第2話 初めての恋人と呼べる人

高校1年生である自分が終わり、高校2年生になるころに初めて本当に彼氏と呼べる人が出来た。ちゃんと愛情をもってお付き合いできる相手ね。


この彼氏との出会いというのは素敵なものだったんだ。


彼の方が私に一目ぼれをしてくれて、彼が通っている高校にいる私の中学校の同級生に私の自宅の連絡先を聞き、突然電話をしてくれた。


今の時代であると、ストーカーに認定されてしまうかもしれないですね。


当時の私は、それが初めて相手から好意を寄せてもらい、ストレートに恋愛感情を伝えてもらった事だったので、数回の電話で話をし、その後恋人としてお付き合いをすることにした。


愛されているって自分に自信をくれるよね。


とても素敵な方で、1つ年齢は上の方。

凄く愛情をもってお付き合いを始めたんだけど、この彼とのお付き合いから

少しづつ普通の高校生ではない生活と関わるようになったんだ。


といっても、まあデートは普通にして、ほぼ彼の自宅で過ごす事が多かったけど、この彼もパンクバンドの繋がりでもあったの。


一目ぼれはライブハウスで、偶然居合わせたみたいで、その時に私しか考えれなくなったんだって。


そして、その彼は、地域では有名と言えるチーマーグループの一人だった。

仲間が集まって面白い事をする。

チーマーって印象悪いけど、毎日をつまらないと感じている人の集まりみたいなものだと、今考えればそう思うな。


毎日夕方を過ぎると、皆で集まり、ちょっとしたいたずらをしていた。

駅で花火したり、無免許で原付乗ったり。

その結果、警察に追い掛け回されることも日常の事となったね。


その地域の警察に目の敵の様にされていたので、よく警察の方とお話もすることがあって、警察ともフレンドリーに話すようになってた。


グループの集まりに参加する頃には高校2年生になっていて、高校2年生の時期は、初めてできた本当の彼氏も高校に通っていたので、私もちゃんと学校に行ってた。

学校が楽しいとは思えないけど、一応友達もいたからね。


グループで集まらない日は二人で彼の家で過ごし、彼の母親の作る、かなりおいしい料理をいただき、帰りは彼の父親に自宅に送ってもらうという楽しいお付き合い。


彼の、両親がパチンコが好きで、仕事を終えて夕食を作ってくれてから夫婦でパチンコに行く事が多かったので、そのパチンコ屋さんに行き一緒にパチンコを打つ事も多かった。

これが、意外と当たるからバイトしなくてもお金は多少あった。


ギャンブルとしてのめりこむ事はなかったけど、パチンコを遊びとして楽しくしていた。新台入れ替えとか学校休んで並んだりしてたけどね。自分のお金は一切使っていないからさらに楽しかった。


パチンコ以外にも、よくデートで競馬も行ってた。

予想屋さんに予想を聞かれるくらい、地方競馬の予想を当ててたものだから、お金はあるんだよね。


そういう、デートとか付き合い方が普通なんだろうなって思ってた。

初めての、ちゃんとした彼氏と呼べる人とのお付き合いなので、これが恋人としてのお付き合いで普通なんだな~って。


SEXも、会うほぼ毎回していました。1,2回が普通かな?

特別に変なプレイはしていないですが、愛情あるSEXが出来てたから幸せだったよ。


彼と、SEXを始めてする時に、彼に

「経験人数何人いる?」と聞かれて「1人いるよ」というと、彼は初めてではない事にショックを受けてしまった。


簡単に体の関係を持つ事は好きな人にショックを与えるんだ・・・


それを知った時には遅かったわけ。

彼とお付き合いを始めてからは彼としかSEXをしていなかったので、それで落ち着いていった。この頃はね。


夜、自宅に帰る時も遅くなりすぎない様にと、彼の父親が23時頃になると家に車で送ってくれるんだけど最初は父親の運転する車に緊張もしてた。


ある意味健全ではあるお付き合いが出来ていたのですが、この彼とのおつきあいが徐々に、夜遊びが当たり前に進んでいくの。




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