(57)学園ラブコメ
これまでに描いた事の無いジャンルとして、今度は本格的なラブコメ小説をと考えている。
その為にカクヨム内でも色々な作品を読んで学びを得たりもしているのだが、その設定を考えながら、やはり色々と悩まされてしまう訳で。
そもそも主人公の設定からして平凡なものしか思いつかない。
しかも、ずいぶんとおっさんになった僕が、現代のティーンエイジャーを描く事自体が大冒険な訳で。
さらにさらに、僕がティーンエンジャーだった頃には無かったものが山盛りだ。
スマホ、インターネット、SNS、そうしたものを駆使する事で生まれる現代のラブコメとは何なんだろうか。
僕の少年時代は、気になる女子との連絡方法は3つしか無かった。
1,直接話す。
2,女子の自宅に電話する。
3,手紙を出す。
これだけだ。
直接話すのもドキドキだし、電話をしても親が電話口に出るので、娘に変わってもらう事からしてドキドキだし、ラブレターを出すのも、その文面を考えるところから返事を待つところまでドキドキの連続だ。
が、今の時代はどうなんだろうか。
直接話すのは同じかも知れないが、スマホやSNSを利用すれば「親が電話口に出てきて」という事が無い。
つまり、1対1でのコミュニケーションしか選択肢が無いという事であって、これでドラマチックな展開を考えるといっても、かなり難しく感じるのが昭和生まれのオジサンである僕にとっての壁になるのである。
つまり、主人公とヒロインのキャラがそれなりに濃くなければ物語に面白さが伴わない気がする訳だ。
という訳で、何となく「学園ラブコメを書こう」と考えてはみたものの、設定を考える時点で躓いているのが現状だ。
はてさて、僕は本当に学園ラブコメを描く事が出来るのだろうか。
それは、神のみぞ知る事なのかも知れない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます