不思議な物

今日もピカは星の川で遊び、キラは座って彼の様子を見てる。


「あっ…!」


キラは慌てて立ち上がり、川の中に入る。

彼女の手に持つ物は川から流れてきた不思議な物。

筒の中に硝子がくっついてる初めて見る道具。


「また流れてきたのか!

今度はどんな物だ!?」


「……まだ分からない。

けど…きっと素敵な物だよ」


普段感情を顕にしないキラが目を輝かせて笑う。キラはクルクルと分からないそれをいじって研究する。

匂いを嗅いだり、色んな所をペタペタ触って、よく見て、キラは考える。

長い時間研究するのでピカはまた遊びに戻った。


ようやく彼女はそれがなんなのか分かった。


「…あ、わかった。」


その声を聴いてピカは慌ててキラの元に行く。


「な、なんだったんだ!キラ!」


ワクワクドキドキしながらピカはキラの説明を待つ。


「これは遠くを見る為の道具だよ。

ほら…細くなってるとこから見ると凄く近く見える」


ピカはキラから受けとったその道具を使った。

遠くて小さく見えてた惑星が道具を使った途端大きく見えた。

ピカは興奮気味におお!と声を出した。


「すごいな!キラ!

これなんて名前なんだ!?」


キラは少し考えたあと


「じゃあ、プーコスって名前にしよう」


プーコスと名ずけたそれは2人の

“不思議なものコレクション“の仲間入りした。

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今日も2人はどこかの宇宙で トラース @Towata0911

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