第52話 祭 後半
祭で料理を作りその話題でかなり打ち解けることができたので普段メグルとして聞きづらいことをグルメとして聞いていこう。といっても普段暇だからずっと観察しててどういう生活してるのかは分かってるし、満足してるかっていうことは顔だったら会話から分かってるからな。何を聞こうか。
そうだな女神系統について聞いてみるか。
「君たちは女神系統に進化してるんだよね?」
「そうだな。というか君もじゃないのか。」
「僕はこう見えて妖精で魔神系統なんだよね。」
「え!タダもんじゃねぇと思ってたけど妖精だったのかよ。すげーな。メグル様の友達は。」
「まあそれほどでも。で、どんな変化があったの?」
「変化って言ってもないもちろん二足歩行になったとか大きい変化はあるんだけど、ステータス的にはあまり変わらないしなんなら変化が小さくなった気もするんだよ。」
「へー。そうなんだ。ちなみにステータスって見てみてもいい?」
「いいけど、そんなことできるのか?」
「多分できる。よし。」
『魔法創造』『鑑定』
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ソウ(亜人種) LV17
HP134/134
MP70/70
力160
魔150
耐150
(職業 神父)
スキル
狩猟LV4
体術LV3
火魔法LV2
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「職業に神父っていうのがあるけどこれは何?」
「なんだそれ?俺は知らんな。」
「もしかしたら本当の力を引き出せてないんじゃない?」
「そうだとしてもなー。結構時間経っているけど発現してないんだから簡単には使えるようにならねえんだろうな。」
「使えるようになったらどんな感じなんだろうな。どうやったら引き出せるか僕からメグルに聞いておこうか?」
「頼む。分かったら是非最初に俺に教えてくれよ。」
「任せてくれ。」
それにしても職業ねー。後で魔法書庫で調べないといけないな。いろんな国の文化や歴史にヒントが隠されているかもしれないな。
その後も話が盛り上がってあっという間に夜が明ける時間が近づいていた。
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