第2話 試験
ユリンには、一年に一度、能力者の試験が行われる。
能力者は、ヒリンからユリンに連れてこられ、試験をうける。
そして、才能があるか、ないかで決められる。才能がないものは、ユリンでの記憶を消され、ヒリンへ帰る。そういう仕組みだ。
ある年、姫菜と綾、その他数十人の11歳〜13歳程度の子供が連れてこられた。初めの試験はもう行われていた。
泣き叫ぶもの、冷静に判断して動く者がいた。ここの試験は2つ。泣き叫ぶものは、ヒリンへと返された。
二つ目の試験が始まった。それは全ての者が合格した。
二つ目の試験は、力試し。能力者が、どのような能力を持っているか、そしてそれが、どれくらいの力なのかを調べるためのものだ。
そこでランクやユリンでの名をつけられる。
そしてそこで、ランク外のものが現れたのだ。それが、姫菜と綾だ。
それから、2人は特別扱いされ、神の領域を超えた者と呼ばれるようになった。
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