【予約済】マギア・アンチマギア

【クラス】ボス

【名称】マギア・アンチマギア

【種族】情念の怪物

【職業】海賊頭領

【性別】女性

【出現場所】エリア1-2:コメツブ諸島

【強さ】★★★☆☆

【武器】撲殺昇天マジカル・ナックルダスター

 強く握れば握るほどその硬度が際限なく増していく魔法のナックルダスター。だが、常に魔法を展開しながら戦う彼女にとっては単なるナックルダスターでしかない。


【特殊能力】

固有魔法フェルラーゲン『反魔』:

 自分の半径三メートル以内のありとあらゆる異能を、その強度や特性に関わらず完全に無効化する。遠距離攻撃可能な異能も、『反魔』の領域に入るとその時点で効果を失う。異能に関係ない生まれながらの身体的特徴(ドラゴンの爪や牙など)までは無効化できないが、体質としての異能は問答無用に無効化される。

 アンチマギアは戦闘時に常にこの魔法を展開している。どんな規格外な異能を持つ存在も、彼女の前ではステゴロを挑まざるを得ない。腕っ節に自信がある彼女はこの魔法を最強と信じているが、異能の絡まないライフルなんかで射殺されたらそれまででしかない。


海賊頭領:

 コメツブ諸島周辺を根城にする海賊の頭領。31人の女海賊を引き連れる組織力を有する。略奪自体は無差別ではなく、クリアウォーター海岸のリゾートを経営するお偉いさんの許可を得ながら暴れる私掠船。気分で義賊にもなる。

 後ろ盾もあって組織力も高い海賊団は中々脅威。遠距離から武器で倒すのは極めて有効な戦略だが、配下の海賊たちが容易くさせてはくれないだろう。

 海賊団の名前は『ビーチ・マギア』。彼女含めて32人の海賊団は全員女性で構成されている。


【容姿】

 身長173cm。年齢は28歳。

 コッテコテの海賊装束に亜麻色のポニーテールを振り乱す。左目に黒い眼帯を掛けているが、暗闇に目を慣らしているのとファッションのためなので普通に目は見える。戦闘時には余計な装束は取っ払い、ほとんど下着同然の軽装になる。ボンキュッボンのナイスバデー。


【性格】

 勝ち気で負けず嫌い。自分のステゴロの強さに絶大な自信を有している。技術的には中の上くらいだが、性格から来る粘り強さと爆発力は侮れない。根性だけで海を走れる女傑で、やたら打たれ強い。

 また、人と人との間の立ち回りは巧いが、あまり頭が回るタイプでは無い。そのため頭脳労働はもっぱら部下にぶん投げている。

 ちなみに好みの異性のタイプは頑張り屋さんな年下の男の子。恋愛には奥手でウブ。結婚願望はあるが、言い寄ってくるのは配下の女海賊たちだけ。かなしい。


・台詞候補

「はっ! 私とステゴロかましたいってか!?」

「おらおらおらぁ! 根性魅せやがれ!!」

「こんなんじゃ私は全然満足しないね!」

「こ、ん、じょおおおおおおおお!!!!」

「楽しかったぜ、じゃあな!」


・メタ情報

 海賊業で生計を立てている『マギア』。海に出たのは自分のルーツを知るためだったが、プロローグのあんまりなロクでもなさにその目的はなかったことにした。

 周辺の有力者とうまくやりながらの世知辛い海賊業だが、本人はうまくやっているし特に不満はない。それでもそこそこ恨みは買っていて手配者が出回ってしまう。バトル大好きな彼女にとっては得でしか無かったが。

 異能を無効化しての強制的なステゴロ。異能を武器に戦う者には脅威だが、武器の扱いや体術を鍛え抜いている者にとってはそこまでの脅威ではない。だが、その打たれ強さだけはどうしても侮れない。

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