第五部/第二章 テロリスト団体〝K・A・N〟との戦い
第345話 奇襲部隊制圧?
345
西暦二〇X二年八月一二日午後。
冒険者パーティ〝
「コケケっ。吹っ飛べですわああっ」
「つ、強すぎる!?」
「ただのお飾りじゃなかったのかあ!?」
「勇者パーティである我々が勇者に討たれるなんてええ」
赤い髪を
「詠さん凄いサメーっ。これが空飛ぶニワトリの強さサメーっ」
「ただのニワトリ娘じゃなかったんだ!」
「コケーッ、ニワトリ娘って呼ばないで欲しいですわあ。あ、でも友達ならいいのかな?」
「詠さん、そこで引いちゃだめよっ」
修道服に似たサメの着ぐるみをかぶった
「うそだ、我々はベテランだぞ! お前達のようなガキどもに負けるはずがないっ」
「へえ、異界迷宮カクリヨや異世界クマ国なんて
「だったら貴方達は冒険者じゃなくてただの悪党。ダンジョンという、〝冒険の世界〟で勝てるはずがない。鬼術・〝
「BUNOOOOOO!」
「そんな理屈がああっ」
サイドポニーの目立つ少女、
トドメに琥珀色の体毛を持つ八本足の虎に似た式鬼ブンオーが体当たりして、
「
「そうはいかんサメ。サメ
紗雨は、
「柔道で言うところの、
「ぎゃー、リボン!?」
加えて、担任教師である
「め、メルヘンながら厄介な連携。しかし、要は投げられる距離まで近づかなければいいのでしょう。我らが〝
隊長の
「隙ありなんだサメー。今必殺のおおっ、サメアッパー!」
「それ柔道じゃなくて、ボクシングうううっ」
紗雨は巧みな足捌きで影の槍を避けるや、郅屋の腹から胸を抉るように、ジャンプアッパーを繰り出し、天高くぶっ飛ばす。
「なるほど焔学園二年一組。いや冒険者パーティ〝
――――――――――
あとがき
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