(113)長生き
毎日を一生懸命生きていても、努力の量がそのまま結果に結びつくとは限らない。
環境や人脈、運なども作用して結果はどうなるか分からない事の方が多い訳で。
長生き出来るかどうかも運次第なところがあって、健康的な生活を営んでいても、突然の事故や不運に見舞われる事がある訳で。
そんな事を考えるきっかけになったのは、とある高齢女性から言われた一言だった。
「長生きしたいなら『賢いバカ』でいるのがいいですよ」
・・・えっと、どういう意味ですか?
僕がそのまま質問してみると、
「その意味を考えながら生きていけば、いずれそのようになります。その時にはもう、長生きの秘訣は身に付いてると思いますよ」
だそうな。
うーん、なんだろな。
深い意味がある様にも思えるし、対して深い意味は無いのかも知れない。
ただ、僕が驚いたのは「賢いバカ」というワードで、実は「賢いヒロイン」という企画の為にこっそり執筆しておきながら期限に間に合わなかった為にお蔵入りしている作品のテーマが「賢いバカとバカな天才が織り成す物語」だったからだ。
僕なりに色々「賢いバカ」の定義を考えてはいたのだが、まさかリアルで高齢女性からそんな言葉を聞くとは考えもしていなかったので、現実にその言葉を聞いた僕は、この人が言う「賢いバカ」の意味を測りかねたのだ。
仕事中でもあり、時間が無かった僕は結局「考えながら生きてみますよ」と返したものの、一晩越した今になって無性にその意味が知りたくなってしまった訳である。
うーん・・・。
もしかしたら、これは神様の啓示なのかも知れないな。
途中で放り出したあの作品を、きちんと書き切りなさいというね。
うむ。
とりあえずはそういう事にして、執筆時間を捻出しながら頑張ろうと思うのです。
まだまだ先の話になるとは思うが、その作品は「完成してから公開する」という方式を取ろうと思っているので、公開までまだまだ時間がかかるだろうな。
公開が始まればエンディングまでノンストップになる筈だが、これも実験的に執筆している作品なので、お蔵入りしたまま埋もれてしまう可能性もある訳で。
ま、無理しないでのんびりやるか。
執筆は楽しくやれるのが一番だしね。
健康が一番。
これからもその方針で頑張ろうと思います。
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