ダイチという少年について


◆ 「9-20 幕間:思案する女 (4) - ミサゴと夢」より


 トムゼンの屋敷まで子爵を送ったあと、ウルスラとロアは兵団の訓練を少し見た。

 魔導師たちはまだまだ戦場では後方にいるべき逸材ばかりだったが、その中でもマシだったのが、例の賊っぽい新兵たちの1人だったのは何とも言いようがなかった。


 空間魔法の才能が種族・先祖を問わず誰にでも芽生える例は極端だが、魔導士は兵士に比べると見かけによらないことがままある。

 だとしても賊の風体で兵団魔導士の主力になられるのは正直複雑な心境だった。人のこと言えないな、とウルスラはロアに思う。


 晩餐時になり、ウルスラはロアとともにとある食事処に行く。


 食事をするには宿泊している屋敷に戻ればいい話なのだが、ウルスラは今日はそこそこの料理を味わいたい気分だった。

 昔の薄汚い自分に触れたからかもしれない。豪勢な食事には慣れたものだし美味しく食しているが、稀に拒絶感を催し、最悪吐いてしまうことがある。


 <酔っぱらったネズミ亭>は限られた者しか入れない店だ。変わり者の貴族や金持ち、“人嫌い”の者向けの店。七星には評判はいいらしい。

 店の見た目はたいしたことはないし、料理のレベルもそれなりだが、密やかに確かな縁が結べる場所として知られていた。また、地方の酒や珍味の類がたまに出されてることがあり、これは客に評判だった。


 古ぼけた店のドアを押し開けると、意外な顔ぶれが揃っていた。


「お、ウルスラじゃないか」


 手を挙げてウルスラに呼びかけたのは、<七影魔導連>は戦斧名士ラブリュスの隊長ハンツ・ホイツフェラーだった。

 同席しているのは同じく戦斧名士の副官ラディスラウス、それから<七星の大剣>は陣風騎長ストームライダーの隊長ブラナリと副官のヴェンデルだ。テーブルには食事や酒がある。


「珍しい組み合わせですね」


 ウルスラの知る限りでは、ハンツとブラナリはあまり相性の良くない組み合わせだ。主にブラナリのせいだが。


「たまには安酒でもと思ってな。そうしたら彼らがいたんだ」


 ブラナリを見てみると、彼は酒に静かに口をつけただけだった。


 ハンツが長イスを1人分開けたので、ウルスラは促されるままに座る。ロアはヴェンデルの横に座った。


「今面白い話をしてたところなんだ。なあ、ブラナリ?」


 ハンツはいくぶん茶化すようにそう訊ねる。だが、対面の男は一度目線を合わせただけで「どうだかな」と短い言葉でそっけなく応じただけだった。

 ハンツは肩をすくめて、「こいつは信じてないんだ、俺の話を。まったくな」とウルスラに片眉をあげて同情を求める素振りを見せた。


「何の話をしてたんです?」


 取り持ち役になる予感を覚えながらウルスラはそう訊ねる。


「俺よりも腕の立つ奴がいたって話さ」


 ウルスラは眉をひそめそうになった。


 副官以上というならまだ分かる。貴重な逸材を見つけたとして、ウルスラも好奇心をそそられる相手になることだろう。ただ、隊長格の自分たちよりも上となると少々というか現実味がない。

 だが、ウルスラはすぐに1人の人物を思い浮かべた。もっとも腕が立つのは魔導士としてだ。魔法はたいして使えないハンツをして自分よりも腕が立つと言わせる類の人物ではないだろう。


「どのような方?」

「会合に俺が連れてきた少年がいただろう? 彼だよ」


 ウルスラはつい、「ほんとに?」と疑念を込めて反射的に訊ねてしまった。あり得ない話だった。


「はっは。君でもみなと同じ反応を見せるんだな。――本当のことだ。俺とダイチは手合わせをしたからな。ラディスラウスも見ている」


 ハンツはジョッキをあおりながらそう語った。ラディスラウスを見れば、「本当です」といくぶん苦い顔で同意される。


 ラディスラウスは堅気な老将だ。ハンツが冗談を言うのはともかく、ラディスラウスは冗談をあまり言うたちではない。

 仮にハンツの茶目っ気により冗談を強いられたのなら、相応に“下手くそな仕草”があることだろう。老人、それも堅気な老将に嘘をつかせるのは骨が折れるものだ。しかしラディスラウスにはまったく嘘を言っている素振りはなかった。


「手合わせはどんな内容だったの?」

「ハンツ様の体のどこかに触れたら勝ち、という内容ですな。我が戦斧名士では隊員の実力問わずたまにやる立ち合いです。一見児戯のような立ち合い稽古ですが、斧使いには大味すぎる戦い方をする者が多かったことを危惧し、先々代が考案した修練法です。学のない者にも間合いの管理の重要性を分かりやすく伝えるための」


 ハンツはアゴを動かして同意する。


 ラディスラウスは大味すぎると言葉を柔らかくしたが、その言葉の意味はウルスラもよく理解ができた。

 戦斧名士隊は木こりから隊員を徴兵することもある、貴族主義の七影でも変わり種の部隊だ。木しか切ってこなかった者が間合いの重要さ、すなわち「戦い方」を知るわけがない。木こりたちは農民とさほど変わらないので当然学もない。


 これはディーター伯爵をはじめとして多くの人がイノームオークたちの戦いっぷりを不安がる理由でもある。

 オークは斧使いが多く、斧使いの戦い方は戦略性に乏しく、総じて戦斧名士隊以外の斧使いは相対的に兵士としての信頼度は低くなりがちだからだ。


「一度目はスキルなしで行い、彼は触れました。《瞬歩》によってハンツ様の背後を取り、右後方から首を指先で触れて。私などでは目で追えないほどの速さでした。……2度目はハンツ様は《瞬筋》を用いましたが、同様に左後方から指先を首に突きつけられました」

「腕を少しは動かせたんだがな。彼の《瞬歩》の速さに敵わなかった。速さはアインハードやジョーラを凌ぐだろう」


 ラディスラウスに次いで語るハンツは楽し気だった。いかにも楽しかった思い出でも語る風に。


「あの子が……」


 ウルスラは正直信じられなかった。ハンツは戦場では巨大な斧を振り回す豪快な戦い方をする男だが、かといって懐に入れるかというとまったくそんなことはない。副官以下の者と手合わせをするとよく不動の将となるし、そのことは他の隊長や副官たちもよく知るところでもある。

 彼の雄々しい戦いを敵を退けるだけのものにし、支えているのが、反応速度を一時的だが飛躍的に上げる《瞬筋》。このスキルを破られるとなれば、確かにハンツよりも上手の男というのも頷ける話ではあった。もちろん戦いは速さだけではないのだが。


「ふっ。ま、信じられんのも無理はないがな。惜しいのは彼を兵士にできないことだ」

「そうなのですか?」


 ああ、と頷き、ハンツはジョッキをあおった。

 ベリー感のある甘酸っぱい香りが香った。地酒と言っていたが、テロンドの銘酒――チェリーワインを飲んでいるらしいことにウルスラは気付く。そして彼がオルフェを発つらしいのも思い出した。


「……そういえばオルフェを発つって」

「ああ。それと残念ながら戦う気概も持ち合わせてない。正義の味方にはなれるようだがな」


 戦う意思のない奴は軍にはいらん、とブラナリが半ば吐き捨てるように一蹴した。


「その通りではあるんだがな」


 ブラナリは悪酔いしてるのか知らないが、ウルスラも内心では同意した。


 平凡な体つき、威勢や自信のなさ、そして同席していた彼の身内には少女が3名。

 どこかの名家の子供だとウルスラは踏んでいたが、ハンツを上回った実力を聞かなければ、とても安易に徴兵できる逸材ではない。たとえ、自分よりも魔力量があるとして、魔導士として推挙するのだとしても。


「正義の味方って?」

「ん。フィッタに単身乗り込んだんだよ。屋敷に立てこもっていた<山の剣>の連中以外、全滅させたのは彼だ。まあ、多少他の奴が仕留めていたようだが」


 ウルスラは驚いた。実力ではなく、彼がそのようなことをやってのけたことに。とてもじゃないが……彼がそんなことを断行できる器には思えなかった。

 第一印象だが、彼には剣も戦いも似合わなかったものだった。まだ少年の身だし未来は分からないが、もしかするとバッツクィート子爵以上に。




◆ 「9-21 幕間:思案する女 (5) - 正体」より抜粋


「それにヴィクトルから聞いたんだが、セティシアが占領された後、時間稼ぎで決闘をしていた3名の生首がケプラ騎士団の詰め所に送られたのは知ってると思うが。ダイチも詰め所に来てな。ヴィクトル曰く、詰め所にいたみなを皆殺しにできるような形相と殺意を見せていたそうだ」

「え……」

「もちろん、ヴィクトル含めてな」


 そう言いながらハンツは目線を落とし、どこかやるせない表情を見せた。


 彼のそこら辺の少年と何一つ変わらない体格や穏やかそうな性格に対してまったくかみ合わない話で、理解のしにくい話だった。ハンツは実力を知っているからか訳知り顔だが……。


「彼は使役魔法使いだそうだ」

「……使役魔法?」

「《魔力弾マジックショット》で作成したレイピアで木に見事な穴を開けていてな。俺も使わせてもらったが、あっさり穴が開いたもんだ。切れ味は比較にならないがミスリルのレイピアでも握ってる気分だったな」


 ミスリル? 《魔力弾》で? 《魔力武器化ウェポナイズ》ではなく?

 ウルスラの心境はいよいよ猜疑心で溢れた。


 《魔力弾》で武器を作成すること自体はできなくはない。だがそれはよほどの手練れだ。しかし作るのがミスリル製並みとなるともはやその技術は《魔力武器化》の域になる。《魔力弾》でそんなことが可能なのかと疑わなければならないレベルの話になる。

 1つ確かなのは、ダイチが使役魔法使いないし魔導士としてかなりの逸材であることだ。自分や隊長のルドン・ハイルナートや、魔聖マギのザロモ・イェーガーに勝るとも劣らないほどの。創造系魔法の才能に関しては3名は誰も敵わないだろう。


 ウルスラに好奇心が湧き、そして対抗心と嫉妬心もにわかに沸き起こった。同時に興奮もした。このような逸材は二度と見ないかもしれない。

 そうして彼がミージュリア出の人物である懸念が次いで浮かび、ウルスラの波立った心情は静まってくる。


 かの魔女騎士ヘクサナイトの副隊長だったオリー・ナライエは使役魔法では最高峰の魔導士とされていた人物だ。

 ミージュリアは都市ごと滅び、歴史の幕を閉じた。だが、魔法闘士ヘクサナイトの隊長ガスパルンがそうだったように、外に出ていた生き残りはいる。彼がオリー・ナライエの子供、もしくは関係者である可能性はないわけではないだろう。あまり深入りすべきではないかもしれない。


 ミージュリアに関しては様々なよくない憶測が飛び交っている。憶測の真偽はどれも分からない。


 ただ、あの爆発そのものに関しては教鞭を取れるほどの魔導士なら誰もが似たような見解を持っている。

 威力にせよ、範囲の広さにせよ、あの爆発は“禁忌に触れたレベル”だったとされる。市井で囃されているような、「優れた錬金術師でもあった女王の行きすぎた実験の末路」などという物差しでおよそ語られるレベルではない。


 禁忌が具体的に何かという点では見解はてんでバラバラだったが、魔人の放つ最大の攻撃、対する七竜や眷属たちの最大火力、あるいは文献にいくつか語られている遺失魔法の類というレベルで語る人物も少なくない。

 なんにしてもウルスラの《災火の新星アメイジング・ノヴァ》はもちろん、文献に残されている英傑たちの魔法とは比較にならない代物であるのは確かだ。


 ウルスラとて魔導学の探究者だし、件の爆発について興味がないわけではない。

 だが、とにかく規模が違いすぎた。一部の老魔導士や赤竜教の総督司教などはむやみに語るべからず・触れるべからずという意見を持ち、現在はこのお触れにみなが従っている形だが、ウルスラも始めからそちら寄りだった。探求の結果自分が死ぬことはまだ仕方がないとしても、国を滅ぼしたいわけもない。爆発の真相に迫る現実的な話が何1つない不可解さも、ウルスラの意思を頑なにしていた。


「<山の剣>の連中も魔力装で一網打尽にされていましたな」

「ああ。魔力装を長く伸ばし、一度に8名切り伏せたという話だな」


 魔力装? ダイチの外見は人族だった。獣人ではない。

 もっともダークエルフの従者を連れていたし、白髪の少女も他の種族の血があっても不思議ではない。


 と、ウルスラに「彼は亜人ではないか」という考えが生まれる。話の流れとしてごくごく自然に辿り着くべき場所ではあった。

 亜人にできて人族にできないことはたくさんある。妹が数人分の食事をぺろりと平らげていたのも一応考慮すべきか。


「あの子は人族のように見えました。獣人ではなく。ダークエルフを連れていましたし、白髪の少女の方にしても別の種族の血が混じっているのかも。彼もまた……」

「うむ。俺も人族には見えたんだがな。……俺の正直な意見を言えば」


 ハンツはぐいっとジョッキをあおった。


「ふう。……“どれも事実だった”としか言えないな。彼が安々と俺に勝ち、ヴィクトルに警戒させ、<山の剣>の連中を容易く切り伏せ、そして《魔力弾》も《魔力装》も扱えるやり手の魔導士でもあるという。他の魔法も優れてるようだったからな。……一見耳を疑うような話だが、実際彼は俺の前にいたからな。第一どの話も証言がある」


 ウルスラはテーブルに視線を落とした。


 確かにハンツの言う通り、なかなか馬鹿げた話ではあった。

 魔導士にも剣を扱える器用なタイプはいるが、隊長格を凌いだほどの例はない。前代の隊長にもいなかったはずだ。


 ハンツは仲間に引き込もうとしたようだが、だいたい彼を引き込んだとして、いったいどういった立場に据えればいいのだろうとふとウルスラは思った。

 もちろん彼にだって出来ないことはあるだろうが……使役魔法使いなら魔法闘士ヘクサナイトに加えるのがいいのだろうか?


「ハンツ」


 そんなところでブラナリがハンツを呼んだ。


「なんだ?」

「お前はいつからそんな腑抜けになった?」


 ハンツは眉を上げて、首を傾げた。


「お前は俺が腑抜けになったと見るか?」

「ああ」


 ブラナリは間髪入れずに肯定した。今度は目線をハンツに向けて。ハンツはジョッキを置き、腕を組んだ。


「そいつは兵士ではない」

「ああ。駆け出しの攻略者らしいがな」


 ずいぶん優秀な駆け出しね、とウルスラは内心でついつっこんだ。


「オルフェ人でない可能性も大いにある」

「詳しい素性は明かさなかったが、まあそうだな」

「魔族が幻術を使っている可能性もある」


 魔族か、とハンツは視線を下げた。

 ハンツが魔族である可能性を探ったと思しき様子を見せたようにウルスラもこの可能性について一考した。


 確かに話を聞く限りでは、彼が魔族である可能性はないわけではない。


 彼らは幻術が得意であり、人族社会にもほとんど定着していないため正確な情報を記した文献は少ないが、曰く彼らは肉体の強化はもちろんのこと、魔導士の才も人為的に伸ばせるのだという。

 なら、彼のような戦士としても魔導士としても優れた逸材を生み出すのも可能かもしれない。もし魔族だというなら、彼の少々非現実的な武勇伝は納得できるところではある。


 ブラナリが小さく息を吐いた。


「素性も分からず、味方かどうかも分からない。それもガキだと? そんな相手に現を抜かしてこの先どうするんだ? 負けたのもたるんでたんじゃないか? アマリアはいつ攻めてくるとも限らない。友の死で魂を抜かれたか、ハンツ」

「ブラナリ殿」


 ラディスラウスが口を挟んだ。顔にはいくらか頑ななものがある。


「なんだ」

「閣下とオトマール様は幼い頃より共に切磋琢磨してきた間柄です。勉学も鍛錬もすべてです。家ぐるみでの付き合いでしたし、ひとえに友人関係と言うには」


 ハンツが、「いい。ラディスラウス」と左手を挙げて続きを遮る。そうして身を乗り出して頬杖をついた。


「それでブラナリ。腑抜けた俺に何を求める。ん?」

「出ろ。俺と打ち合え」


 今日は妙につっかかるわね、とウルスラはブラナリに思う。時と場所もあまりよくない。

 静観していた副官のヴェンデルがウルスラの懸念事項を口をした。


「ブラナリ様。ここには今は王の代理がいらっしゃいます」

「だからなんだ? 士気を高めるものにすればいい」

「……というと?」

「見物を許せばいいだろ」


 なるほど、とヴェンデルは納得する素振りを見せたが、すぐに「いや、ですが」と言葉を続けた。


 ヴェンデルが止めたように、ウルスラにも気がかりがあった。確かに士気は上がるかもしれないが、七星と七影の隊長が戦うとなると話は違ってくる。

 両部隊の優劣がつくことはあまりいいことではない。2人や関係者にとってはただの打ち合いかもしれないが、見物する兵士や市井の者は必ずしもそうはとらないだろうし、七星と七影で妙な因縁ができる懸念もある。


 だが、ハンツはヴェンデルの気がかりを無視してブラナリと話を進めた。


「今からか?」

「ああ。なにも真剣で打ち合えと言っているのではない。俺がお前の腑抜けた根性を叩き直すだけだ」


 ブラナリが少しばかり感情を込めているのをウルスラは感じ取った。

 ハンツは、ふっと薄い笑みを浮かべて頬杖を解いた。


「言ってくれる。ここには手合わせ用の斧はあるのか? 両手で扱うでかいのだぞ」

「バルディッシュはあったはずだ」

「バルディッシュか……。まあいいだろう」

「実力を出し切れないか?」

「ふん。槍はすべて振るえる。いついかなる時でもな」


 乗り気になったハンツを横目に、ウルスラはブラナリの心境の変化が少し気になった。

 ハンツに突っかかった別の理由がなにかあるんだろうかと。


 とはいえ、ブラナリの心情を察するほど難しいこともなかなかない。ウルスラは長年ブラナリと付き合いがあるが、ブラナリほど心根をおくびにも出さない男もいなかったからだ。

 なんにせよ、2人が親睦を深められるのなら悪い機会ではないのかもしれないと、ウルスラは一応思った。

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