第3曲 ドラフト会議

ポイント:天国の島

「新入生を獲得する!」

浮遊航空艦のブリッジで楽譜と3時のおやつを広げている恵利上等兵、日髙上等兵、上野曹長とその後ろにいた僕に西野少佐が声高らかに言った。

ちなみに、泥谷軍曹はいつも遅れて来る。つまり現在不在である。

「泥谷軍曹は・・・また遅れているのか・・仕方ない、いや、仕方なくないけど!話を進めるよ!明後日に行われる部活紹介が体育館で多くの新入生を獲得したい」

そう、一週間くらい前に入学式があったのだ。

「「サークラ咲いたら1年生ー!ひーとーりーで行けるかなー」」

仲良く歌っている上野曹長と恵利上等兵をよそに西野少尉は

「中原君は自分のクラスの列で待機ね」

「え!?僕は出られないんですか?」

「当たり前でしょ。音階は正確に弾けるようになった?」

「うっ!」

「低音パートはどうするのお?」

上野曹長が問う。

「心配ないよお。木管がなんとかしてくれるよう」

今年の新入生と僕は同期となる。年齢では僕が先輩だけど。

「そして部活見学期間、入部届提出期限の後に吹奏楽部内で新入生のドラフト会議を行う。もちろん、新入生の楽器の希望を聞いてからだけど」

「ドラフト会議ってなんですか?」

僕が尋ねると、西野少佐が答えてくれた

「今年初開催のイベントだよ。本来は日本のプロ野球の新人獲得のための会議の名称。今回はウエーバー方式を採用。チーム間の戦力の均衡の為に開催される。ルールは一度入部希望者を組織にプールして戦力的に足りないチームから優先的に自分のチームで戦力になりそうな新入生を指名する」

恵利上等兵が

「今の状況的に戦力が足りていないのはパーカッション海兵隊」

上野曹長が付け加える

「パーカッションが最初に指名するう。その次は金管と木管!中原君が金管に入ったから木管との戦力が均衡になったのお」

西野少尉が

「会議にはそれぞれの代表とメンバー4名までが出席。それ以外のメンバー、入部希望者は別室で中継モニターを視聴。」

僕は聞いてみた

「でも、それじゃあ、新入部員の希望は聞かないってことですか?僕は希望するところに入れたのに」

西野少佐は僕を見て

「あんたはイレギュラー。そもそも想定していなかった・・・。大丈夫、部活見学で入部希望者の楽器の適性を見てからこちらも選ぶし。あんただって木管楽器を吹けないのに木管に入ろうとは思わなかったでしょう?それに、こっちは交渉権を獲得するだけだから入部希望者には拒否権もある。」

「それは・・そうですけど」

「私たちは入部希望者の今持っている素質をみて判断する。それだけよ」

そう言って西野少佐は個人練習に向かった。

「あ、ちーちゃん!じゃなかったあ。西野少佐待ってえー」

と言って上野曹長もついて行った。

「じゃ、中原君。またね」

そう言ってトランペットの双剣もどっかに行った。

僕は決められた課題をこなすために黙々と練習した。


部活見学は地上で行われた。

そりゃそうだ。地底世界あるなんて誰も想定していない。びっくりするし、僕も、入部届出したときに秘密保護の同意書にサインを書かされた。5月上旬の晴れた空、C校舎にはたくさんの新入生であふれていた。僕の学校で唯一の文化部ということもあり、女子の参加が多かった。部活見学を見ていたら

「もう!中原君は個人練習っていったでしょ!」

と西野さん(地上ではそう呼んでいる)に言われ、強制撤収させられた。

それから、各チームは新入部員獲得のために奔走した。木管チームは有望そうな子に片っ端から声をかけていった。その子達の教室に行って勧誘するほど。その頃、僕は一人でブッパ、ブッパっとチューバを吹いていた。


・・・・・・部活見学終了後・・・・・・。

「新入部員が・・・・・3人だけ・・・・・」

西野少佐の落ち込む声。いや、僕入れて4人ですよと言いたいけど。

「嘘でしょ!少なすぎる!」

あれだけ有望な新人獲得のために奔走していた長町大佐と益満中佐も驚いていた。

「ドラフトになるの?これ・・・」

松井少尉は乾いた笑い声を出した。

僕は西野少佐に

「吹奏楽部って人気ないんですか?」

と聞いたら

「吹奏楽部が人気ないんじゃなくて、吹奏楽部が人気ないの」

「どうしてですか?」

西野少佐が遠くを見つめて答える。

「うちは県大会のコンクールで万年奨励賞だからね」

「奨励賞?」

「言わば、頑張ったで賞、みたいな感じ。去年、私達が1年生の時も奨励賞だったからね。実績のあるスポーツの部活に負けちゃうのよ」

全日本吹奏楽コンクールとは日本各地該当する地域の吹奏楽連盟に加入し、連盟理事会で毎年発表される指定された課題曲(マーチ曲が2曲、マーチ以外の3曲から吹奏楽チームの編成やレベルによって選ぶ)、自由曲の2曲を選んで参加を申し込む。そして、課題曲と自由曲の2曲の演奏をして審査を受ける。中学生部門があり、全国大会を目指す大人数の名門校はA部門。僕たちの少人数の学校はB部門を選択して出場する。A部門は金賞、銀賞、銅賞で評価される。B部門は優秀賞、奨励賞で評価される。さらに、最優秀賞になると県や地域の代表になることができる。簡単に説明するとこんな感じだ。つまり、僕たちはB部門で優秀賞を取らないといけない。今後の吹奏楽部の存続のために。


ドラフト会議まであと1日。

僕たちは地底世界に戻り、それぞれのパートで作戦会議をした。

西野少佐が壇上にあがる。

「えーっと。みんなも知っての通り、今年の新入部員は3人です。おそらく、今後を考えて各パート、獲得できる人数は1人。じゃあ、その3人をサクッと紹介するよ」

木管パートは益満中佐が紹介していた。わかりやすく、会議室のスクリーンには

「まずは、小野さん。この子は木管楽器、金管楽器、打楽器もできる。学業の成績もいい。私の見た限り、さっぱりとした性格の子」

パーカッションは島埜内(しまのうち)一等兵が細くかわいい声で話していた。

「そして、加藤さん。この子は素直、学業の成績もいい。どこに入っても申し分ない実力を持っている」

西野少佐が

「最後の一人、柳田(やなぎた)さん。この子は・・・普通に良い子!」

最後の子の紹介が雑すぎる。ちなみに、当日は

「僕だけ別室で待機ですか?」

西野少佐が

「そうだよ。他のパートの子達も全員出払うから、たった一人のお留守番だけどよろしくね」

「・・・はい」


ドラフト会議当日。

会場は各勢力の中立地点、地上C校舎の隣の体育館で行われることになった。この日は雨だから体育館を使うバスケ部や、バレー部、グランドを使う野球部やサッカー部も練習がない。一般生徒や教員が下校した夕刻に行われた。司会や係の人は目元をバインダーで覆って黒スーツを着用していた。会場には白い布を掛けられた円卓が3つ置かれてあり、体育館ステージの中央には抽選になったときに使うボックスが置かれていた。

時刻になると、各陣営が地底世界にいる時の式服を身にまとい現れた。最初に登場したのは最強を誇る木管帝国陸軍。参加メンバーは長町大佐、益満中佐、内村大尉、泥谷中尉、守部伍長。次に登場したのは、金管航空宇宙作戦隊。参加メンバーは西野少佐、上野曹長、泥谷軍曹、恵利上等兵、日髙上等兵。その次に登場したのはパーカッション海兵隊。参加メンバーは松井少尉、島埜内一等兵。中原を覗いた中学2年生のメンバー全員がここに集結した。顧問の岩永先生は体育館の後方で見守る。新入部員の3人はC校舎にあるモニターで視聴している。待っている間、各陣営でコソコソと話すだけで、浮ついた様子もなかった。司会のアナウンスが流れる。

「大変長らくお待たせいたしました。これより、第1回ドラフト会議を始めます。・・確認いたしました。各陣営の指名選手を読み上げます。第1巡選択希望選手、パーカッション海兵隊、小野選手」

拍手が上がる。

「第1巡選択希望選手、金管航空宇宙作戦隊、小野選手」

また拍手が上がる。

「第1巡選択希望選手、木管帝国陸軍、小野選手」

3陣営から指名を受けた小野選手。指名が重複した場合、抽選を行う。

「予想通りの展開だね」

西野少佐がメンバーに呟く。各陣営のトップが壇上に上がる。木管帝国陸軍からは長町大佐、金管航空宇宙作戦隊からは西野少佐、パーカッション海兵隊は松井少尉だ。

「最初にパーカッション海兵隊、お願いいたします」

まずは松井少尉が抽選のボックスから封筒を引く、そして係の人に手渡し半分に封を切ってもらい、もう半分を受け取る。

「金管航空宇宙作戦隊、お願いいたします」

次に引いたのは、金管航空宇宙作戦隊の西野少佐、同じ所作を行う。

最後は木管帝国陸軍の長町大佐だ。

「木管帝国陸軍、お願いします」

長町大佐が封筒を受け取る。開封の瞬間がやってきた。果たして、小野選手はパーカッション海兵隊か、金管航空宇宙作戦隊か、木管帝国陸軍か。

「それでは、開けてください」

司会のアナウンスと同時に3陣営のトップが封筒の中にある紙に記載されている内容を確認する。西野少佐が名前の書いてある紙を上に掲げた。交渉権を獲得したのは金管航空宇宙作戦隊だ。

「わぁー!!」

金管パートのメンバーは声を上げて喜んだ。

別室にいる小野選手は驚いた表情をしていた。

「どうぞ、ご後段ください」

司会のアナウンスで3陣営のトップが壇上から降りる。

各陣営からの熱烈な使命の中、交渉権の獲得を手に入れた金管航空宇宙作戦隊リーダーリーダー西野少佐は拳をぶんぶん回しながら金管パートのメンバーがいるテーブルに戻っていった。その後も会議は進み、結果は金管航空宇宙作戦隊は小野選手、木管帝国陸軍は加藤選手、パーカッション海兵隊は柳田選手を獲得した。


ドラフト会議後、会場の撤収が始まっていた。岩永先生は体育館二階の会場全体が見渡せる体育館の放送室にいた。そこに中原が姿を見せた。

「先生、ドラフト会議はどうでした?」

「公平に行われて安心したわ」

「そうですか」

「そっちはどうだったの?」

「ぼちぼちですね」

「そう」

「金管に新人がが入ったわね。よかったじゃない!」

「はい。小野さんは全陣営から指名されましたが、彼女の資質や性格を見れば金管に入るのが彼女にとっての最適解です」

「加藤さんや柳田さんも無事に決まって良かったわ。そう言えば柳田さんとあなたは知り合いよね」

「そうですね。習い事で少し」

「彼女が困っている時は声をかけてあげてね」

「もちろんです」

「中原君、貴方の楽器はチューバに決まったみたいね」

「はい。成り行きですが」

「私はね、チューバが貴方を呼んだと思うの」

「それは・・・」

「他の子達もそれぞれの楽器に選ばれていると私は思うわ」

「・・・僕も、そう思います」

「それじゃあ、時間だから戻るわね」

「お疲れ様です。あっ!先生!」

「なに?中原君」

「一つだけ、質問よろしいですか?」

「いいわよ」

「先生の得意な楽器は何ですか?」

岩永先生は微笑んで言った。

「ホラ貝」

そう言って岩永先生は体育館の放送室

を後にした。わずか、5分間の会話だった。

ドラフト会議から2日後。それぞれの陣営に新入部員が来た。


ポイント:天国の島、浮遊航空艦内

そこには新しい隊服を身に纏った新入部員の姿が。小野さんはスマートなパンツスタイルだ。

「小野です。精一杯頑張ります。よろしくお願いします」

パチパチと拍手の音が鳴り響く。なんていうか、フレッシュ感満載だ。一応僕も新入部員なんだけど。西野少佐が

「みんな!金管パートに有望な新人が2人も入ったよ!1人は私たちとタメだけど」

小野さんが

「そうなんですか!?」

とびっくりする。

「僕は中原、学年は上だけど、君の同期だよ。よろしくね」

「はい!よろしくお願いします」

と握手を交わした。西野少佐が

「よし!一通り自己紹介は済んだね。さて、小野さんの担当楽器を発表します!」

ドラムロールが流れてきそうな発表の仕方だ。

「小野さんの担当楽器は・・・」

ドキドキしているトランペットの双剣、トロンボーンの泥谷軍曹、ホルンの上野曹長。

「トロンボーンです!」

「やった」

と喜ぶ泥谷軍曹、初めての後輩に喜びが隠しきれない。

「よかったね。泥谷さん」

「うん!」

先輩の喜ぶ姿に安堵する小野さん。西野少佐が

「えー。決め手はですね、あたしは中原君の面倒を見ないといけないからユーフォ、チューバは除外。トランペットは双剣に任せとけば問題無し。ホルンは・・・」

後輩が欲しかったと、うるうるした目になる上野曹長。

「ホルンは現状維持という判断をして、小野さんにはトロンボーンを任せることにした」

ガーンとした表情の上野曹長。

「あと、泥谷軍曹とは性格的に相性がいいかなって思ったのも決め手だ」

流石だ。体験入部で小野さんが来た時に、どこに入れたら、誰に任せれば彼女が上手くパフォーマンスを発揮できるかシュミレーションしていたのか。相性が悪ければ辞めてしまう事態が起きる。新入部員が少ない以上、それは避けなければならない。西野少佐は人事のスキルもあるのか。

各自の紹介後、小野さんはお手洗いに行くと言ってデッキを出た。彼女は窓から見える地下世界の空の光景に目を奪われていた。

「驚くよね、こんな世界があるなんて」

僕は小野さんに話しかけた。彼女は一歩引いて答える。

「・・・はい。ここに連れてこられた時、ドキドキしましたけど、今はここの吹奏楽部に入って良かったと思います」

「それは、よかった。泥谷軍曹とこれから練習?」

「はい。泥谷軍曹はどんな人ですか?」

「君が感じているように、とっても優しい人だよ」

「そうですか。よかったです」

「それじゃあね。僕たちは同期だから何か困った事があれば話してね」

「あっ、はい!ありがとうございます」


ポイント:じゅげむ

ピラミッド内に和室があって、洋風のテーブルが置かれていた。何でもありの空間で、パーカッション海兵隊のメンバーが集まっていた。松井少尉がにこやかに

「歓迎ー」

と言うと島埜内一等兵が

「歓迎ー」

と続いて言った。松井少尉が

「ところで、柳田さんは隊服はどうする?」

「えっ!?」

隊服の会議をしていた。

「色々試せばわかるんじゃない?」

島埜内一等兵がズラッと並んだ様々なデザインのセーラー服を持ってきた。

「着せ替えの時間だよ」

島埜内一等兵が可愛いゴーストの様な微笑みを見せた。柳田さんは

「あわわわっ」

と言うことしかできなかった。

柳田さんの運命はいかに。


ポイント:ネクロポリス

西洋の城はお姫様たちのために存在する。今日は新たなお姫様を迎える。その準備で城内は慌ただしい。益満中佐は上官室の扉をノックした。

「入るよ」

「お茶会の準備はできた?」

長町大佐は窓の外を見ながら言った。

「まだ。でも、予定の時刻には間に合う」

益満中佐は散らかっている本を一箇所に集めながら言った。

「加藤さんはクラリネットに入れることにした」

長町大佐の言葉に益満中佐の本を片付ける手が止まった。

「それは・・・了承は得ているの?泥谷中尉と守部伍長の」

「いいや」

「反発するんじゃない?」

「その点は大丈夫。この資料を見て」

「これは・・・」

益満中佐が手にした資料には加藤のプロフィールの他に適性検査の結果も記されていた。彼女はクラリネットの適性がずば抜けて高い。

「これを見せれば、泥谷中尉達も納得してくれる。この資料の内容はサックスとフルートの両者に通達済みだよ」

「・・・」

長町大佐が話題を変える。

「それはそうとして、最近の金管の動きが気になる。チューバの復活と小野ちゃんの獲得。泥谷中尉の報告ではドラフト会議で不審な点は見当たらなかったって言ってたけど・・・」

「中原君・・・」

「しれっと入部して来た中原君は果たしてダークホースとなるのか」

「調査する?」

「うん、あっちの情報が足りない。益満中佐、頼める?」

「彼女に伝言を?中原君との接触を?」

「両方」

「わかった。例の計画は?」

「なる早で進める。交渉には、私が直々に出向く」

コンコンと扉を叩く音が聞こえた。守部伍長の声が聞こえる。

「お二人共、お時間です」

その声で長町大佐と益満中佐は上官室を出た。

城の広めのバルコニーに主役がいた。

「それでは!加藤ちゃんの歓迎会を始めまーす!」

長町大佐の陽気な声で始まった。彼女のそばには、ほっぺたがリンゴのように真っ赤でかわいい新入生がちょこんと座っていた。花盛り、蝶も陽気に舞う、晴れやかな太陽の下で笑い、お茶と洋菓子を楽しむ少女達。新入生は知らない。彼女たちの陰謀と画策が水面下で行われていることを。



ミニコーナー!教えて!西野少佐!

「早速、始まったこちらのコーナーは読者の皆さんの疑問を西野少佐がわかりやすくお伝えします。アシスタントはチューバ担当、中学2年生だけど新入部員の中原です」

「中原君!ありがとう!しかも、ちゃっかり自分のアピールもしてる・・・。私は司会で金管楽器のパートリーダーでもあり、ユーフォニアム担当の西野少佐です」

「西野少佐、お便りが届いています。ペンネーム新入部員だけど新入生じゃないさんから」

「それって・・・あんたじゃ」

「何を言っているんですか?続けますよ。西野少佐、初めまして僕はなぜ皆さんに階級があるのかわかりません。教えてください」

「よーし!教えよう!階級は、言わば力の序列。人をまとめる力があったり、楽器の技術などの功績が評価されると階級は上がる。階級が上がれば部長の座に近づく。現時点では長町大佐が最高位。その次にクラリネットの益満中佐で、その次が私なんだ」

「じゃあ、僕の階級は何ですか?」

「中原君は入ったばかりだから・・・ここだね」

西野少佐は階級表を出して指さした。

「民間人!」

「民間人!?」

驚いている中原には目もくれず

「おっと!お時間が来てしまったようです。それでは、またいつの日かお会いしましょう!さようならー!」



次回、第4曲 「僕たちの日常」

 僕たちの演奏は続く。次回もお楽しみに!


 ※この物語はフィクションです。


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