3:頼れるお兄ちゃん by弟 ② カッコイイ

涼雅視点

こんにちは、波澄涼雅です!

僕には祐哉お兄ちゃんという頼りになってカッコイイお兄ちゃんがいます。

今回はそんな兄ちゃんの話をします!!


◆◇◆◇◆


ピーンポーン

あ!兄ちゃんが帰ってきた!!


「ただいま!」

「お帰んなさい兄ちゃん!!」


お出迎えをするととっても嬉しそうに笑ってくれます。


「んーやる事無いなぁ……」


今日は珍しくやる事が無くて暇な日でした。

すると突然


「りょーうーが!」

「兄ちゃん!?」

「な、今日やる事無いんだろ?それなら久しぶりにどっか行かねぇ?」


誘ってくれるのは久しぶりです。


「うん!じゃあ……バスケしよ!!」

「バスケか…久しぶりだな。いいよ!行こー!!」

「うん!!」

~~~~~


ドンドンドン

ダダダダダ

シュパッ


「兄ちゃん強すぎって」

「そうか?涼雅強くなったな。俺、負かされそうで怖かったぜ」

「ほんと!?やったぁ!」


褒められるのは嬉しいことです。

でもやっぱり兄ちゃんのシュート姿にドリブル姿も全部カッコイイ!

ほんと変装なんかしなきゃいいのに……。

でもあんなことは起こって欲しくないもんな。

うん。

そんな風に僕が考えている事もつゆ知らず、兄ちゃんはいつも通りの調子でゴールに向かってきます。

シュパッ

兄ちゃんがまたシュートしちゃったよ。

今度こそ勝ちたかったのにー!!!!

でも、カッコイイなやっぱり!

そんな兄ちゃんが大好きです!!

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