第426話 〝G・C・H・O〟進撃す
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クーデター軍の戦力は、本拠地である異界迷宮カクリヨの第八階層〝残火の洞窟〟にある〝
「剛浚は昔から規律もいい加減で、私財の没収もしょっちゅうだったのよ。あんな魔王の下でやっていられるか」
「クーデター軍の双首領の片割れである
剛浚は元々欲深い性格ゆえに、〝
「今こそ魔王、六辻剛浚に挑むヒーローが必要だ」
こうしてたかぶった民意は、〝
「あ、あれ? 七罪家残党の
「桃太さんは
あまりにも早すぎる状況の変化は、この状況を作り上げた冒険者組合代表、獅子央孝恵と、勇者パーティ〝
「満勒大将、チャンスだぞ。トータは異世界クマ国に出張中だ。名前を売るなら今だぞ!」
「ヒャッハァ! 師匠が言っていたタイミングが来たんだなっ。ムラサマ、黒騎士、攻めるぜええ」
鉛色髪の巨漢青年、
「わかったでち。さいきょーたる妖刀の力、証明してやるでち。クーデター軍が築いた三つの城、〝
車庫へ向かう満勒に抱き上げられた〝鬼神具〟――日本人形めいた少女に化けた妖刀ムラサマも、両の手を高くあげて賛成した。
「そうとも、トータと冒険者パーティ〝
また出雲桃太の親友であり、いまや副官的立場にいる
「道子さんと久蔵爺さんにも声をかける。野郎ども、合戦の時間だ!」
「「いえええい!」」
――――――――――
あとがき
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