凡人の意地がすごい

この話、何がすごいって、まずは主人公の鍛え方。それが1番に出てきます。とにかく体を痛めつける、詳しいことは書きませんが、理にかなってるようなかなってないような…とにかくすごいんです。
さて、何がこの異常さを引き出していたのか、それはひとえに幼なじみの存在が大きいんですよね。この幼なじみと最後どうなるのか、注目したいところです。

途中の街でまた色んな人と出会って決意を固めたり暴れたりこれもまた見ものです。また、幼なじみ、ルナの様子もちょくちょく描かれていて、すれ違いやお互いの思いを読者が知れるというのはまたニヤける部分です。

今までの先生の作品に出てくる圧倒的な強敵は出てきてませんが、戦闘シーンも死闘を繰り広げ、過去の主人公同様運と閃きで勝利を手繰り寄せるところがやはり驚くところで、飽きずに読み進められます。