(168)報道の裏
とうとう今日から11月。
たまたま見たニュースは、イスラエルの戦争の事ばかりになっていた。
日本の政治は相変わらずグダグダで、日本はイスラエルの休戦決議を、他の多くの国が賛成したにも関わらず、棄権したそうだ。
つまり「休戦するかしないかの決議に参加しない」という意思表示な訳で。
休戦しなくちゃパレスチナの国民が苦しむ事になるのは目に見えているのに、それをしない日本政府。
戦争止めたら武器が売れないアメリカは、当然この決議には反対している。
そんな「他国の戦争が大好きな国」なアメリカに忖度したという事だ。
これはこれで酷いニュースなのだが、報道が何か特定の事件ばかりを報じる時というのは、裏でおかしな事が起こっているのではないかと疑った方がいい。
10月上旬はジャニーズのニュースばかりだったが、どうやらその裏で日本の首相は、アメリカの大手金融投資会社の社長と会談していたらしい。
で、「日本の経済市場を、もっと買い叩ける様にしろ」とでも言われたのか、日本の増税メガネは益々日本国民を苦しめる政策を計画している様子だ。
11月はイスラエルの報道ばかりだから、この裏でも何かが動いているのかも知れない。
何が成されようとしているのか、国会の動きを見ておかないといけない気がするな。
それにしても、最近のジャーナリストはどういう意識で仕事をしているんだろうな。
昔は「正義」というものがあった気がするのだが、今の報道を見ていると、「損得勘定」はあれど、「正義」が欠落している気がしてならない。
僕が子供の頃は、分かりやすい「絶対懲悪」みたいな番組が多かった。
僕はそれがあまり好きでは無く、「敵にもいい人が居ると思うんだけどなぁ」などと考える子供だった訳だ。
ゴレンジャーなどは特にそうで、喫茶店でバクバクとカレーライスを金も払わずに食べているフリーターのヒーロー達と、組織を作って世界を征服しようとしている敵。
しかし、悪の組織が繰り出す施策はことごとく下らないものばかりで、簡単にゴレンジャーに狩られてしまう訳だ。
人生楽勝。
当時の子供達がそう思っても、仕方が無い気がするな。
でも実際は、30年間成長しない日本経済の中で日本人は生活を余儀なくされ、自分の事だけで精一杯の毎日だ。
僕達は一体、何のために産まれて来たのだろう。
そう思っている人が多く居る気がしてならない。
幸い、ご先祖様が残してくれた「日本」という国には、まだまだ良い所が沢山ある。
今の政治家はそれらを外国に切り売りして私腹を肥やしている様だが、残された「良い所」が無くなる前に、それらを駆使して抗う必要があるんだろうな。
僕の中の正義とは「かわいいほっぺ達を守る事」だ。
かわいいほっぺ達を産んで育ててくれる母親達の8割が「生活が苦しい」なんて言ってるこの日本。
どう考えても政治がおかしいといか思えないんだよな。
僕がその為に使える武器は「投票権」だけだ。
早く選挙という戦場で、その武器を使いたいと願う今日この頃なのです。
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