(247)RPG
三連休という事もあり、その内の一日をゲームでもして過ごそうという事に。
で、FF9をやってみた訳だが、いやはやFFシリーズはやっぱり凄いな。
グラフィックは今ほどリアルでは無いが、シナリオは奥が深いしバトルも楽しい。
シリアスな物語の中でコミカルなモーグリの存在感も活きているし、物語を作る者としてはこうしたシナリオ作りのクオリティには脱帽するしか無いな。
子供の頃に遊んだDQ1〜3では満足出来なくなってしまった大人の僕でも、FFシリーズは楽しめるというのだから、そのシナリオやゲーム性のレベルの高さは半端無いという事なのだろう。
そう言えば、異世界ファンタジー作品では、こうしたRPGの世界を旅する感じの物語が多い気がするな。
「ゲーム廃人が異世界転生したら、そこは知っているゲームの世界だった」
みたいなのがテンプレ化してきた感もある。
テンプレ化してきたという事は、そんな昨品が多いからな訳で。
そんな作品が多いという事は、それだけ人気があるという訳で。
人気があるという事は、それだけニーズがあるという訳で。
なるほど。
つまり、みんなRPGが好きなんだな。
だから、そうした作品の中ではLevelの概念や魔法の概念が一般的だったりするのだろうな。
でも、何でもかんでも「魔法で解決」ってのも味気ない気もする訳で。
その点、FFシリーズには「属性」なんて概念もあり、火の魔法を炎のモンスターに放てば、その敵を回復させてしまう事にもなる。
そうした駆け引きみたいなところもゲームならではの楽しみだと思うのだが、それを小説で表現しようという試みが沢山の作者によって行われている様にも見える訳で。
…ふむ。
でも、ゲームはゲームだから楽しいという気がしなくもない。
それを小説で面白い作品に仕上げるコツって何なんだろうな。
ゲームのシナリオを書くのとは違い、ゲームのプレイヤー目線で物語を面白くするのって、実は凄く難しい事じゃないのだろうか?
それにチャレンジしている作者達は凄いなと思う。
僕には到底出来そうな気がしないや。
そんな事を考えながら、FF9のミニゲームであるカードバトルで苦戦する、今日の僕なのであります。
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