第三章 当たり前

杉ちゃんたちが、ネバーランドと呼ばれている児童館を訪問して数日がたった。その日は、横浜に出張に行っていたジョチさんこと、曾我正輝さんが、3日ぶりに製鉄所に戻ってきた。

「ただいま戻りました。3日ぶりに帰りましたけど、静岡は涼しいですね。横浜は、暑くて、35度ありましたよ。こっちへ帰ってやっと晩夏です。向こうはまだまだ、真夏が燻ぶっています。」

そう言いながら入ってきたジョチさんは、絽の着物に絽の羽織を身に着けていたけれど、なんだか暑そうだった。

「あ、お帰り。」

縁側で着物を縫っていた杉ちゃんが、ボソリと言った。

「杉ちゃんどうしたんですか?なんだか、ぼんやりして、元気ないですよ。」

ジョチさんは、管理人らしく杉ちゃんに、聞いたのであるが、

「いやあねえ、お前さんがいない間に、北條多香子とかいう女に連れられて、ネバーランドとかいう、子供のための預かり所へ手伝いに行ったんだけど、へんな子供と、へんな職員ばかりで、疲れちゃったよ。」

と、杉ちゃんは答えた。

「はあ、そうですか。ネバーランドね。それに、北條多香子さんにも会ったんですね。」

「どうして、その名前を知ってるの?」

杉ちゃんがきくと、ジョチさんは、

「ええ、噂になってるんですよ。日頃から学童保育とか、児童クラブと呼ばれている場所は問題が多いんですが、あそこの施設は、特に問題が多いらしいです。」

と、答えた。

「問題が多いって、虐待でもあるんですか?」

庭の石灯籠を掃除していた植松聡美さんが、ジョチさんに聞いた。

「いえ、暴力事件とか、そう言うことはないんですけど、子供さんたちに障害がある子が多いのと、職員が、それを守りきれないのが、問題なんですよ。」

「確かに、武井宗男とかいう、落ち着きがなくて、いつもバタバタしている子供がいたよ。あと、人を怖がって、部屋の隅っこに隠れて泣いているやつがいた。彼の名はえーと、」

「はい、加藤くんのことですね。噂によれば、加藤誠くんは、様々な学校へ入学許可を申し入れたそうですが、全て門前払いになって、仕方なくあの施設で預かっているそうです。以前、私立学校の英語教師をしていた知人から聞きました。」

杉ちゃんがそういうと、ジョチさんはすぐいった。

「それなら、特別支援学校とか、そういう場所にはいかせてあげられなかったんですか?人間ですから、誰でも学校へ行く権利があると思いますよ。それなのに、どこの学校にもいかないのは、おかしいのでは?」

聡美さんが、急いでそういうと、

「でも、特別支援学校は、定員が一杯で無理だったとか。」

と、ジョチさんがいった。それが今の教育の現状だった。明らかに知的障害などがある子供であれば、特別支援学校など優先的に入れるが、加藤くんのように、見た目は五体満足な子供は、どちらの方向にもいけない。

「でも、仕方ありませんでしたで済む問題じゃないよな。加藤くんだって、学校にいかせなきゃ、生きていく術のようなものを、身につけられないぞ。」

杉ちゃんの、言うとおりだ。アメリカなんかでは、ホームスクーリングというものもあって、ちゃんと学校にいかなくても、学問することができるようになっているが、日本では、そのような法規制はない。

「ガヴァネスを雇うとか、そういうことはできないのでしょうか?」

聡美さんが聞くと、

「はい、知人から聞きましたが、何回も学校をたらい回しにされて、加藤くんは、大人を信じなくなり、家庭教師を頼んでも、全く口を利かないため、みんな彼に音を上げてやめてしまうそうです。」

と、ジョチさんは答えた。たしかに、今のガヴァネスは、昔のガヴァネスとは全然違う。昔のガヴァネスといえば、ヘレン・ケラーを教育した偉大な人もいるけれど、今のガヴァネスは、大学生がアルバイト感覚でやっている職業なので、提供するサービスの質が違うのである。

「でも、加藤くんにしろ、武井くんにしろ、みんな問題を持っているんであれば、教育を受ける必要がありますよね。なんとかしなければ行けないと思うのですが。」

聡美さんがそういうと、

「そうですね。残念ながら、日本では、あの二人を教育するシステムは、存在していません。僕は、ドイツに移住したらどうかと提案したことがありますが、ご家族の反対もあり、実現しませんでした。」

と、ジョチさんは答えた。

「そうかそうか。確かに日本を捨てるのは怖いこともあるからな。それで、あの不思議な男が、加藤くんのそばについていたんだね。」

「不思議な男。それは誰ですか?」

杉ちゃんがそういうと、ジョチさんは聞いた。

「あ、あ、あのね。なんか、やたらきれいで紳士的だけど、ちょっと気取っているところがある、正しくフック船長みたいな、そんな感じの男だった。左手は、チクタクワニに食われたようだが、鉄鍵は、ついてなかったよ。名前はたしか、」

「富沢さんとか仰ってました。」

杉ちゃんの話に、聡美さんが付け加えた。

「富沢?聞いたことないですね。最近になって雇った職員でしょうか?ああいう場所は、いつも人がいなくて困っていますからね。」

ジョチさんがそういうと、

「まあ、そうかもしれないね。とにかくな、その気取り屋が、加藤くんのそばについているようだけど、そんな裏話があるんだったら、ジョチさんのいうとおり、ドイツに移住させて、教育を受けさせるべきなんじゃないかなあ?」

と、杉ちゃんはいった。

「そうなんですね。そんな事情を抱えているなら、やっぱり訪問してあげたほうがいいと思うわ。あたしも、世の中から、排除されたような、経験してるから、二人の気持ちも、わかるわよ。」

聡美さんは、水穂さんがいいそうなセリフを言い始めた。

「杉ちゃんのいう、チクタクワニも、いないんだし。」

「そうだねえ。僕も、武井くんに、着物を届ける約束をしたからなあ。僕は、約束を破ることは嫌いだ。だけどね、あのフック船長が、また文句を言うんじゃないの?」

杉ちゃんが心配そうに言うと、

「気にしなければいいのよ。あの子供たちは、誰かが、相手をしなきゃいけないのよ。」

と、聡美さんがいった

「お前さんも変わったね。歯があるときより、勇気ある女になったな。」

たしかに、製鉄所へ何回も訪問の要請は来ていた。そのたびに断っていたが、聡美さんは、また行きたくなったらしい。

「あたし、明日行ってくるわ。なんだか、武井くんや加藤くんが、待ってるような気がするの。」

聡美さんは、文学屋のような、セリフをいいはじめた。杉ちゃんは杉ちゃんで、着物を届けなければいけないこともあり、一緒に行くことにした。

翌日、北條多香子さんが、運転する車で、二人は児童館ネバーランドへ向かった。多香子さんが、ドアを開けると、

「おじさん、来てくれるのを待ってたよ!」

と、武井くんが杉ちゃんのもとに駆け寄ってきた。

「そうか、お約束どおり、着物を持ってきたから、ちょっと着てみてくれ。」

杉ちゃんは紙袋から、着物を取り出して、武井くんに着せた。流石に着物であれば、バタバタ走り回ることもできなくなる。というか、その必要がなかった。武井くんは着物を真剣な顔で眺めていた。

「なんだ、着物がそんなに面白いのか?」

杉ちゃんは武井くんに聞いて見ると、

「いつも着ている服とは、全然違うから、面白いの。」

と、にこやかに答える彼。

「そうか。そんなに面白いか。じゃあ、提案なんだけど、お前さんも和裁を習ってみない?そんなに着物がすきなら、自分で作って見ればいい。お前さんの母ちゃんにたのんでさ、ちょっと針箱を貸してもらってこい。まずは、運指から教えていくから。」

「ほんと?おじさん、着物を作れるの?」

武井くんは、とても嬉しそうに杉ちゃんをみた。

「もちろんさ。おじさんは、和裁屋だから、着物も袴も作れるよ。」

「ほんと!嬉しい!僕も着物作れるようになるんだね!」

喜ぶ武井くんに、いつの間にかフックがやってきて、

「ちょっとまってください!」

と、杉ちゃんにいった。

「はあ、またきたな。なんだか、武井くんの邪魔をしているように見えるけど?」

「そんなことありません。小学生に和裁なんか習わせて何が身につくんですか。それに、針が刺さって怪我でもしたらどうするおつもりなんです?」

「大丈夫だよ、針が刺さったくらいで、なにもないよ。」

杉ちゃんは、そういうが、

「以前、洋裁の先生がここに来てくれたことがあって、みんなでぬいぐるみなどを作ったりしたことがあったのですが、一人、針が刺さって怪我をした子がいて、取りやめにしました。同じことをまたやるのですか?」

フックは、杉ちゃんに詰めかけるようにいった。

「あんまり気にしすぎると、チクタクワニの餌食になっちまうよ。どうせ、針仕事は、一生やる仕事だしね。誰かに頼るわけにはいかないよ。それに、そのときは、一斉におんなじことさせたから、失敗したんだ。なんだって、やってみたいという気持ちがなければ成功しないさ。いま、こいつは針仕事をしたい気持ちに満ちている。それを、もぎ取ることこそ、やってはいけないんじゃないのかよ?」

「ねえ、おじさんいつになったら、着物の縫い方教えてくれるの?僕、楽しみで仕方ないんだよ。いつやってくれるか、教えてよ。」

こういう言い方は、発達障害特有の言い方だった。

「おう、はやくお母ちゃんに頼んで針箱を用意してもらえ。」

杉ちゃんが答えると、

「しかし!」

と、邪魔をするフックの態度が頭に来た杉ちゃんは、

「しかしもクソもなにもない!武井くんの、目を見れば、お邪魔虫はいないほうがいい。」

と言い返した。

「そうですか。」

しまいには、彼のほうが、降参したらしく、杉ちゃんのいるほうから離れていった。

その間に、聡美さんの方は、三人の女の子たちの話し相手になっていたが、三人とも結構な話好きで、学校であったこととか、家でおばあちゃんにこんな事を言われたとか、そんな話をしてくれるのだった。どうやら彼女たちの話を聞くと、学校でも家でも、彼女たちの話を親身になって聞いてくれる存在というのは、全くいないらしいのだ。彼女たちは、とても寂しいようだった。一人は親が酒浸りになっている、もうひとりは、親が手のかかる兄弟の方へ頭がいっぱいで自分の方を向いてくれない、3人目は、親が仕事の方ばかりして、何も自分の方を見てくれないと、それぞれ理由が違うけど、三人とも、今まで自分の話を聞いてくれた女性はいなかったとかたった。聡美さんは、そういう彼女たちに、なぜ歯が無いのと聞かれると、ちゃんと答えてあげようと思った。自分が、ダイエットにハマりすぎて、食事をおろそかにするようになって、肝心の歯が全部抜け落ちてしまったことを彼女たちに話すと、彼女たちは、きっとお姉さんも寂しかったんですね、といったのである。聡美さん自身もそんなセリフを言われたのは、初めてで、彼女たちが馬鹿にして笑うような態度もなく、かと言って、彼女を諭すように、上から目線でもなく、同じく当事者の目線で自分を見てくれたのは、ネバーランドに通っている子どもたちだった。

「でも、歯はまた生えてきますよ。」

一番小さな女の子が子供らしいセリフで言った。

「だってあたしの歯だって、一度抜けましたけど、また生えてきましたもの。」

彼女の顔はとても真剣そのもので、聡美さんは、もう一度抜けた歯は生えてこないと訂正する気になれなかった。

「そうだね。あたしも、真剣に祈れば、歯がまた生えてくるかな。」

聡美さんはそう言った。

「うん。自分を大事にして、決して悪いことをしなければ、ちゃんと生えてくるって、言われたことがありました。」

小さな女の子は、聡美さんににこやかな顔で言った。

「それ誰が言ったの?」

聡美さんは聞いた。彼女は、先程母親が酒ばかり飲んで、自分のことなど何も見てくれないと話した子だった。

「あのね、富沢さん。」

と、彼女は答える。

「富沢。」

聡美さんは、思わず言ってしまった。杉ちゃんが、ガチンコバトルを繰り広げた、頭の古い男性であると散々言ってたのに、意外にそういうところもあるのかな、と思わず思ってしまうのである。

「へえ、富沢さんは、そういう事言うんだ。なんか意外に面白い人なのね。あの人。」

聡美さんがそう言うと同時に、五時の鐘がなった。

「あ、もう訪問時間は終了だわ。じゃあまた来るわ。よろしくね。」

聡美さんは、椅子から立ち上がった。

「お姉ちゃん、今度はいつ来るの?」

ほかの女の子が、聡美さんに聞いた。

「ああ、週に3日ここに来ることになってるから、明後日だわ。」

聡美さんがそう答えると、

「そうなんだ。明日はお姉ちゃんに会えないのね。なんか、寂しいなあ。」

別の女の子が、聡美さんの腕にすり寄ってきた。

「大丈夫よ。明後日なんて直ぐ来るわ。明日なんて、すぐに終わっちゃうわよ。」

聡美さんがそう言うと、

「そうみんな言うけど、あたしたちは、みんな学校の宿題をやったら、ここで何もすることがなくて、ぼんやりしてるだけです。」

と、女の子は聡美さんに言った。それこそ、彼女たちの抱えている本音なのかもしれなかった。

「そうなのね。じゃあお姉ちゃんが、みんなにアドバイスしてあげる。あのネ、ここに来ることで、みんなはお母さんたちに捨てられたと思ってるのかもしれないけれど、そういうことなら、思いっきり自分のやりたいことに打ち込めるチャンスでもあるのよ。皆、好きな勉強したり、好きな絵を描いたり。ここにいればそれが、誰にも邪魔されなく出来るわ。だから、それを一生懸命やって。それが、将来辛い世の中を生き抜いていくための、一つの武器になるのよ。」

聡美さんは、彼女たちに言った。三人の女の子は、真剣な顔をして、聡美さんの話を聞いている。

「本当?お姉ちゃんは、何をしているの?」

先程、歯が生えてくると表現した女の子が、聡美さんに言った。聡美さんは困ってしまった。実は、聡美さんだって、そのようなことはできないで育ってきているから、彼女たちにはそうならないでほしくて、彼女たちにそういったつもりだったのに、なんで自分が聞かれる羽目になったのだろう?

「あたしはね、あなた達の世話をすることに打ち込んでるの。だから、こうして訪問に来てるのよ。みんな、そうやって生きてるのよ。」

聡美さんが、答えが見つからなくてそう言うと、

「そうかしら。あたしたちは、いないほうが良かったと思われてるのよ。そうでなければ、お母さんはあたしをここに預けたりしないわよ。きっとね、あたしたちが生まれてくれてありがとうなんて、大嘘よ。あたしたちが生まれてきて、お母さんたちは、みんな、嫌な顔をしていて、要するにあたしたちは、お母さんの邪魔だったわけ。」

と、別の女の子が、得意そうに言った。

「何を言っているんです。」

いきなり男性の声がしたので、女の子たちはびっくりする。

「そんな事決してありませんよ。本当に大嘘だったら、あなた達を部屋に放置したままにするでしょう。そうではないのですから、あなた達は、邪魔とかそのようなことは無いわけです。」

「まあ、たしかにお前さんの言うとおりだと思うんだけどね。」

それについてきた杉ちゃんが、でかい声で言った。

「真実はそうかも知れないけど、でも、彼女たちは、自分のことを親に捨てられた存在と言うんだったら、まずはじめに、辛いんだねと、彼女たちの言うことを、受け取ってやるべきじゃないのか?」

「でも、本当のことは伝えなければいけないと思います。」

「そうなんだけどね。でもさ、まずはじめに、彼女たちの言い分を聞いてやるのも大事だと思うぞ!」

「ふたりとも、喧嘩はしないでください!」

杉ちゃんとフックがそういい始めたので、聡美さんは、二人の間に割ってはいった。

「二人が、つまらないことで喧嘩したら、彼女たちは、自分のせいで、喧嘩が始まってしまったと自分を責めてしまいます。それで、もう、自己主張はしてはいけないんだと言うことを覚えてしまうんです。それは、将来私みたいに、自分を傷つけてしまうことを覚えてしまうことに繋がってしまいます。それが、一番いけないんです。こんなところで、それを覚えさせてはいけないんですよ!」

「はあ、たしかにそうだな。」

杉ちゃんは言った。

「確かに、泣かない子供ほど怖いものは無いわ。」

「子供さんには、自己主張が出来ることが何よりも幸せですよね。」

二人は、それ以上言い争うことはしなかったが、杉ちゃんもフックも互いを嫌そうな目で見ていることに変わりはなかった。それにくっついてやってきた、武井宗男くんが、

「本当は、仲良くしてほしいな。」

と小さい声でいったため、杉ちゃんもフックもため息をついた。

「わかったよ武井くん。次に訪問するときは、ちゃんと和裁の仕方教えてあげるから、大丈夫だからね。」

と、杉ちゃんがそう言うと、

「杉ちゃんと富沢さんが喧嘩しないでくれるのが一番だよ。」

武井くんは杉ちゃんの話を聞かないで言った。

「そうか。ある意味、お前さんは、チクタクワニみたいだよ。僕らの喧嘩を止めてくれるんだもん。お前さんはすごいなあ。面白いやつだ。」

杉ちゃんはカラカラと笑った。

「それにしても、加藤くんが、このような状況になっても何も文句を言わないのが、ある意味不審ですね。」

「ああそうか。チクタクワニは、もう少ししつこくてもいいんだがな。」

杉ちゃんが部屋の隅に目をやると、加藤くんという男の子は、部屋の隅にボケっとした顔で立っているだけであった。

「お前さんさ、黙ってないで、嫌なら嫌だと言っていいんだぞ。喧嘩しないでとか、そういう事言ったっていいんだぞ。言いたいことがあるんだったら、ちゃんと、口に出して言わなきゃだめだぞ。」

杉ちゃんが言うと、加藤くんというその男の子は、

「怖いです。」

と、小さい声で言った。

「何が怖いだよ。子供ってのは、怖いもの知らずで、何でも口に出して言っちまうのが当たり前なんだよ。」

杉ちゃんがそう言うと、

「できません。」

加藤くんは小さく言って、泣き出してしまった。

「本当に、そうでしょうか?口に出して言ってしまうのが当たり前と、あなたはおっしゃいますけど、それ、一部の恵まれた子で無いと、できませんよ。」

右手で、加藤くんの背中を撫でながら、フックがそういった。杉ちゃんは思わず、

「そうだねえ。」

と一言だけ言った。





  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る