第6話 私の生きた証

それとお前ニートなんて言うなって言っただろうが!

今度からなまけもんを名乗れ!!

放蕩もんだって自分で言っただろう!


放蕩もんじゃなくてなまけもの

こんな勢いばかりの無法者とは違うの


お前俺が無法!?無法者とは違うだろうが!

俺は無法者とは違うのわかれ!


お前ね―

話し込んじゃってすみません、じゃないの。

こんな書けるのになぜ書かない、何故発表しない

発表したとして評価を信じない。

いい加減にしろよ、お前よ

あのおじさんだってお前この紙見せただろ

その結末が知りたいつって死んだぞ。

だから俺怒ってるの怒っちゃったの今


ねー聞いてる、お前ニートとか言ってないでなまけものでいいから

この続きの小説書いてくれる?

そしたら誰かその紙もって出版社行って売るから

金になるならないじゃない、お前さっきこれなんつった?

お前の生きた証だよ、お前の生きた証!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る