血の匂いのする雛と百合

ちょっとHで爛れたダークな展開と、ドロドロとした文章とキャラクターの感情がたまらない百合作品でした。いけない遊びを知っても、猫の返り血を浴びても気高さの消えないアイラの生き様は美しく、またその姉のようであったリエルはどこまでも魔女らしく女らしい。

終盤の方の感情のぶつかり合うバトルは短編ながら読み応えがありました。