24話 とある者たちの会合
024
~帝国貴族街のとある貴族邸の地下で~
コッコッコ
「“闇夜の門番”様と“闇夜の見張り”様はもうお着きで御座います。なのでお急ぎください“闇夜の番人”様」
「今回の会議は、あの2人と一緒なのか」
「そうでございます。今回の会合は、“闇夜の門番”様と“闇夜の見張り”様、“闇夜の番人”様の3人で御座います。」
「私の招待状には、“闇夜の宮”様も参加されることになっているから私も来たのだが、どうなっているのか確認してこい。」
「“闇夜の番人”様“。”闇夜の門番”様よりお手紙がございます。」
「何故先にそれを、渡さないのだ。今すぐ私にそれを寄越せ。」
「申し訳ございません。」
「お前が早く渡さないから、私は手紙を部屋の前で読まなくてはいけなくなったではないか。」
~手紙の内容~
久しいな“闇夜の番人”社交界では、よく会うがそれぞれの裏の顔で直接会うのは、3年ぶり位ではないか。お前の事だから私が、“闇夜の宮”様も参加すると言ってお前をこの会合に誘った事を案内人、八つ当たりしているのではないか。すぐに人に八つ当たりするのは、お前の悪い癖だから改めた方が良いと思うぞ。
それでは、又この後の会合で会おう。
お前の親愛なる友人であり同士でもある”闇夜の門番“より
~会合開始~
「“闇夜の見張り”・“闇夜の番人”私の会合の提案に、応じてくれたありがとう感謝する。おっと“闇夜の番人”は、私の巧妙なテクニックに引っかかって参加したのだったな。だから、私の提案に応じてくれたのは“闇夜の見張り”だけだったな。」
「”闇夜の門番““闇夜の宮”様の名前を、使って私を呼び出した事のどこが巧妙なテクニックなんだ?それと“闇夜の宮”様の名前を、使って私をおびき寄せてこさせたとしても、私がお前の提案に賛同して参加したことには、変わりがないのでさっきの言葉は、訂正しろ。」
「時間がもったいないので、そろそろ始めてもらいたいのだが”闇夜の門番“?“闇夜の番人”?」
「“闇夜の見張り”の言う通り、時間がもったいないからさっさと会合を始めるぞ。それと、“闇夜の番人”私の提案に賛成し会合に参加してくれてことに感謝する。」
「“闇夜の門人”こちらこそすまんな。この頃、疲れやストレスが溜まっているみたいなんだ。」
「気を取り直して、ここに闇夜の会の会合を開催する。」
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