黒魔術を禁じる法=禁術法ができてから、魔法使い業界は人手不足。魔法に関する事件を裁く「魔法執政官」であるエイブラムは、助手のレイラと日々仕事に追われていた。
人手不足のため、自らの足で調査や情報収集をする羽目になりますが、実際に自分の目で現場や被疑者たちを観察することで、事件に対処していく。魔法を一度使うとそれは元には戻せないが、事件に関わった傷ついた人たちに寄り添い、絡まった糸をほぐしていく優しい作品。
連作集でとても読みやすいライトミステリでした。面白かったです!恋愛要素のない男女バディものが好きな方にもおすすめです。