第349話 邪悪なる鈴の音
349
「みなさん、気をつけてください。モロイもまた、東欧に伝わる吸血鬼の名前です」
冒険者育成学校、
額に十字傷を刻まれた少年、
「へんっ、〝
「「紗雨ちゃんを脅かす悪党めっ。〝
「クソガキともがああっ、さっきまでの俺たちと思うなよっ。〝
モヒカンが雄々しい
昆虫に変化させた腕で怪力を発揮し、七罪家の〝勇者の秘奥・
「
「BUNOO!」
「支援は任せて。鬼術・
「〝
またサイドポニーの目立つ少女、
「位置よーし。術を詠唱するぞ」
「弓矢構え。外道共をもう一度のしてやる」
焔学園二年一組の生徒たちは、新たに〝
「ぐひゅひゅ。
しかしながら、
「な、なんて猟奇的なオッサンだ。あれ、力が抜ける」
「頭が痛い。意識が乱れて、〝
鈴の音を聞いた、焔学園二年一組の生徒たちは、まるで電池の切れたラジコンカーのようにがくりと膝をついた。
「今、リボンで回復します」
「林魚君、心紺ちゃん、今、治癒薬を投げるよっ」
担任教師である
「だめだ、変わらない。音で集中できないだけじゃなくて、
「フフフ、驚きましたか? 業夢様の鈴音と、私の霜は呪いだ。怪我じゃないから、治ることもありません!」
「ギャハハっ。これが〝
――――――――――
あとがき
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