ことばの悦楽

（272）ゴリ押し

　今日は仕事で横浜に行く事に。

　久々に電車での移動という事で、交通系ICカードを持っていない僕は、最寄りの駅地下鉄のでICカードを買おうと思った訳だ。

　昔の記憶を頼りに、券売機でICカードのボタンを探したが、いくら画面を操作しても購入出来そうに無い。

　で、駅の事務所に行って駅員にその旨を伝えると、

「半導体不足の影響で、一般の方へのICカードの販売はしていません」

　との事。

　はぁぁ？

　半導体不足ぅ！？

　いったい、いつの話をしているんだ！？

　という訳で、駅員に勧められたのが「モバイルsuica」というアプリだ。

　つまりは、個人情報が詰まったスマホにsuicaのアプリを入れて、行動を監視させろという事か。

　何だかな～

　半導体不足なんてのは、方便なんだろうな。

　現実は、政府からの要請でIT化をゴリ押しする様に求められているのだろう。

　4月4日は国会でも「NTT法の廃止」が議論されており、日本の通信インフラを外資に売却する準備が進んでいる様だし、もはや自民党は「売国政党」の道を進む事を決心したんだな。

　通信が外国勢力に牛耳られ、個人情報も握られ、世界の戦争は拡大し、やがては第三次世界大戦に向かうのかも知れないな。

　僕の作品にそういった内容のものがあるが、本当に現実になりつつあるのが悲しくてならないな。

　いつだったか「戦争リスクに備える必要がある」なんて事をまことしやかに言う人が「陰謀論者」などと呼ばれていた時期があったが、蓋を開けてみれば、陰謀論でも何でも無く、事実だった可能性の方が高くなっている訳で。

　ほんと、政府のゴリ押しには気を付けなくてはならない。

　そう言えば、マイナ保険証もゴリ押ししてたっけな。

　…気を付けなくちゃな。

　そんな事を思う今日の僕はなのであります。