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2022年11月6日 13:13
楽しかった~~!! Ⅱのジュブナイルから引き続き……(?)本人は真剣な、男子校ノリのⅢでした! 今回は、バインダーでバコンしちゃう天使だとか、体育系な真面目だけどその真面目さゆえになんかちょっと見ていてうわーってなっちゃうようなアレな子が登場してきて、キャラが濃い。(主要人物三人衆はとんでも濃いのでさらにこの謎の三角関係⁇がすごくすきです) 私生活のほうで仕事面がしんどくて息がつまっていたので、突き詰めたらシリアスなネタなんだろうけど、ディーンくんのツッコミが面白くて、さらっと読めてしまうテイスト、重過ぎなくしてくれる作者さまのバランス感覚、神慈悲のおかげで楽しい時間を過ごせました。(というか、ノーランさんの車の匂いって……とか、棘じゃなくてアレじゃねとか、ちょいちょい可愛い、もうなんかディーンくんが好き好き言ってますが本当に可愛い部分とちゃんと男の子な部分あって好きです。変な意味じゃないですよ!汗)あらすじ欄の下ネタってなるほど、そういうことか……とすとんときました。だけど、下品なネタ扱っているわりに作品自体は下品じゃないし、色気むんむんのあのひととの対比されてしまって、余計にあのひとの美麗さが際立ってきていて、いま頭のなかで、クリスコールが鳴りやみません。なんなんだあの冒頭の色気と、中盤からの男子校ネタの混在っぷりは! 表現の幅が広い~~! またクリス回じゃないか、ってくらいに、クリスの魅力(と垂れ流されていく色気)にやれていく話でもあって……信仰って難しいなとも思って……ただ男子校ノリのおかげで軽く読めてしまう作品だけど、ちゃんとシリアスみたいな?芯の部分はあって、軽かずみな作品ではない、だけど、めっちゃ楽しい、という稀有な小説かも……って思っています。 彼自身、もの静かそうに見えて、熱いひとでもあるよなーというのが、「説明」じゃなくて出来事を通して伝わってくるので、ジェレミーとのあれこれのシーンとそのくだりでは、クリスの人柄が出てきて……これは惚れてしまう。危うさを持ちつつも、脆そうなのに、本人の熱さっていうのか、強さっていうのか……なんだろう、このひとは。主人公なだけあって、やっぱり一筋縄ではいかないなあ……と思いました。いや、他のキャラも一筋縄でいかないやつらばっかりで楽しいんですよ!ですけど!クリスはまじでやばかった!みたいな! ラ・ヨローナ事件勃発中、助けに入ったディーンくんが化け物扱いされているとき、登場して、それはディーンだって叫ぶところ。あそこは、なぜかキュンとしれてしまった……。真っ先にそこか! ディーンくんの名前出すところ、クリスぅ……と。なんかちょっと言語化できないのですが、なんか、もう、クリスぅ……。 お話のほうは、エンタメ全振りしているけど、エンタメだけじゃない、みたいな。 シリーズものの醍醐味を味わわせてくださるだけじゃなくて、変化が付いたのもⅢで、ベクトルが今までのものとは違う方向から来たので、ちょっと驚きました。表現の幅が広い…。 あと、最後にディーン推しからのディーン萌えポイントみたいなのが、猛烈にあったりするので、(なんたって男子校ノリだもんね!ディーンくん人称のとき、最高にテンションあがるもん)楽しい、よぉ……。最後、教会のマスコットわんこキャラ化されているシーン(笑)で、ジェレミーが今は人間だもんなっていう発言にちょっとあれってなってるシーンは、彼が彼じゃなかったらそうならないところだと思うので、そういうのが、ちょっと、心に残ったので、なんか、これから先が気になってしまうところです。 人狼って、人狼っていう名前からしてもそうですが、「人」のほうなのか「狼」のほうなのか、引かれたラインのちょうど上に立っているような感じで読んでいるのですが(本当にここは知識なくて申し訳ないです…)、どちらつかずなところが、特にディーンくんには強く感じるので、この「なりそこない」ってところがどう今後影響してくるのか……いまでも影響して彼の人格になってはいるのですが、これだけじゃおさまらないでしょう……(多分絶対なにか企んでいますよね、吉村先生っ!) 進路がどうなるか、みたいな年頃でもあるし、それって、彼の場合、思春期的な進路もあるけれど、生き方としての進路もあるし、多分BL作品としての進路も……あると思うので、そこに人狼としての、と、人間としての、みたいな部分がせめぎあっているのが、どうくるか、みたいなの、も……。(岐路に立つような年齢に設定している時点で絶対何か企んでますよねっ!!) 一番、想像したくて想像するのが怖いのが、彼がクリスの手を借りなくても生活できるようになったあとのクリスとの関係です。どうなっていくんだろうなあ、みたいなのは、めちゃくちゃある……けど、BL作品の「くっついて~頼むからくっついてくれ~」っていう気持ちが、神慈悲にはなくて、かわりに「まだくっつかないで~このまま吸血鬼とにらめっこしていて~」みたいな部分があったりするので、読んでいて。 なんだかんだいって、クリス、ノーランさん、ディーンくんの三人っていうバランスが最高です。ラスト、言い返したクリスってのも最高でした。あと、えっと、三人いて、三人ともやばいけど、いちばんヤバイのはクリスってところも(笑)。 何書いているか、ちょっとコワイ怪文書みたいになってしまいましたが、……執筆お疲れさまでした。 ハイペースで執筆されているのか、ⅠもⅡも、Ⅲまで、あまり間をあけずに読めるので、とてもありがたく思っています。いや、その前にこうして公開して、読めるかたちにしてくださっていることに感謝を伝えねば……いつもありがとうとしかいえていませんが、本当にありがとうございます。 これからも楽しみです、というか、二個目のエンディングがもろに引きだったため、続編待機しなくちゃたまらねえって感じです。ええ、もう、また波乱の予感じゃないですか……しかもこのひと、クリスのこと出していましたが、ええ、どういう……つか、もう妖艶な美女取り扱い注意が出すぎっていうか、これって、その……ええ? いや、一番妖艶な美女は美女じゃないけど、クリスだって、大声でいえますけどね! しっかりとめた襟首とか明らかに禁欲的な姿なのにお前そこから何を垂れ流しているんじゃ!みたいな(笑) パブで不快な肉体的接触っておっしゃっていたけれど、なんかもう、読者として申し訳ないほど、クリスにはやられているので、肉体的接触はしていないけどそれに近い罪悪感感じるくらいです……なんちゃって(苦笑) 美しいなら美しいなりに苦労を背負ってってところが魅力のひとつなのかなとも思うのですが…… ……あ。だからディーンくん人称のときのクリスの描写は読んでいて楽しいのか…な……ふ、複雑な気持ち……。 ああ、もう、書いていてきりがないので、ちょっと、自分の言語能力を呪うしかないのと、でも、それでも、汲み取ってもらえるものがあるかもって思ってこれを送信するボタン押します。毎回、毎回、楽しませていただいているのに……まっとうなこと、なにもいえていないですが、本当に次話、待っています! あと、これから神慈悲ノートも、ありがたく読ませていただきます。 書いてくださり、ありがとうございました……!!ばんばんやっちゃってください! 容赦なく楽しいが詰まっている作品なので、容赦なく書いてくださると読者は喜ぶと思います! というか、自分が、喜ぶ、というか……。 また次に生まれてくる彼らの物語を心待ちにしてます……!!
作者からの返信
IIIを駆け抜けていただいたようで…お疲れ様でした〜‼︎正直ベクトルが違いすぎて(下の方ではなく)「ヤバい…」と思っていたもので。お仕事が大変でいらしたそうで…そうですよね、疲れているときに全編シリアスなミリタリーとかちょっとツラいですよね…。〈神〉が文字通り救いになれればいいんですが…(笑)。いろいろ感想いただいていて、なんか人っていろんなところでツボるんだなあというのが意外で面白いです。こういうのでもキャラ小説っていうのかー、とか、これBLなのかなーとか、書いてる方はよくわかっていなくて(世間とズレているので)…。でも、特にディーンのセリフ集とか、私も見てみたいですよそんなのwwwと思いました。書き手なんですが彼ら=私、ではないので。「何でお前ここでヤらないの?」とも思うんですがこればっかりは…何でしょう守護天使の力か。今回、レビューで「終わりがキレイ」と言っていただいたのがちょっと目から鱗と言いますか、「そういう観点もありなのか」となりました。今は折り返し地点かなというところ(学生生活もあと一年ちょっとか?)ですので、あとは「終わりに向かって走る」という感じですかね…。どこ向かうのかはわかりませんが(笑)。
楽しかった~~!!
Ⅱのジュブナイルから引き続き……(?)本人は真剣な、男子校ノリのⅢでした! 今回は、バインダーでバコンしちゃう天使だとか、体育系な真面目だけどその真面目さゆえになんかちょっと見ていてうわーってなっちゃうようなアレな子が登場してきて、キャラが濃い。(主要人物三人衆はとんでも濃いのでさらにこの謎の三角関係⁇がすごくすきです)
私生活のほうで仕事面がしんどくて息がつまっていたので、突き詰めたらシリアスなネタなんだろうけど、ディーンくんのツッコミが面白くて、さらっと読めてしまうテイスト、重過ぎなくしてくれる作者さまのバランス感覚、神慈悲のおかげで楽しい時間を過ごせました。(というか、ノーランさんの車の匂いって……とか、棘じゃなくてアレじゃねとか、ちょいちょい可愛い、もうなんかディーンくんが好き好き言ってますが本当に可愛い部分とちゃんと男の子な部分あって好きです。変な意味じゃないですよ!汗)あらすじ欄の下ネタってなるほど、そういうことか……とすとんときました。だけど、下品なネタ扱っているわりに作品自体は下品じゃないし、色気むんむんのあのひととの対比されてしまって、余計にあのひとの美麗さが際立ってきていて、いま頭のなかで、クリスコールが鳴りやみません。なんなんだあの冒頭の色気と、中盤からの男子校ネタの混在っぷりは! 表現の幅が広い~~!
またクリス回じゃないか、ってくらいに、クリスの魅力(と垂れ流されていく色気)にやれていく話でもあって……信仰って難しいなとも思って……ただ男子校ノリのおかげで軽く読めてしまう作品だけど、ちゃんとシリアスみたいな?芯の部分はあって、軽かずみな作品ではない、だけど、めっちゃ楽しい、という稀有な小説かも……って思っています。
彼自身、もの静かそうに見えて、熱いひとでもあるよなーというのが、「説明」じゃなくて出来事を通して伝わってくるので、ジェレミーとのあれこれのシーンとそのくだりでは、クリスの人柄が出てきて……これは惚れてしまう。危うさを持ちつつも、脆そうなのに、本人の熱さっていうのか、強さっていうのか……なんだろう、このひとは。主人公なだけあって、やっぱり一筋縄ではいかないなあ……と思いました。いや、他のキャラも一筋縄でいかないやつらばっかりで楽しいんですよ!ですけど!クリスはまじでやばかった!みたいな!
ラ・ヨローナ事件勃発中、助けに入ったディーンくんが化け物扱いされているとき、登場して、それはディーンだって叫ぶところ。あそこは、なぜかキュンとしれてしまった……。真っ先にそこか! ディーンくんの名前出すところ、クリスぅ……と。なんかちょっと言語化できないのですが、なんか、もう、クリスぅ……。
お話のほうは、エンタメ全振りしているけど、エンタメだけじゃない、みたいな。
シリーズものの醍醐味を味わわせてくださるだけじゃなくて、変化が付いたのもⅢで、ベクトルが今までのものとは違う方向から来たので、ちょっと驚きました。表現の幅が広い…。
あと、最後にディーン推しからのディーン萌えポイントみたいなのが、猛烈にあったりするので、(なんたって男子校ノリだもんね!ディーンくん人称のとき、最高にテンションあがるもん)楽しい、よぉ……。最後、教会のマスコットわんこキャラ化されているシーン(笑)で、ジェレミーが今は人間だもんなっていう発言にちょっとあれってなってるシーンは、彼が彼じゃなかったらそうならないところだと思うので、そういうのが、ちょっと、心に残ったので、なんか、これから先が気になってしまうところです。
人狼って、人狼っていう名前からしてもそうですが、「人」のほうなのか「狼」のほうなのか、引かれたラインのちょうど上に立っているような感じで読んでいるのですが(本当にここは知識なくて申し訳ないです…)、どちらつかずなところが、特にディーンくんには強く感じるので、この「なりそこない」ってところがどう今後影響してくるのか……いまでも影響して彼の人格になってはいるのですが、これだけじゃおさまらないでしょう……(多分絶対なにか企んでいますよね、吉村先生っ!)
進路がどうなるか、みたいな年頃でもあるし、それって、彼の場合、思春期的な進路もあるけれど、生き方としての進路もあるし、多分BL作品としての進路も……あると思うので、そこに人狼としての、と、人間としての、みたいな部分がせめぎあっているのが、どうくるか、みたいなの、も……。(岐路に立つような年齢に設定している時点で絶対何か企んでますよねっ!!)
一番、想像したくて想像するのが怖いのが、彼がクリスの手を借りなくても生活できるようになったあとのクリスとの関係です。どうなっていくんだろうなあ、みたいなのは、めちゃくちゃある……けど、BL作品の「くっついて~頼むからくっついてくれ~」っていう気持ちが、神慈悲にはなくて、かわりに「まだくっつかないで~このまま吸血鬼とにらめっこしていて~」みたいな部分があったりするので、読んでいて。
なんだかんだいって、クリス、ノーランさん、ディーンくんの三人っていうバランスが最高です。ラスト、言い返したクリスってのも最高でした。あと、えっと、三人いて、三人ともやばいけど、いちばんヤバイのはクリスってところも(笑)。
何書いているか、ちょっとコワイ怪文書みたいになってしまいましたが、……執筆お疲れさまでした。
ハイペースで執筆されているのか、ⅠもⅡも、Ⅲまで、あまり間をあけずに読めるので、とてもありがたく思っています。いや、その前にこうして公開して、読めるかたちにしてくださっていることに感謝を伝えねば……いつもありがとうとしかいえていませんが、本当にありがとうございます。
これからも楽しみです、というか、二個目のエンディングがもろに引きだったため、続編待機しなくちゃたまらねえって感じです。ええ、もう、また波乱の予感じゃないですか……しかもこのひと、クリスのこと出していましたが、ええ、どういう……つか、もう妖艶な美女取り扱い注意が出すぎっていうか、これって、その……ええ?
いや、一番妖艶な美女は美女じゃないけど、クリスだって、大声でいえますけどね! しっかりとめた襟首とか明らかに禁欲的な姿なのにお前そこから何を垂れ流しているんじゃ!みたいな(笑) パブで不快な肉体的接触っておっしゃっていたけれど、なんかもう、読者として申し訳ないほど、クリスにはやられているので、肉体的接触はしていないけどそれに近い罪悪感感じるくらいです……なんちゃって(苦笑) 美しいなら美しいなりに苦労を背負ってってところが魅力のひとつなのかなとも思うのですが……
……あ。だからディーンくん人称のときのクリスの描写は読んでいて楽しいのか…な……ふ、複雑な気持ち……。
ああ、もう、書いていてきりがないので、ちょっと、自分の言語能力を呪うしかないのと、でも、それでも、汲み取ってもらえるものがあるかもって思ってこれを送信するボタン押します。毎回、毎回、楽しませていただいているのに……まっとうなこと、なにもいえていないですが、本当に次話、待っています! あと、これから神慈悲ノートも、ありがたく読ませていただきます。
書いてくださり、ありがとうございました……!!ばんばんやっちゃってください! 容赦なく楽しいが詰まっている作品なので、容赦なく書いてくださると読者は喜ぶと思います! というか、自分が、喜ぶ、というか……。
また次に生まれてくる彼らの物語を心待ちにしてます……!!
作者からの返信
IIIを駆け抜けていただいたようで…お疲れ様でした〜‼︎
正直ベクトルが違いすぎて(下の方ではなく)「ヤバい…」と思っていたもので。
お仕事が大変でいらしたそうで…そうですよね、疲れているときに全編シリアスなミリタリーとかちょっとツラいですよね…。〈神〉が文字通り救いになれればいいんですが…(笑)。
いろいろ感想いただいていて、なんか人っていろんなところでツボるんだなあというのが意外で面白いです。こういうのでもキャラ小説っていうのかー、とか、これBLなのかなーとか、書いてる方はよくわかっていなくて(世間とズレているので)…。でも、特にディーンのセリフ集とか、私も見てみたいですよそんなのwwwと思いました。書き手なんですが彼ら=私、ではないので。
「何でお前ここでヤらないの?」とも思うんですがこればっかりは…何でしょう守護天使の力か。
今回、レビューで「終わりがキレイ」と言っていただいたのがちょっと目から鱗と言いますか、「そういう観点もありなのか」となりました。
今は折り返し地点かなというところ(学生生活もあと一年ちょっとか?)ですので、あとは「終わりに向かって走る」という感じですかね…。どこ向かうのかはわかりませんが(笑)。