米津 環

「おじいさんはいつになっても子供っぽいのよねぇ」


【キャラクター名】米津 環よねづ たまき

【性別】女性

【年齢】99(?)

【性格】非常にマイペースなおばあちゃん

 基本的にいつもにこにこしている陽気な人柄で、子供と旦那様が大好き。

 人前では礼儀正しい大和撫子だが、家ではおじいさんを尻に敷いているらしく、総理大臣相手でも堂々と文句を言える米津元帥も、環相手には頭が上がらないのだとか。


【武器】なし

 環おばあちゃんは武器を持っていない。


【特殊能力】

飛翔立体機動:

 おばあちゃんは空を飛ぶ。


天の恩寵:

 味方に対して攻撃力、防御力、技術力などを強化する術式。

 おばあさんの主なお仕事は、味方に対してバフをかけることだが、おじいさんを優先しがち。また、効果は少しずつ高くなるだけので、最大強化までにはかなり時間がかかる。


気圧操作術:

 周囲の気圧を変化させ、気圧断層によるバリアや気圧圧縮で相手の動きを鈍らせるなど、さまざまに応用が利く。ただし、大規模に操作するほど燃費が極端に悪くなるらしい。


鏡の羽:

 自分の周りに反射磁場を張り、相手の飛び道具を跳ね返す。近接攻撃相手には無力化と思いきや、反射磁場をまとって体当たりで攻撃したという記録がある。


同調:

 夫の意識に自分の意識をリンクさせることで、より強い術の使用を実現する。

 受けるダメージがお互いで共有されてしまうというデメリットがある。



【容姿】

 さらっとした長い白髪を持つ、和服を着たお婆さん。おじいさんは歳相応ながらそれを感じさせない威厳を持っているのに対し、環は「どう見ても100歳近い女性には見えない」くらい見た目が年齢と乖離している。

 背筋はピシッと伸びており、顔のしわも少なく、肌も整っているなど、人によっては60代に見えることも。


 環の正体は、昭和時代に突如として米津の目の前に現れた天女。

 天女は寿命が極端に長いため本来は歳を取らないが、人間の生活に混ざるためにあえて自分を老婆の姿に変えている。どうも老け方があまりうまくないようだ。

 子供の頃の米津の才能に目をつけていた環は、彼を逆ナンして無理やり契約を結び、とある約束の対価として彼の戦いをサポートしている。

 夫が使っている刀「天涙」も、天女である彼女の家に伝わっていたものを貸しているもの。

 今はそれほどでもないが、昔は非常に嫉妬深かったらしく、ほかの女性に笑顔を向けただけでもすっ飛んできて相手を威嚇したという。


【キャラ評価】

戦闘:

知略:★★★

悪巧:★

機転:★★


 基本的に戦闘能力は皆無だが、一般人との喧嘩くらいなら何とかなる。

 環の真骨頂はサポート能力であり、ただでさえ強い米津元帥に彼女のバフが加わると、まさに鬼に金棒である。


【オーバードライブ】

「そう……私だけを見て。恋は盲目……私の愛は、あなたを最も幸せにするのと同時に、最も不幸にもするのよ」


傾城傾国けいせいけいこく

 日本国史上最強かつ最悪の洗脳技の一種。

 範囲内にいる対象すべてに対し「魅了」のバッドステータスを付与し、付与した相手を思うままに操ることができるとんでもない技。

 老若男女問わず虜にするが、特に男性相手には効果が高く、思春期だったり、色欲が強い人物は防ぐことが困難となる。


 元々は古代中国の魔の物が用いていた力で、修行が足りない人間を完全に操り人形にするというえげつない効果もさることながら、その名の通り「城」を、そして「国」をも傾け滅亡させるほどの超絶広域効果範囲が目玉となる。

 しかもその効果は、テレビなどのメディアを通して姿を見る、声を聴く、匂いをかぐだけでも現れるため、環はその気になれば一つの国の人口を丸々操り人形にできるのだから恐ろしいものである。


 ただしこの技には意外と欠点が多い。

 まず、人間以外にはあまり効果がなく、特に機械類は全く効き目がない。

 また強い想い人がいたり、何らかの理由で魅了に耐性を持つ者には効果が薄い。


 そして最大の欠点は、魅了した相手は自分で思考する力が極端に薄れるため、きちんと指示しないと単調な行動しかできなくなること。

 味方にかける場合は状況をよく確認しなければ、かえって弱体化する危険もある。



オーバードライブ時のデメリット:

 しばらくの間、使用者の存在感が極端に薄くなり、人々から忘れ去られる。

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