(147)勇み足
今日は朝から忙しく仕事をしていた。
厳密に言えば、昨夜からずっとオフィスで仕事をしていて、帰宅したのが朝の6時で、少し仮眠してからすぐに仕事に出掛けたので、ほぼ徹夜みたいなものかも知れない。
せっかく来たコンサル業務だからと少し張り切り過ぎたのかも知れないが、いわゆるランナーズハイみたいなもので、頭も冴えているし体調も悪くない。
で、朝9時に最初の顧客を訪れ、15分程の簡単な現場確認をして別れ、その後10時からコンサルの顧客に往訪予定だったので、無事に10分前に到着して受付フロントで顧客を呼び出した訳だ。
が、担当者がリモート会議のヘッドセットをノートPCに繋いだまま出てきて、「スミマセン、今日って11時からじゃ無かったでしたっけ?」と言う。
僕のスマホのスケジュールアプリには10時からと記録されていたのだが、再度PCでスケジュールを確認した担当者は「11時ですよね」と言っているあたり、これはきっと僕が時間を間違えたのだろうな。
で、一旦顧客の元を離れ、再度11時に往訪する事になった訳だ。
何と言うか、どうやら僕の「勇み足」だった様なのだが、自分でそう思いながら「勇み足ってどんな足だ?」等と余計な事を考えてしまうあたり、やはり僕は疲れているのかも知れないな。
コンサルまで時間も出来たし、ちょいと「勇み足」について想像してみる事に。
ネーミングから想像するに、きっと勇敢な足なのだろう。
と言うよりは、勇ましい人の足をイメージした方が良いのかも知れない。
勇ましい人の足ってどんな感じなんだろうな。
サッカー選手みたいな筋肉質な足なのかも知れないな。
健康的に日焼けして、艶やかな肌は汗ばんで輝いている感じだろうか。
汗ばんでいるせいか、すね毛が肌に張り付いて、唐草模様よろしくそこここで渦巻いているのかも知れないな。
そんな姿を想像したら、何だか少し具合が悪くなって来た気がするな。
イカンイカン。
これから顧客の元に再度訪れてコンサル業務があるってのに、余計な事を考えてしまったな。
そんな、にわかに時間をもて余している今日の僕なのでした。
それにしても、時間を間違えるとか、自分で思っている以上に疲れが溜まっているのかも知れないな。
良い仕事をする為にも、適度な休息をしなくちゃな。
皆さんもどうか無理をせずに健康第一でお過ごし下さいませ。
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