4話とある少年へ
004
勇者が死んだ日その勇者となる器はある一人の男に宿ろうとしていた又成長したときに大きな力を持てるように深い眠りについた。
~帝国の軍議で~
対魔物軍の調査部隊からの報告がもたらされた
「報告いたします。対魔物軍の死者は1200名ほどしか見つけられませんでした魔物に食べられて無くなった数を考えても1500名ほどしか確認できませんでした。」
「ご苦労であった。このことは、口外厳禁だ。もう下がってよい。」
「失礼します。」
「全滅ではないのか?残りは何処に行ってしまったのか。」
「残りを探しますか?」
「いや探さなくてもよい。それよりも王都内で、この話が広まらないように情報操作を行え。新勇者様が見つかるまでは勇者様は生きており帝国の所有の建物で療養中とする。国民に広がる前に何としてでも新勇者様を見つけろ。」
~帝国某所~
村人「大丈夫かい君。」
???「お爺さん大丈夫です。この血は私のではなく私を助けてくれた人たちの血なので。」
村人「なんとその、その助けてくれた人達は何処にいるのだ?」
???「少し前にリザードマンの群れに襲われ自分を助けてくれるために戦ってくれています。」
村人「嬢ちゃん名前は?」
フリッジ「フリッジです。」
村人「フリッジお父さんやお母さんはここにいるのかな?」
フリッジ「もうみんな殺されちゃったからもうみんないないの。」
村人「誰が助けてくれた人なのかな?」
フリッジ「えーっと王都の対まものぐん?っていう人たちがインファン街道から助けてくれたの」
村人「王都軍がそうか王都軍が助けに来てくれたのか」
フリッジ「どうしたのおじいちゃん?」
村人「いや何でもないよ。嬢ちゃんは親戚とかはいるのかな?」
フリッジ「いますがどこにいるのかわかりません。それに一人で歩けません」
村人「嬢ちゃんおじさんの家の子にならないかい?」
フリッジ「お爺さん育ててくれるの?もう森で怖い思いをしなくてもいいの?」
村人「そうだ。森で怖い思いにもならないし誰も死ぬことはないよ。」
フリッジ「リーターやヒョウキィーは居る?」
村人「リーター?ヒョウキィー?それは死んだお友達かな?」
フリッジ「うんん。違うよ。フリッジと一緒に逃げたお友達なのリーターは王都のこじいん?っていうところに行ったのあとねヒョウキィーはヒョウキィーの親戚のおうちに行ったのみんな元気かな?」
村人「そのうち会えるといいねさあお嬢ちゃんおうちに帰ろう今夜は晩餐だよ。」
フリッジ「うん」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます