23話 子爵邸での生活の裏で2
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他にも2人には、共通しておかしな点がありリーター当家庇護人は、全然違うのですがシェーン当家庇護人の方は、懐かしいような魔力がします。何の魔力地懐かしいかは、分からないので詳しくは、言えませんがもしかしたら私の一族の血縁者なのかもしれませんね。私の一族は、代々王系や王家の主君に仕える、優秀な執事を輩出する一家なのでシェーン当家庇護人がリーター当家庇護人に礼儀を教えるまたは、身につくように誘導していたとしたら2人の監視対象の礼儀作法の良さと、王系の貴族家セタース子爵家に仕える私の姿が、見えないことを警戒してあえて礼儀作法を下手にしていると言う、筋が通るので分からなくもないですが何か腑に落ちません。
それとどうでもいいが、セスタース公爵家のブトメシュ執事も私と同じセズタース家の者だった。ブトメシュ執事が、この2日で喋った一言が、
「お前も、セズタース家の者か」
だった。このセズタース家の事を知っているものは、帝王と仕える王系の貴族家の当主のみしか知らないので、ブトメシュ執事も私と同じセズタース家の者だとすぐに分かった。
~帝国某所~
「セタース=フローラ子爵の誘拐に失敗しただとそんな馬鹿な。あいつらは、どうなった。」
「どちらも死にました。」
「誰に妨害されたのだ?王都軍は、私が出した火や魔物の駆除で出れなかったはずだが。」
「たまたま同時に誘拐した少年達があいつ等に襲い掛かり、戦っている途中で戦争帰りのセスタース公爵が発見しました。」
「どうして、女一人にそんなに手惑うんだ。今度は、絶対に捕まえてこい」
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