

バークさんだ、周囲の制止せいしの声も、おさえようとする人も引きずってちからまかせに前に出てきたようだ。

さっきロヌマたちが名前を言ってた、あのバークさんだ、『A』のリーダーをしている1人で。

えっと、たぶん、『EAU』の中で一番声が大きい、というのがミリアの前から持っている彼への純粋じゅんすいな印象だ。

「まぁさぁかぁ・・!?ケンカ売ってんのかぁあ!??」

って、バークさんが言ってるけど・・まあ、彼らはそうだと思うけれど・・・。

「バークっ、やめとけっておい、」

って、しがみついているのはゴドーさんで、バークさんを止めようとはしている、けど引きずられているようだ。

『バーク、よせ。周りもそいつを止めてろ、』

「はぁぁぁんっ!?おめぇら、ボコボコにされたい、ってことかぁああんん?」

「やんのかこらーっ・・!!?」

って、小さい、バークさんのかげにいたあれは、ロヌマも、大きなバークさんの隣で一緒に息巻いきまいているようだけど・・・。

「なんだこのチビ、」

「ぬぁっ・!?」

ロヌマが、ちょっとショックを受けたようだ。


「え?っつうか、あんた『A』なの?」

「あん?そうだぞぉぅっ、今頃気づいたかぁ?おめぇらぁ、『A』だぞぅっ!俺らはぁあっ。どうだ?ビビりらしたかぁあ!?」

「うわ、マジ・・?」

幻滅げんめつだわぁ、」

「へぇっへっへぇ・・?ぁん?」

得意げに笑ってたバークさんが気が付いて。

「なんだとこるらぁあ!!?」

おこってる。

「ぅうるぁあー!!?」

って、おどろいたりおこったり、ロヌマも、威嚇いかくしてるバークさんとロヌマが同調シンクロしているみたいだ。

「やっちまえー、バークー、ロヌマ―」

そんな2人を適当に周りで応援する無責任むせきにんな人もいるようだ。


「んなの相手にすんじゃないよ、ロヌマっ、」

「ブっ●〇す!」

主にロヌマの方から、きたない言葉も聞こえてきたかもしれないけど。

まあよく聞こえなかったし、周りの影響えいきょうだと思うことにするとして。

「ったく、シン、つかまえといて、離すんじゃないよっ」

とりあえず、バークさんとロヌマを止めようとしている周りの人たちは、彼らを羽交い絞めはがいじめにしようとするだけでせいいっぱいの様だ。


それをニヤニヤ笑っているような『C』の彼らは――――――。

「―――――なんだあいつら・・・?」

「『Class - C』のやつらだろ・・・」

「あの『C』か?研究オタクたちの・・おっと、これ悪口わるくちになるか?」

って、周囲の彼らの声も聞こえてくる。

「よっぽどプライドたけぇらしいなぁ・・?」

「なぁ、『C』って『頭』いじったりしてるって話、本当か?」

「いや、『C』全部があんなのじゃないって、知り合いいるけど――――――」


「――――ぶっははっはっは、」

「言われてるぞ、おい、どうすんだよ、お前ら」

大きな口で笑っている人もいたり、あおって、それが面白い余興よきょうだとでも思っているのか、まるで他人事ひとごとのように・・・。

・・・まあ、他人事ひとごとではあるんだけど。

なんにせよ、この場の収拾しゅうしゅうがつかなくなってきているのは間違いなくて――――――


―――――――壇上だんじょうの彼、進行役のケプロも無言で彼らを見ていたが。

きたなくなってきた彼らから、目線を動かした。

その先はこちらを傍観ぼうかんするように見守みまもっていた責任者せきにんしゃたち、数人の隊長たちやアイフェリアたちの方だ。

そこには今回のイベントの責任者の中である各隊長と、その中にエヴィン・バーダーたちもいる――――動かない――――彼らは静観《せいかん》なのか。


――――――すごい事になってきたな・・?」

って、そんなガイの様子がちょっと楽しそうなので、とりあえずミリアは横目で、ジト目にちょっと見たけれど・・・。


『お前ら、モノには順序じゅんじょってものが・・・――――――』

「―――――えぇ?逃げんの?」

『――――――――ったく・・、』

ステージ上の彼らか、スピーカーを通してため息のような声がれ聞こえてたけど。

周囲の数人の賛同さんどうする仲間たちが、無責任むせきにん応援おうえんしているようだ。


「あいつらなんで、あんなことやりたがってんだ?」

って、こんなさわぎになってても、そばのケイジにはよくわかっていないようだ。

むしろ、面倒めんどうだろ?と言いたげな、そんなケイジはでも、ちょっとは興味をかれたのか、不思議ふしぎが半分といった感じで向こうを見ていた。


まあ。

『C』の彼らのあの言いようだから、『A』である自分達もバークさん達みたいに言い返す側なのかもしれない、って。

ちょっと思ったけど。


「あんたらも『A』なの?」

「いいや『B』だよっ、悪いかよ?」

「俺は『A』だぞぅっ!どうだ?ビビりらしたかぁあ!?」

「うわ、マジ、幻滅げんめつだわぁ、」

「っうぅうぁっせぇえよぉぉおっ、ピーチくぱーちく!うっせええぇええんだよぉお!おまえらぁあぁあ・・!」

「コいやぁあーっ!!?」

って、おどろいたりおこったりしてるバークさんたちだ。


まあ、やっぱり、別にあそこへ加わりたくはないけれど。


・・・中には、そんな彼らを囲むような人達もちょっと、表情がけわしかったり、にらみつけてたり・・・―――――



―――――――・・ぁあ、わかった。』

そう、女性の低い声がした。

マイクへ意図いとせず入った声だったのか、ミリアが気が付いたステージの向こうで、アイフェリアさんが向こうへアイコンタクトを取った横顔を見せながら、前に出て来ていた姿すがたを見つけた。


―――――フぁ・・っと――――息を吸う音と―――――――『傾注けいちゅう――――!!』

はっきりとした重い声、大きい・・・、いや、お腹にく声。

それはビリりっと空気をふるわせた・・―――――・・・その一言が、周囲の動きを止めた。

そう、場を静まり返らせた、一瞬の。

『この場はあずかる、』

って、またどこからか聞こえるスピーカーを通した低い声、向こうにいる隊長の誰かからか。

『その提案ていあん、我々は『いま』、前向きに検討けんとうした。』


って、低音で伝えるその声はどこからか。

『つまり、面白そうだ。』

――――ざわっ・・と、周囲がどよめいたいように。

彼らみんなが、檀上だんじょうを振り返った。


『予定を多少変更する。君たちの要望ようぼうを取り入れる形にしよう』


「・・マぁジか、」

「おいおい、おい・・?」

「うは、めんどくせー・・・」

「――――――マジで予定変更するんですか?」

『ああ、決定した。』


どよめくままに、その場に立っている彼らは・・顔を見合わせ、次に・・発せられるはずの、なにかの言葉を・・・待つ――――――――

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