ことばの悦楽

（62）文化の日

　今日は「文化の日」だったので、一日中カクヨムで様々な作品を読んでいた。

　いわゆる「読書の秋」ってやつだ。

　秋晴れの中、近所の公園のベンチで小説を読むのはとても気持ち良かった。

　実は、一昨日初めて「自主企画」を立ち上げてみた。

　先日長編ファンタジー小説を完成させたので、「魔法もスキルもRPGみたいなレベルの概念も無い小説を求む」という感じで企画を立ち上げてみた訳だ。

　何がしたかったかと言うと、先日僕が書き終えた物語が「魔法もスキルもレベルの概念も無いファンタジー」だったので、同じ様な条件で他の作者さんはどんな物語を書いているのかを読んでみたくなったという事だ。

　他の人が立ち上げている「ファンタジー系」の企画を見に行っても、「俺ＴＵＥＥＥ」とか「ざまぁ」とか「最強」とか、そんなのがあまりに多くて、ちょっと食傷気味だったというのも理由の一つだが、それでも現実逃避ができるファンタジーを読んでみたかったのだ。

　で、いざ企画を立ち上げてみると、あっという間に40作品以上が集った。

　いやいや、さすがにそんなには読める気がしない。

　なので、今回は「完結済」を優先して読もうと思い、案内文にもその様に記載しておいたのだが、それでもなかなか多くの作品が集まった。

　そこで色々な小説を読ませてもらったのだが、ほんと、驚きのクオリティだった。

　アニメ化された作品よりもよっぽど面白い作品もあったし、全然ライトではないノベル作品もあり、しかもその内容が濃密で上品で、ため息が出る程に素晴らしい作品もあった。

　現時点でまだ8作品位しか読めてないのだが、中には100話を超える作品もあり、果たしていつ読み終えられるのか、見当もつかない。

　でもまあ、今日は文化の日でもあるし、こうした文化を楽しむのには適した一日だったのもあって、コツコツと読書を楽しんでいた訳です。

　いやあ、これがなかなか有意義な時間でもあり、楽しくもあり･･･

　今月いっぱいは読書月間でもいいかも知れないなぁ･･･

　などと考えてしまうのだが、まだ執筆中の作品を放置する訳にもいかないんだろうな。

　今週末も天気は良さそうだし、せっかくだから、少しドライブでもして景色のいいところで執筆しようかね。

　何かいい発見があるかも知れないしね。

　さ、明日は今週最後の平日だ。

　仕事も頑張らないとな。

　個人事業主は、仕事しないと食ってけないからね。