どこか影を持っている子達が願いを叶えるため、影法師という者たちの自由のため光源になって、同じ光源同士が出会ってレリックという者たちに立ち向かうというのが物語の超大まかなあらすじ。
肝心の中身ですが、こんな淡白な説明では想像できない程悲しく面白いものでした。この感情どう表現したらいいのか…なので読んで欲しいという他ありません。
タロットカードをモチーフにしてらっしゃるようで、興味のある方は是非。またその辺を読了後に考えるのも楽しいです。
登場する全てのキャラが個性的で、お気に入りの子ができるという楽しみもあります。というか、是非見つけて欲しいものです。
また言い回しや言葉がとても素敵。戦闘描写も詩を読んでいるかの様。
本当に出会えてよかった作品。読み終えてなんだか心がぽかぽかしました。