(194)年賀状
年末の足音が聞こえてきそうな今日この頃、僕はオフィスで仕事まみれの毎日を送っている。
そんな中、取引先から届いた郵便物を見ている内に、「年始のご挨拶について」と書かれたハガキを見つけた。
何だ、もう年始の話か。
と思ったのだが、よく見てみれば「毎年みんなに年賀状を送ってたけど、この年末年始からは年賀状送るのやめたからヨロシクね」という内容だった訳で。
なるほどね。
取引先が多いと、年賀状送ったりするの大変だもんな。
実は僕も、年賀状を送るかどうか悩み中だったんだよな。
僕の場合は、「面倒くさい」「お金が無い」のが理由だけど。
だいたい、年賀状についている「お年玉くじ」も、年々内容がショボくなってるし、そもそも政府の言う「ペーパーレス社会」とやらはどこいったんだ?
政府が進める「ペーパーレス社会」と、政府が大株主になっている「日本郵政」の仕事は、方向性が矛盾しているんじゃないのか?
なんて事を考えつつも、実のところ年末年始の楽しみの一つが「年賀状は何枚届くかな~」だったりする訳で。
時代の転換点とも言えるここ数年の日本。
人間関係や慣習や、その他もろもろの社会の仕組が、新旧混ぜこぜになっているのが「今」なのかも知れないな。
もし僕が今の社会を一言で表現するならば、それは「
こんな混沌の社会を作って来た自民党も、どうやら断末魔の叫びを上げている様だし、ファンタジーで言うところの「魔王」が滅びるかどうかの瀬戸際なのが「今」な訳で。
我々は、すごい時代を生きてるんだな。
そんな事を思いながら、「年賀状、どうしよっかな~」と悩みが尽きない、今日の僕なのであります。
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