第7話 愛してる つぐみside
私、山本つぐみはこの春大学を卒業し、桜蘭保育園で保育士として勤め始めた。
大学に入るまでは自分のなりたいものがなんなのか漠然としていて、夢に向かって突き進む周りの人達を羨ましいと思っていたけれど、当時私の家庭教師をしてくれていた弘毅が「大学に入ってからやりたいことを見つけてもいいんじゃない?」と言ってくれたので、私は大学入試を頑張れた。
大学に入って私は児童ボランティアサークルに入った。
主な活動は、保育園や児童館で人形劇や紙芝居をやったり、折り紙をして遊んだり、絵本を読み聞かせたり、といった子供達が喜ぶようなことをボランティアで行うこと。
元々子供は好きだったけれど、それまで直接触れ合う機会がなかったので最初はちょっと不安だった。
けれど活動を始めたその日から可愛い子供達との交流にハマってしまい、子供達の笑顔の為ならなんでも出来る、と思ったものだ。
特に私が好きなのは絵本の読み聞かせだった。
幼い頃は伯父である信二兄ちゃんに、絵本を読み聞かせてもらうことが大好きだった。
絵本を読んでいるとその物語に引き込まれて、嬉しくなったり、悲しくて涙が出たり、びっくりしたり、絵本の登場人物達と色んな体験が出来る。
特に私のお気に入りの絵本は「100万回生きたねこ」
幼い頃読んでもらったときは、よく意味はわからなかったけど、何故だか最後に心がふんわり温かくなって、泣きたくなった。
だけど今読み返すとよくわかる。
本当に大切な人に巡り合えることは、気が遠くなるほどの奇跡であり、人生で一番の幸せなんだってことを・・・。
そんなボランティア活動を続けていくうちに、私は子供達の世話が出来る仕事をしてみたい、と思うようになった。
そしてそれは保育士になる、という夢に変わっていった。
幸運なことに私の入学した大学には保育士になる学科があったので、そこで必要な単位をとり、保育士の資格を取るのに必死で勉強して、なんとか保育士として就職することが出来た。
桜蘭学園は私の中高校時代の母校であり、尊敬する水梨桜子理事長が設立した学校で、私の勤めることになった桜蘭保育園もその系列。
一緒に勤務する先生たちも桜蘭学園の卒業生が多いので、とても安心感があるのだ。
今朝も園児達に「100万回生きたねこ」を読み聞かせていたら、園児の中でもひときわおませさんなエリナちゃんがこう叫んだ。
「トラ猫さんと白猫さんはラブラブなんだね!つぐみせんせーはラブラブな人いる?」
「えっ・・・?」
園児達の後ろに立っている同僚の、ママになったばかりの麗子先生がニヤニヤとしながら、私の顔を眺めていた。
・・・どう言ったらいいんだろう?
でも子供達に嘘はつきたくない。
私は思い切って園児達の顔を見回しながら言った。
「先生にもいるよ!ラブラブな人。」
「えええー!!つぐみせんせーやるぅー!!」
園児達がヒューヒューと私を冷やかした。
「うそだー!つぐみ先生はオレとけっこんするんだー!!」
いつも私にベタベタと甘えてくる優作君が口を尖らせている。
「つぐみせんせー、顔まっかっか!」
「どんなひとー?イケメン?!おぐりしゅんよりかっこいい?」
「うーん。イケメンかどうかはわからないけど、すごく優しい人だよ。・・・みんなもきっと大きくなったらラブラブな心が胸をどきどきさせると思うんだ。どうかその気持ちを大切に大切にしてね。」
「せんせー。ひとし君とかなちゃんは大きくなくても、もうラブラブでーす!」
そう名指しされたひとし君とかなちゃんは恥ずかしそうに顔を見合わせて小さく笑った。
夕方になり、帰り支度をしていると、スマホに弘毅からラインの通知が来ていた。
アカウントを開いて読んでみると、(つぐみ、仕事終わった?)の文字。
(うん。いま丁度終わったとこ。弘毅は?)
(俺はもうつぐみの保育園の近くにいる。迎えにいくよ。)
(え?いいよ。恥ずかしいから。)
(いいだろ?もう園の前に着いた。)
・・・もう。いつだって強引なんだから。
でもそんなところも・・・好き。
私、いつまでたっても弘毅には敵わない。
私が園の玄関から園庭に出ると、弘毅は真っすぐに私の方に歩いてきて大きく手を振った。
近くで作業していた麗子先生が私の横に立ち、目を丸くして私の肘を突く。
「え?もしかしてあの人がつぐみ先生のラブラブな人?」
「あ、えっと・・・ハイ。」
私は恥ずかしくて下を向いた。
「なにがイケメンかどうかわからない、よ。めっちゃイケメンじゃない!」
「・・・そうですか?」
そうこうしているうちに、弘毅が私の目の前に立った。
今日は濃紺のスーツにブラウンの渋いネクタイ。
わが恋人ながら、やっぱり見惚れてしまう。
「つぐみ、お疲れ。」
「うん。弘毅もお疲れ様。」
弘毅は私に向かって目を細めたあと、麗子先生の方を向いて深くお辞儀をした。
「いつも山本つぐみがお世話になっております。俺は鹿内弘毅と申しまして、つぐみとお付き合いをしている者です。これ良かったら、園の皆さんで召し上がって下さい。」
そう言って弘毅は麗子先生に高級クッキーの缶が入った紙袋を手渡した。
麗子先生はいつもより一オクターブ高い声を出して言った。
「ご丁寧にどうもありがとうございます。ありがたく頂戴します。つぐみ先生、園児に、特に男の子に大人気なんですよ。しっかり掴まえて可愛いライバルに取られないように気を付けて下さいね!」
「ははっ!!貴重な助言、ありがとうございます。肝に銘じます。」
「つぐみ先生。早く帰る支度してきたら?」
麗子先生がそう促してくれるので、私は弘毅に「ちょっとだけ待っててくれる?」と言い残し、園の中に入り、あわてて身支度を整えた。
今日は夜の遊園地デート。
だから黒いパンツにシフォンのブラウスというコーディネート。
ちょっと大人っぽく見せる為に、腕にシルバーのブレスレッドを付けてみた。
そして後ろで結んでいた、肩甲骨まで長く伸びた髪を下ろし、ブラシで整えた。
弘毅はジェットコースターが苦手なのに、私が遊園地好きなのを知っているから、きっと誘ってくれたんだと思う。
夜の遊園地はライトアップが綺麗に違いない。
私が戻ると、弘毅は麗子先生と楽し気に話していた。
こんな些細なことでもちょっと妬けてしまう。
「あ。つぐみ先生が怒っている。」
私に気付いた麗子先生が、おどけた顔をしながら肩をすくめた。
「怒ってなんかいません。」
知らぬ間に私は仏頂面になっていたらしい。
「じゃ、つぐみ、行こうか。」
「うん。」
私は少し上目遣いをしながら、弘毅を見た。
「じゃあ、麗子先生、また来週。」
「はーい。デート、楽しんできてね!」
麗子先生は上機嫌で、私に手を振った。
「ね。麗子先生と何話してたの?」
私の不機嫌そうな顔を、弘毅は嬉しそうに横目で見た。
「もしかして、妬いてる?」
「妬いてなんていません!」
「つぐみの保育園での様子を聞いていたんだよ。鬼ごっこで派手に転んだんだって?
園児達に介抱されたって聞いて笑ったよ。」
「あれは不可抗力なの!走ろうとしたらカマキリがピョンって飛び出して来て、踏まないように足を出したらバランスを崩しちゃって・・・。」
「園児にラブラブな人いる宣言もしたんだって?それ、俺のこと?」
「他に誰がいるっていうの?弘毅しかいないでしょ?」
「やったね!俺は園児公認彼氏になったってわけだ!」
弘毅は脱獄を成功して歓喜する映画の主人公みたいに天を仰いだ。
「もう・・・大袈裟なんだから。鹿内先生はどうなんですか?今年は担任を受け持ったんでしょ?」
弘毅は中学校の先生になって早4年。
社会科の教師として教鞭を取っている。
「ああ。やっぱり副担任だったときと比べると、責任の重さを感じるな。日々緊張の連続だよ。
でも、俺に逆らう生徒はもう誰一人としていなくなったけどな。」
弘毅は中学時代、狂犬と呼ばれるほど悪かったらしい。
その時の威力は、教師になった今も遺憾なく発揮されているのだろう。
野球場と隣接しているその遊園地に二人で来るのは初めてだった。
屋根のあるその野球場には、前に一回二人で来たことがある。
弘毅は野球を小学生の頃からずっとやっていて、大の巨人ファン。
それは家のパパも同じで、弘毅が家に遊びに来ると、パパと二人でお酒を飲みながら野球の話に興じている。
野球観戦をしているときの弘毅はいつものクールな表情から一転、ひときわ目が輝やいていて、まるで少年みたいで可愛い。
私だって少しは野球のルールくらいわかるのに、弘毅は盛んに「今のはダブルプレーって言うんだよ」なんて説明してくるから笑っちゃう。
でも本当に野球が好きなんだっていう熱意が伝わってきて、私もなんだか嬉しくなる。
いま勤務している中学校でも、野球部の顧問として、生徒達に熱血指導している。
「つぐみ、遊園地に行くのは久しぶり?」
弘毅が地下鉄の電車の中で吊革に掴まりながら、私の顔を覗き込んだ。
「うん。もう2年くらい行ってないかな。」
「2年前は誰と行ったの?」
「沙耶と美里。」
「・・・ああ。合コン3人娘ね。」
弘毅は私が高2の時に沙耶と美里と3人で合コンに行ったことを今でも根に持っている。
「何よ。弘毅だって付き合いで合コン行くって言ってたくせに。」
「つぐみの家に居候してからは一回も参加してなかったぜ?つぐみ姫が側にいるのに、そんなくだらない集まりになんか行くわけないだろ?」
「・・・本当に?」
「うん。本当だよ。」
・・・嘘でもいいの。
それは私を繋ぎとめる為の優しい嘘だから。
地下鉄を降り地上へ出ると、80メートルもあるという大観覧車がすぐそばに見えた。
「最後はあれに乗ろうな。」
弘毅は観覧車を見上げながらそう言った。
「うん。」
私も頷く。
夕方の遊園地は子供連れがほとんどいないからか、かなり空いていた。
カップルが多く、私達が手を繋いでいても誰も気にしないのが有難かった。
「つぐみ。メリーゴーランドに乗っておいで。俺、写真撮るから。」
「ええ?一緒に乗ろうよ。」
「俺はいいよ。大の男が揺れる馬に乗っていたら恥ずかしいだろ?」
「じゃあ、乗らない。」
私がそっぽを向くと、弘毅は私の右手を取り、恭しく言った。
「わかりました。では姫をエスコートしましょう。」
私は白馬に乗り、弘毅はその隣にあるブラウン色の馬に乗った。
風を帯びて回転し始めると、私は子供の頃に戻ったみたいで楽しくなり、はしゃいだ声をあげてしまった。
弘毅はそんな私をスマホで撮影していた。
私達はメリーゴーランドから降りると、顔を見合わせて笑った。
「つぐみ。髪がちょっと乱れてる。」
私の髪を弘毅の手が優しく整えてくれる。
いつまでも子ども扱いされているみたいで、照れ臭かった。
「ありがと。・・・あ。弘毅、あそこに入らない?」
私達が歩いている斜め前に、おどろおどろしい建物がひときわ存在感を放っていた。
それは古い日本家屋を模したお化け屋敷だった。
「つぐみ、こんな所に入って大丈夫か?暗闇、苦手なんだろ?」
「それはもう随分前に克服しました!それより弘毅の方こそ大丈夫?」
「は?俺が幽霊如きでビビる筈ないだろ?」
「ジェットコースターはビビるけど?」
「それを言うなよ。」
弘毅が私の頭をコツンと軽く叩いた。
「よし。じゃあ俺の名誉挽回を賭けて、お化け屋敷入ろうか。つぐみは俺にしがみついてればいいから。」
弘毅の手に引っ張られて、私はブラックホールみたいな闇の入り口を通過した。
ぼんやり薄暗い照明に照らされて、墓石や塔婆が見えてきた。
定番のヒュードロドロという怪しげな効果音がこれから何が起こるのだろうという不安感を掻き立てる。
ふいにろくろ首が顔を出す。
「キャッ!」
私は弘毅の腕にしがみついた。
「こ、怖い・・・」
「大丈夫。俺が付いてるから。」
弘毅が私の耳元で囁く。
さらに私の頬に冷たい何かが触れた。
・・・あれ・・・?
この感じ、どこかで覚えている。
暗くて、頬に何かが当たって、ものすごく怖くて、私は屈みこんで震えてた。
これはいつも見る夢と同じ。
そして震える私を誰かが身体を支えて、暗闇から明るい世界へ導いてくれる。
これはデジャブ?
私は頭をフル回転しながら、記憶を辿る。
私は弘毅の腕にしがみつきながら、一歩一歩ゆっくり歩いて行った。
白い着物を着た女性がこの世のものではない表情で、私の肩を叩く。
「きゃあ!!」
そう叫びながらも、頭ではまったく別のことを考えていた。
お化け屋敷・・・冷たい感触・・・私を出口まで支えてくれる強い力・・・そして、弘毅の顔。
え・・・?
どうしてそこに弘毅の顔が浮かんでくるの?
でも忘れていた記憶の引き出しから飛び出してきたのは、今より少し幼い弘毅の笑顔。
どこをどう歩いたのかも忘れてしまうくらい、その記憶は強烈に私の脳を侵食していた。
お化け屋敷の出口をくぐり抜け、私達は再び明るい世界に舞い戻った。
「うん。なかなか迫力あったな。やっぱりお化け屋敷は西洋ものより和風の方が怖さが桁違いだ。
・・・つぐみ?どうした?そんなに怖かったか?」
呆然と佇む私を弘毅が心配そうに声を掛け、私の手を握りしめた。
「それじゃ、ラスト、綺麗な夜景を拝むとするか!」
私を元気づけるような弘毅の声に、私もコクンと頷く。
丸くて赤い乗り物に、私と弘毅は向かい合って座った。
その乗り物はゆっくりと地上を離れ、藍色の空に向かって進んでいく。
しばしの沈黙のあと、私は思い切って弘毅に尋ねてみた。
「ねえ。弘毅。」
「ん?」
「私、前にも弘毅とお化け屋敷に行ったことあったっけ?」
「・・・今回が初めてだと思うけど。」
弘毅の顔が一瞬真顔になった。
「私ね、小さい頃の夢をよく見るの。暗闇でおびえて震えている夢。その暗闇から誰かが明るい世界へ導いてくれるの。でね。さっきお化け屋敷に入ったときにその記憶が蘇ったんだけど・・・なぜかそこで今より幼い顔の弘毅が私に微笑みかけてくれたの。昔と今の記憶がごちゃ混ぜになっているのかな?不思議なこともあるものだよね・・・」
「・・・不思議なんかじゃないよ。それは俺。」
「え・・・?」
弘毅は少し窓の外の景色を眺めながら、なにかを考えあぐねていた。
けれど意を決したように私の顔を穴があくほどみつめると、こう切り出した。
「俺はつぐみとあの家で初めて出会ったわけじゃない。」
「・・・・・・!?」
「つぐみ、君は中学1年の時、俺のクラスのお化け屋敷に迷い込んでしまったんだよ?」
そういえばなんとなく覚えている。
たしか信二兄ちゃんの高校の文化祭にママと一緒に出掛けたんだっけ。
「そこで震えているつぐみを、俺が出口まで誘導したんだ。でも男嫌いだった君は、俺の顔を見て驚いて逃げてしまったんだ。」
「・・・そうだったのね。私、弘毅にそんな恩知らずなことをしたんだ。・・・私のこと、失礼な女の子だと思ったでしょ?」
私は自分が過去にしでかした失態を思い、弘毅の顔が見れなくなった。
「弘毅にとって私の第一印象は最悪だったはずなのに、そんな私をよく好きになってくれたよね・・・」
「逆だよ。」
「逆?」
私は顔を上げた。
「つぐみはあの時から、俺にとってオンリーワンな存在になった。あの時、俺にはもうつぐみしかいないってそう心に決めたんだ。」
「嘘・・・だって私が弘毅を初めて知ったのって・・・私が高2の時だよ?」
「俺が嘘なんてつくと思う?・・・5年かけてやっと君にたどり着いた。」
じゃあ美也子さんが言っていた、弘毅が心に決めた子って・・・私のことだったの?
私はただただ茫然としてしまった。
過去の全ての出来事がくるくると色を変えていく。
弘毅が初めて我が家に来たときの私に向けた視線、ふいに見せる熱い眼差し、その行動、その全てが私を想ってのことだったの?
「・・・重すぎて、引いた?」
「そんなわけない!」
私は立ち上がり、弘毅の隣に座ると、弘毅の両手の平を自分の手の平でギュッと握った。
今更ながら自分がどれだけ弘毅から想われていたかを知って、私の瞳から大粒の涙が溢れ、その雫が両頬に流れた。
「弘毅。・・・私を見つけてくれてありがとう。」
「うん。」
「私を諦めないでくれて・・・ありがとう」
「俺の方こそ・・・。つぐみ、俺を好きになってくれてありがとう。」
弘毅はそう言って優しく微笑むと、片手で私を抱き寄せた。
「もうすぐこの観覧車がてっぺんに上るよ。知ってる?観覧車の頂上でキスしたふたりは、なにがあっても離れないって。」
「・・・初めて聞いた。」
「うん。今、俺が考えた。」
私達を乗せた観覧車が頂点にたどり着き、ピタリと止まった。
私と弘毅はどちらからともなく顔を近づけ、息が苦しくなるほどの長いキスをした。
唇が離れ、私と弘毅の視線が交差する。
「つぐみ」
「ん?」
「愛してる」
「!!」
「これまでも、今この瞬間も、そしてこれからも・・・愛してる。」
いままで二人の間で言っちゃいけなかった言葉。
もう迷わず言ってもいいのね?
「私も・・・愛してる。過去も今もこの先ずっと未来までも・・・愛してる。」
弘毅は背広の内ポケットから、濃い紫色のリングケースを取り出すと、蓋を開けた。
中には大粒のダイヤモンドであしらった指輪が輝いていた。
「・・・愛を知っても、ずっとつぐみのそばにいてもいい?」
私は大きく頷き、弘毅の首に手を回し、きつく抱きしめた。
「もちろん!・・・百万回生き返っても、こんどは私が弘毅を見つけてあげる!」
窓から見える景色は宝石箱をひっくり返したように、眩い光を放っていた。
fin
愛を知るまでは★番外編★ ふちたきなこ @ayakoya223
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます