【予約済】『座銀』のシースー・ヘイラッシャイ

【クラス】ボス

【名称】シースー・ヘイラッシャイ

【種族】ネガ

【性別】なし

【出現場所】エリア0-2:セントラル地下

【強さ】★☆☆☆☆(危険度:★★★★☆)

【武器】勘定


【特殊能力】

『座銀』のネガ結界:

 戦闘時に自身の結界に相手を引きずり込む。外から入ることは出来るが、ネガを倒さない限り結界の外に逃げることは出来ない。

 結界内は老舗の高級寿司店。定員はなく、無限に拡張される。また、結界の中ではあらゆるネタはその鮮度を保ち続ける。使い魔の板前さんがお好みで握ってくれるが、カッパ巻きだけは必ず最後の一貫まで取っておかれる。そのカッパ巻きこそがネガ本体である。


『座銀』の呪詛:

 結界内に客さんがいるかどうかに関わらず、1分に一貫のペースでネタが握られ続ける。ストックが全てなくなるとネガ本体が差し出されてそれで終わりだが、ストックが増え続けて一千億貫に達すると、セントラル行政区にお勘定が請求、強制徴収されてしまう。老舗の高級寿司店のためお値段もかなりのもの。甘めに見て一貫平均1,000円としても100兆円の請求となり、セントラル行政区は財政破綻する。ちなみに日本の2022年度補正後予算における一般会計歳出総額が110兆円ほど。

 また、結界内で食べ切れれば(=ネガを倒せれば)結界ごと呪詛は消滅するため、支払い請求は発生しない。ダイナミック食い逃げである。


『座銀』の使い魔:

 この道一筋40年のベテラン板前さん。いぶし銀の男前。黙々とネタを握ってくれるが、たまに魚に関するウンチクを披露してくれる。攻撃すれば倒せるが、その度に奥から復活して何事もなくネタを握り始める。お仕事熱心なんだね。


【容姿】

 とっても立派なカッパ巻き。最後はお口をさっぱりして貰いたいという気遣いの権化。一噛みで即死するのでお口がさっぱりするだけ。丸呑みしたらお腹壊しちゃう。


【ネガ情報】

このネガは「寿司」。

とってもおいしい。

おなかいっぱいでみんなしあわせ。

こんなにしあわせなら破滅してもいいよね。

幸福と裏返しの破滅を一緒に味あわせる。それがこのネガの全て。


・台詞候補

 なし。使い魔は何故か江戸っ子口調で喋る。


・メタ情報

 プロローグが『始原』の固有魔法フェルラーゲンで生んだ存在。

 めっふぃ曰く、プロローグが感情と勘定を間違えた説が有力。生まれた直後に出会えれば文字通り一口で終わりだが、放置してしまうととんでもないことになる。

 お値段だけあって味はとっても一級品なので、大人数で来ることをオススメ。もしくは度を越した大食いちゃんを連れてくるか。

 ネタはいくらでも増え続けるけど、最後のカッパ巻きを食さないと結界の外に出られないジレンマ。なお、何らかの方法で途中でカッパ巻きを食べたとしても、最後のカッパ巻きだけがネガ本体なので結界からは脱出できない。

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