第418話 七罪家と〝K・A・N〟残党の末路
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「はーい、お疲れちゃん。逮捕するよ」
「お、お前は元勇者パーティ〝
冒険者組合代表の
「いざ、〝強敵と書いて
すなわち、かつて
冒険者パーティ〝
「東平孔偉、節操なしの成金野郎め。勢力を転々として恥を知れ!」
「お金が好きなのは否定しないが、テロが嫌いだから〝
孔偉らは、自らの未来を掴むためにも、地球上に残った七罪家と〝
「出雲代表と合流するために迷宮の奥まで来たが、ここでクーデター軍を放置すれば退路を断たれる。かくなる上は
また異界迷宮カクリヨ内でも、かつて〝
「ああもうっ。異世界クマ国へ業夢を助けに行く予定だったが、これじゃミイラ取りがミイラになりかねない。命あっての
「おのれ幸保おおっ。てめえのせいで僕は妻に離縁されて、せっかく補充した
そして、
行き場を失って七罪家に降った元勇者パーティ〝
「ちょいと、亜大。負けたのはともかく、奥羽の家を追い出されたのは自業自得だろ。勝手に奥さんの預金を使ったり宝物を質屋に入れたりと、ずいぶんやらかしたそうじゃないか。離婚にならない方が不思議だよ」
「そうは言いますがね、僕は妻を女として愛していたんじゃない。財布として愛していたんだ」
さしもの朱蘭も、亜大の言動にはドン引きだった。
「うっわ、最低だねえ。燃費が極悪なアタシの〝鬼神具〟
「諦めないでくださいよ。僕も朱蘭様も捕まったが最後、運良く死刑を免れても、元妻の一族に消されちゃいますぜ」
二人は同じ敗残兵との合流を目指して、隠れ家を目指して岩山をウロウロしていたところ、とうとう追手に見つかってしまう。
「「〝
――――――――――
あとがき
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