第3章:見えてきたもの1

 ルンバに戻り、宿屋に泊まって休憩する事にしたシグマ達。夜になってしまったが、話の整理をするため、しばらくぶりの休みの時間をとりゆっくり満喫していた。

「はぁ……。ようやく落ち着いて休憩できるかな」

「そうね……」

 お大火事事件の再調査という旅の本題は解決できないものの、シグマとメイは騎士として、ランドルフ達から教えられてきた騎士としての務めを果たしていた。本来の務めはきちんとしており、ルンバでも二人はきちんと住民から騎士と認識されていた。

「流石にそろそろ休憩すべきだったからねぇ。まぁ、もうちょっとやるつもりではあったわね」

「私はてっきりベアトリウス帝国でするのかと。向こうに着いたらしばらく滞在はするんですよね?」

 ベアトリウスに行く前にルンバに戻ると決めたのはシグマだ。

「そりゃあ滞在はするよ。でもベアトリウスの各地の町に足を運びながら情報を集めるわけで、向こうの首都で軍人を待つなんてするつもりはないよ」

 ベアトリウス帝国は、ランドルフ達からとにかくノーシュと比べると厳しいと教えられてきた。その厳しさは、各大陸、各国と比べてもトップクラスで、外国人にもその厳しさだけは知れ渡っている程だ。そのため、下準備はしろと教えられ実際にしてきたつもりだし、着く前にマキナというベアトリウス人と出会った以上、最後の確認をどうしてもしたかった。マキナあのレベルがごろごろいるなら、まだ騎士になったばかりの自分じゃあおそらく経験では話にならない。だからこそ、気を引き締める必要があった。

「私達フェルミナ教の手伝いでよければいつでも大丈夫ですよ!」

「あ、ありがと……」

 そして、夕食を食べながら本題に入る。

「……それで、情報の整理だけど。シエルエールにサンバニラ、クレアドロン、そしてルンバ。色んな町に行って人々に聞いてまわったけど、やはり有用な情報は得られなかった」

「……」

「僕の人生の始まりであるあの事件は12年前だからすぐに集められるとは思ってないけど、流石にここまでだとは思ってなかった」

「皆、ささやかに応援はしてくれるんだけどね。捕まるといいねとか、どこかに今もいるんじゃないとか、そういうのは言ってくれるんだけど……肝心の、誰なのかについては全然よ。せめてそれっぽい人でもいいから言ってくれると嬉しかったんだけどね……」

 シグマとメイが大火事事件の被害者な以上、再調査するのは当然の事である。ノーシュという国にとっては。

「お二人についてきているだけの私が言うのもなんですが、シグマさんが何度かがっかりしているのを見る限り、うまくいっていないのは明白ですね……」

「うん。じゃあ次はベアトリウスだねと言っても、ベアトリウスは12年前に調査をやってないから、当時の国内でやった調査のように僕達が徹底して調べる必要がある。そういう意味では長丁場になるし、今までのようにただ聞くだけじゃない。ベアトリウス人に自分の素性を素直に言う必要が出てくるかもしれない」

「それだけじゃないわ」

 メイの一言に、真面目な顔で頷くシグマ。

「うん、マキナ……。ベアトリウスの軍人騎士には気を付けないといけない。と言っても、バレるように行動するんじゃなくて、何されるのかを想定しておくって事だけどね」

「ランドルフ騎士団長から直々に言われたから、きちんと対策しておかないとね……」

「向こうでもフェルミナ教はありますけど、向こうの軍人や信者が変な事をしているという噂は私は聞きません。そんなにノーシュから見るとやばい人達なんでしょうか?」

「ランドルフさんの言葉を素直に受け取るなら、そういう風に見えるって事だね」

「ふむ……」

 シグマとメイの表情を見て何かを考えこむイリーナ。

「——いやぁ、それにしても普段優しい二人がこんな真面目に議論しているのを見ると、流石騎士様なんだなぁって思いますねぇ、マイニィちゃん?」

「そ、そうですね……(急に来た……)」

 そして空気を少し変えようと、マイニィに話しかけた。

「いやぁカッコいいですよ、二人がこんなだと安心してベアトリウスに行けます」

「い、いやぁ……きちんと教育受けただけだよ」

「ちょっとシグマ、何照れてんのよ!」

「そういうメイだって……」

「あ、あたしはシグマほどじゃないもん!」

「「……」」


「(やっぱりこの二人仲が良いなぁ……)」


「……(なんやあいつら?)」

 と、和気あいあいと、話の整理をしつつ、楽しみながら会話をしている中。シグマ達を眺めている謎の男が一人、同じく宿屋にいた。たまたま食堂スペースに共にいたのである。

「(あいつら、何話してるんや?尋常やない雰囲気やないか、ここ宿屋やぞ……)」

 尋常じゃない雰囲気=うるさい、である。

「全くメイは。素直じゃないよね昔から」

「そ、そんな事……」

「ほんと、素直じゃないよ。成人の儀をした時だって、僕が祝っても泣かなかったのに、セレナとミネアさんに祝われたら泣いてたくせに」

「だ、だってあれはずるいもん!ずっと見てたよとか言うから……」

「そりゃあ見てるでしょ。僕も君も護衛部隊が保護者代わりなんだから」

「……(成人の儀?過去話か?)」

「はぁ……。この素直さの違いが、ベアトリウスでどう出るか、だね。お互いに一長一短だとは思うけど、どう作用するか」

「あたしはシグマが悪く出る方にかける!」

「言うと思った。……まぁどっちでもいいよ、致命的な事にならなければ。向こうに着いたらなんとしても、大火事事件について有用な情報を得たい」

「(大火事事件やと!?)」

 ここで謎の男、ついに驚く。まさかの一般人は誰も食いつかなかった大火事事件に噛みついた。

「(どういう事や?なんで大火事事件の事が新人の騎士であろうあいつらの口からでるんや?あの事件は12年前に調査をして犯人を見つけられずで終わったはず……。考えろ……)」

 そしてピコーンと推理の結論が出る。

「(はっ、再調査か!と、いう事はあいつらは国の人間……)」

 男はニヤァ……と口の端を吊り上げ笑った。

「(ククク……こんな場所で国の人間と出会う事が出来るとは思ってなかったで。今日はついてるな。あいつらと関わると面白い事が起きるかもしれんな……。よし……)」

 謎の男はシグマ達の元へとことこと歩き出した。

「いやぁ、うまくいくと良いですねぇ再調査」

「うん。まぁ、うまくいってもらわなくちゃ困るんだけどね。そのための旅をしているんだし」

「それにしても、予想以上に長い旅になりそうですね。私はまさかベアトリウス探索がこんな形で実現できるなんて思っていなかったので、今から楽しみですよ~!」

「クスクス、イリーナはそんなにベアトリウスに行きたかったの?」

「そりゃあ、どこに誰がいて何をしているのかを知るのは布教と救いのために重要な事ですし」

「熱心ねぇ……」

「二人の大火事事件ほどじゃないです」

「あ、あはは……」

 言い返された。完敗である。


 ——そして。


「ふっふっふ……話は聞かせてもらったで!」


「……誰ですかあなたは?」

 シグマは白い眼をしながら言う。急にやってきて、仁王立ちで話しかけてきて、なんなのかと。シグマはやたら自信満々な男のテンションが理解できなかった。

「わいか?わいはマルク・トール。情報屋や。情報で生計をたてとる」

 男は自己紹介した。マルクという名前だった。

「……ちょっと、話は聞かせてもらったってどういう事よ?きちんと喋ってもらおうかしら」

「喋るも何もわいは情報屋やで?専門分野やないか。あんたらにとって有用かどうかはわからんけど、知ってる事は知ってるだけ話せるで?と言うとるんや」

 いわゆる仕事をしに来たんだとシグマ達に説明した。ここまで話せれば後はもうマルクの独壇場である。

「じゃあどこまで知ってるのよ?」

 メイはマルクに話の続きを促した。

「そうやなぁ、少なくともあんたらがノーシュの人間である事と、大火事事件の生き残りって事は見てわかるで?今見てわかったけどその紋章、ノーシュの騎士の奴やろ。わざわざ新人用の奴つけて経歴も教えてくれとるしな」

「み、見ただけで?嘘でしょ……」

「……」

 マルクは怪しさ満点だったが、その観察眼は本物だった。シグマは警戒を続けながらマルクが話すのを見守っている。

「まぁこれはあんたらが話していたのを聞いて、一応おそらくはっていう推測も入ってるんやが、その反応は当たってるっちゅう事やな」

「って聞いてたの!?」

 盗み聞き……とメイが愕然とする。しないと得られない事も多々あるのが情報屋界隈である。裏の世界ともいう。

「ちょ、ちょっとあんた。辺りを見渡したらあんた以外誰も聞いてないからいいけど、この件は関係者以外に言ってはダメな奴なんだからね」

「そりゃそうやろうな。……それで?わいの情報分析力をほんの少し見せたんやけど、もっと見せた方がええか?それとも何が知りたいかに移った方がええか?」

「え、えっと……」

 怒涛の返答に、メイはついていけなかった。情報をどうコントロールし、どう出すか。これも情報屋としてのスキルの一つである。出す出さないのカードの戦いになるので、ちょっとしたセンスがいる。

「いいよ、メイ。僕が対応するから」

「シグマ……。じゃ、じゃあ後はよろしく……」

 メイは堂々とシグマにバトンタッチをして、マイニィ質と共に休憩する事にした。

「あなたが情報屋として、そこそこ出来そうなのはわかりました。でも、どう信用すればいいんですか?僕達は見ての通り自分達が当事者だから、再調査をしているんですけど」

 シグマは騎士として、一人の人間として、言うべき事をマルクに言った。

「んな事わかってるで。でも、表向きには国が命じて動いてるんやろ?逃げられた。屈辱だからもう一度行うってな。ベアトリウスを調査していない事は都合よく伏せてな」

「……そうですけど」

 ここまでは誰もが知っている情報である。そしてシグマを含め、誰もが知りたいのはなぜベアトリウスにまで当時調査をしなかったのか、なのだが、その鍵を握るのは、あの事件の生存者当事者であるシグマ自身なのだ。当時対応したランドルフ騎士団長から直々に、セレナ王女と話し合って旅に行かせたのだから。人生経験を積ませるという名目で。

 つまりベアトリウスはこれから、シグマという大火事事件の本命と出会い、対峙する事になるのだ。それにシグマ本人もマルクも気づいてはいなかった。

「わいが言いたいのは、大火事事件の犯人がベアトリウスに逃げた事は素人でも推察できるのに、なんで今になって再調査しているのかっていう事や。それにはあんたらが関係しているんじゃないか、わいはそう思ってるんやが、違うんか?」

 マルクは情報屋として長年やってきた経験と勘を頼りに、推測を立てシグマにそう言った。

「関係って……僕達はこれからベアトリウスに初めて行くんですよ。関係もなにもあるわけないじゃないですか」

「あほやなぁ、これから関係するかもしれへんっていう事やんか。あんたらがベアトリウス初めてでも、ベアトリウスの人達は別にノーシュ人と会って話すのは初めてじゃないんやで?自分達で調査するって言って回るんやから、それを知ったベアトリウスという国がどう動くかぐらい考えられるやろ。そもそも今まさにそれをどうするかの会議をしているんじゃないんか?」

「ぐっ……そう、です……」

 シグマも言い負かされた。情報屋は当然、裏の世界を知っているので、信用第一な世界である。相手の懐に潜れないと話にならない。

「わいをどう利用するのかはあんたらが決める事やから、別にどうでもええ。使うだけ使って捨てたって構へん。でも、保険は掛けた方が良いんじゃないの?」

 このセリフは、マルク自身がよく裏の人間に言う言葉だった。なぜなら大事な事は事を終わった後の状態だったりするからだ。今回もそう、自分と関り、ベアトリウスに行ったシグマ達がどうなるかがマルクにとっての問題で、自分の処遇やシグマ達が自分達の問題をどう解決するかはどうでもよかった。大火事事件は情報屋でもかなり陰謀論として語られ、何も情報が出てこないと当時そこそこ話題だった。だからこそマルクはここまで食いついているのである。しかし当然、シグマ達は情報屋の世界をよく知らないのでマルクの気持ちや心遣いは察して上げられない。

「……」

「(シグマさん……)」

 マイニィはシグマとマルクとのやり取りを心配そうに見つめていた。

「……わかりました。ベアトリウスに行く前に、マルクさん……でしたっけ。あなたの知ってる事をここで全て話してくれませんか。僕達に有用な情報があれば、ですが」

「ええで、契約成立やな!」

 そしてマルクはあっさりとシグマ達と協力関係を結ぶことに成功した。シグマ達にとってはまさかの援助だった。

「報酬はわいが自分でノーシュに要求するから心配しなくてええで!どのくらい情報提供するか、活躍したかにもよるやろうし」

「そうですね、僕達も成人しているし、一般人から見れば国の人間なので対応できる事ならそうするべきなのですが、マルクさんがそう言うなら助かります」

 マルクはさっそく報酬のもらう約束をシグマを通してノーシュと結んだ。

「それで?具体的には何を教えていただけるんですか?」

「それはあんたらの今の状態次第やな。わざわざここで会議してベアトリウスについて議論するぐらいやし、成人になったばかりなら地理的な知識ばかり知っていて、実際の現場はあまり知らないやろ」

「まぁそうですけど……」

「細かい事は歩きながらにでも話すとして、そうやなぁ、まずはやっぱ国民性から話そうか」

「国民性……」

「せや。ベアトリウスはあんたらノーシュ王国と違って帝国なんや。だから、非常にストイックで選民思想があるな。……と言っても弱者は死ねっていうあまり良いとは言えないものやが」

「……」

「後はあんたらと違って良くも悪くもまとまってる。団結力があるっていう事や。だから相手をするのが一人だろうと油断しない方がええ。相手が軍人ならなおの事や」

「団結力がある……(……あれで?部下の兵士が従順って事じゃないのか?)」

 シグマはマルクの話を聞きながら、現実とかみ合わない説明に若干の違和感を感じていた。

「あとこれはあんたらノーシュにとってはええ事やけど、やらかした負の歴史は向こうの方が圧倒的に多い。帝国だから、ともとれるけど、それでもや。だから、そういう意味では自国を誇ってもってええし、安心してええで。隣国でお互い領土もそこそこあるのに、戦争したのが過去数百年で2度3度しかないのがその証拠や。小国時代は省いてるで、あくまでノーシュとベアトリウスで見た場合の話や」

「それは知ってます」

「そか。あんたらノーシュは国民を愛しているし守ってる。まぁこれはベアトリウスもやが、ノーシュならともかく、ベアトリウスの方は併合したいとは思っていないやろうな」

 マルクはシグマ達が思っている上に丁寧に説明をしてきた。軽い歴史の復習もあり、一瞬馬鹿にしているのかとシグマは思った。

「向こうの軍人と会話すれば、割と面白い話が聞けるかもしれへんで?あんたらの事は軍人として敬意を払ってると言われるかもしれへん。だから、わいがベアトリウスに行くにあたってあんたらに言いたい気を付けるべきポイントは、ズバリ空気やな。ノーシュと違ってピリピリしてるでぇ~向こうは」

「ピリピリしてる……」

 ビシッとシグマに指を差して告げるマルク。ようはこういう事やと言ってるようなしぐさだ。

「ご忠告、ありがとうございます」


「まぁ、だから用心棒としてわいもついていくで!」


「………………は?」


 ちょっとよくわからないセリフに、一同シーンと固まってしまう。

「……ええ!?つ、ついて来る気なのあんた!?」

「当たり前やろ、情報提供された人間が、その後どうなったのかまで知って(見守って)こその情報屋や。わいの知的好奇心と心配性を舐めるなやボケ」

「いや、知らないし……」

 何を当然の事を、と思っているマルクに対し、シグマとメイは驚愕。客観的に見ればそりゃそうだろうと思うような反応なのだが、マルクの思惑は完全には伝わっていないようだった。

「あ、あはは……」

「い、意志は固いんですね?」

「当たり前や」

「はぁ……」

 シグマは肩を落として、このやたらやる気満々な思わぬ伏兵を一応歓迎した。

「じゃ、じゃあ……よろしくお願いします。といっても、あなたは同行という形で、宿屋とかは自腹で払ってくださいよ?」

「ええで、もともとそのつもりや。——いやぁ~、しかしこれから楽しくなるなぁ。大火事事件の再調査とかレア案件や、

うまくいったら友達や同僚に自慢できるで。当事者と付き合ってる奴らのメンツも面白い奴ばかりやしな。なんやねん男一人に女三人って。ハーレムか?騎士が男女一人ずつにしても出来すぎやろ。なぁ、なんで子供おんの?十代ですぐに産んだにしても大人びてるし、小さくもないやろ彼女」

 マルクの話が完全に終わって、シグマ達が歓迎したらこれである。急にうざく絡み始めた。

「いや、マイニィちゃんはカレア家のお嬢様で、僕が一時的に保護者として社会勉強のために……」

「はぇー、それも素直に語ってくれるんか。なるほどなぁ、カレア家やったんか君。マイニィっていうんか。どうりでやたら清楚やと思った」

「は、はぁ……?」

 話しながら、マルクは前かがみになって顎に手を当て少し上からマイニィちゃんを見下ろす。

「ちょっと、私は清楚じゃないと言うんですか!」

 そしてイリーナはマルクのとある言葉に素早く反応した。

「いや、あんたはフェルミナ教やん。清楚とかそういう問題ちゃうし……」

「こう見えておしゃれしてますぅー!成人しているから女の子じゃなくて女性だけど、ぴっちぴちですぅー!」

「ああ、そうすか。そりゃあすまんかったな……(ちょっとうざいなこいつ……)」

 人の事言えないけどな。

「だ、大丈夫かなぁ……。有用そうだけど、まだ信頼はできないって感じね……(ヒソヒソ)」

「'もう少し休んでから行こう。情報屋は嬉しいけど、流石に処理しきれない。マルクが言った事はどういう事なんだろう、ベアトリウスも一枚岩じゃないという事か?う~ん…………考える時間が欲しいな……)」

「っし!ベアトリウスに行くのが今から楽しみや!あんたらの行方がどうなるのか見ものやな!」

「大火事事件はそんな野次馬根性が発揮されるような事件じゃありませんよ?」

「わかってるで?情報屋として、やるべき事はきちんとやる言うとるんや」

「それが当たり前なのよ。あたし達を客として迎え入れたのはあんたなんだから」

「全くです」

「あ~愉快愉快」

「……」

 こうして、怪しさ満点、実力は確かっぽい情報屋のマルクがほぼ仲間扱いで旅に同行する事になったのだった。

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