掛け合い台本 人気漫画によくいる無駄にかっこいいモブキャラ
鈴木「田中くん、君何時あがり?」
田中「今日は残業ないんで18時くらいっすかね。」
鈴木「あっそう、実は俺もないんだ。久々に二人でカラオケでも行こうぜ。」
田中「え〜いやっすよ、だって先輩の選曲テンション下がるんすもん。」
鈴木「んだと…いいだろ俺の平成コレクション。じゃーどっか飲みに行くのは?」
田中「あーそれならいいっすけど、でも金が…」
鈴木「決まりだ。会計は俺がもつから心配すんな。」
田中「マジすか、羽振りいいっすね。あざす。」
鈴木「そうと決まったら、ラスト追い込みかけるとしますかぁ。」
田中「そうっすね。……あ、先輩」
鈴木「ああ……サンキューな、ハードラックとダンスっちまうところだったぜ」
田中「言いたいだけでしょ」
鈴木「結局残業か…田中くん、君は逃げろ。俺が一人でやる」
田中「何いってんすか、先輩連勤でしょ。それに一人じゃ2秒で死にますよ」
鈴木「舐めるな、10秒くらいもつわ」
田中「先輩の手持ちは?」
鈴木「…お生憎これ一本だけ」
田中「しょっぼ…」
鈴木「前見ろ」
田中「……とッ! いつものやつはどうしたんすか?」
鈴木「ありゃ修理中だ。力入れすぎてッ、折っちまった」
田中「なにやってんだか…先輩のいいとこみたかったっす〜」
鈴木「勘弁してくれよ」
田中「おらよッ…!! …ひぇー、硬ってぇ」
鈴木「次、反撃きてるぞ」
田中「ちょ、無理無理ッ………なんてな!!」
鈴木「…おつかれさん」
田中「うす。あ、喉乾いたんでジュース奢ってくれません?」
鈴木「いいぜ、何飲む?」
田中「んー、おしるこソーダがいいですね。っ…!?先輩…!!」
鈴木「ん…?なッ…お前、なんで…」
田中「ごふっ…あ〜しんど。先輩、先あがっていっすよ」
鈴木「…すまん」
田中「お安い御用で」
鈴木「達者でな…」
田中「うす…」(内ポケットの仕込み爆弾を起爆する)
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