第22話 君を追いかける、鬼ごっこ。〜私を捕まえて〜②
昼食を食べ終えて、男の子‥‥‥あの子の名前なんでしたっけ?
「ゆうきくーーん!鬼ごっこしよーー!!」
「おう!!きょうは、コイツらも良いか?」
そう言って、ゆうきさん?は私と玲ちゃんと福沢亜衣という女‥‥女の子を紹介しました。玲ちゃんに近づけたくありませんが、これも仕方ないことでしょう。
‥‥そう、仕方ない。
だが、
「えーー、おんなと、おんなおとこかよーーー‥‥。」
女男とは、れいちゃんのことでしょうか?
‥‥女の子になった玲ちゃん、捨てがたい!!
意外とセンスが良いのでしょうか?
「おまえら!!そんなこと言うやつがカッコいいか!!?
おとこなら、なんでも、受けととめり(?)なければいけないんだ!!!」
「そ、そうだよな!!おれも、そうするぜ!」
途中、意味の分からない日本語が出ましたが、私達‥‥と言うより、私を誘いたくて必死ですね‥‥。
正直言って、意味が分かりません。
もちろん、私は自分の容姿を磨き続けましたが私の隣には玲ちゃんがいます。
(なぜ、玲ちゃんに惚れないんでしょうか?)
玲ちゃんの可愛さ、美しさ、カッコ良さは性別なんて壁は簡単に飛び込えるはずなんですが‥‥?
きっと、この答えを分かる人はノーベル賞などを取れる人にしか分からないんでしょうね‥‥。
そんな考え続けても分からないことを続けていると、ジャンケンの話になっていました。
「じゃあ、ジャンケンしようぜ!!!」
「「「「さいしょはグーー!
ジャンケンぱん!!!」」」」
ジャンケンの結果、私を誘って来た。
‥‥あれ、名前なんでしたっけ?
「じゃあ鬼は、おれ、ゆうきさまだな!!」
あーー、そうそう、そういえばそんな名前でしね。
‥‥はぁ、私は本当にダメですね。
玲ちゃん以外のことが疎かにになり過ぎてしまいます。
(このことは、『過去』にしっかりと反省したはずなのに‥‥。)
私が反省していると、
「ゆうちゃん、だいじょうぶ?」
私が何も喋らないことをおかしく思った玲ちゃんが私の耳元に囁きます。
(私はなんて幸せ者なんでしょう。)
皆さんはどうして、玲ちゃんがいないのに、生きて生きているんでしょうか?
「だいじょうぶ!」
やっぱり、玲ちゃんは優しいなぁ。
だからこそ思ってしまう、なんで、玲ちゃんと2人っきりになれないんだろう?と。
(私は玲ちゃんと幸せになる世界になる未来しか見てないのに‥‥。)
別視点。
「なんで、あの子が‥‥。」
そう、誰かが言う。
だが、
その小声は誰にも聞かれることなく散り、
想いは募る。
途中から気づいていましたが、とんでもない惚気話になってしまった‥‥。
多分、優子視点はこういうのが多くなるかもしれないです。‥‥楽しいので!
後、次も優子視点です!
よろしくお願いします(?)
では、また!
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