(347)過ぎゆく夏

 10月になって、ようやく寝る時にエアコンを点けなくても良くなってきた。


 おかげでよく眠れる様になり、溜まっていた仕事に少しずつ処理が追いついてきた気がするくらいには仕事の効率も上がってきた気がする。


 今日は日中も涼しかったので、近所の公園で散歩する事に。


 そよ風になびく木々の枝が、サワサワと気持ちの良い音を鳴らしていて、ベンチに座って聞いているだけでも心地よい。


 ああ…

 やっと夏が過ぎ去ったんだな…


 たまに、夏が過ぎるのが「物悲しい」なんて人を見かけるが、僕はそれには全く賛同出来ない。


 僕は夏が大嫌いなのだ。


 暑いし、眠れないし、汗だくになるし、食材はすぐに腐るし、電気代は高くつくし、車の燃費も高くつくし、仕事の効率も落ちるし…


 でも、そんな長かった夏は、過ぎ去ったのだ。


 僕は夏に勝利したのだ。


 というか、逃げ切ったのだ。


 という訳で、これからは年末に向けて突き進む事になるのだろうが、この3ヶ月は僕も本気で頑張ろうと思うのです。


 ウクライナや中東アジアでは戦火が拡大し、日本の政治がアホな事をしたおかげで、ガスや石油の値上がりは止まらず、北海道や北陸の雪国などは暖をとるのも苦しくなるだろう。


 日本の政治がどう変わってゆくのか、次の選挙が終わるまでは分からないが、願わくば、困窮する国民を救う政権が生まれて欲しいと願うばかりだ。


 公園で遊ぶ子ども達の声を聞きながら、そんな事を思う、今日の僕なのであります。

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