第11話 チャーシュー始めました。
僕はチャーシュー麺が好きな男だ。
しかし、第一次緊急事態宣言の時は、ほとんどのラーメン屋が閉まったり、テイクアウトになっていた。
初めてスーパーでチャーシューを買うも薄いのが数枚で400円くらい。
なんとなく、コスパがよくない。
そんな中、少し暇を持て余していた僕は自家製のチャーシューを作ることにした。
材料は出汁醤油、酒、みりん、砂糖、ニンニク(チューブ)、生姜(チューブ)、長ネギ、鰹節を入れて、ゆっくりと煮込む。
弱火(IHでレベル3くらい)で、3時間ゆっくりと煮込んで、冷やす。
それだけ。
肉は、豚バラ、肩ロース、ももをそれぞれブロックで買ってきて、煮込んでみた。
凧糸はめんどくさいし、食べる時もしんどいから、しなかったけど、
解けることなくできた。
完成したチャーシューはそこそこ、、、
手前味噌だけど、美味しかった。
しかし、、
技術不足は切る時に明らかになった。
薄く切るのはそれなりの技術が必要。。。
コロナ前は袋ラーメンすらめんどくさくて作らなかった僕には敷居が高すぎる。
無駄に厚いカットになってしまうのであった。
そして・・・
僕は自分の未熟さを棚にあげ、道具(包丁)のせいにし、Amazonでよくキレそうな包丁を購入した。
いつ購入したか分からない現有の包丁よりも多少は切りやすいものの・・
なかなかチャーシューを上手に着ることはできなかった。
料理はそんなに甘いものではない。
そう実感させるコロナ禍の春であった。
しかし、、
コロナ期間がなければチャーシューを作ることも、包丁や筋きりを購入することもなかった。
そういったチャレンジができたことはコロナのおかげかも知れない。
今でも、たまにチャーシューや干物を作っている。
家族の評価はイマイチだが、、頑張っている。
クッキングパパになるには、まだ修行が足りない。
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