花楽師の桔花は、ある日、その特殊な相貌から捕らえられて牢屋に入れられてしまいます。そこへ謎の青年シヅキが現れ、桔花をあやかしの世界・外界へと連れていきます。 わりと毒舌な突っ込みをする桔花が逞しくて頼もしい。 シヅキは、無表情であるが故に心遣いが微妙に一方通行。周りのあやかし達もひと癖もふた癖もあり、突っ込まずには桔花は前に進めない! というか、桔花だから前に進めるのかも。 これからシヅキとの関係がどうなっていくか楽しみです!
文体もしっかりとしていて、とても読みやすいです。和のテイストがGood!