教務委員 クラリッサ
「女神さまが何をしてくれるかではなく、あなた方が女神様のために何ができるのかを問うてみましょう」
【名称】クラリッサ・ローヴェレ
【種族】人間
【性別】女性
【定住場所】エリア0-1:セントラル 中央行政区
【強さ】★★★☆☆
【武器】祝福されし鉄槌
棘が付いた物騒な見た目のモルゲンステルン。相手を怖がらせないように普段はインベントリに格納している。
聖職者に似つかわしくないその血塗られた棘付き鉄球は、「異教徒」の頭蓋骨と大変仲良しである。
【特殊能力】
狂信開眼:
普段は非常に温厚で優しく礼儀正しいクラリッサ。
しかし、ひとたび「敵」と認めた相手を前にすると、すべての戦闘能力が急激に上昇し、特に洗脳系状態異常はほぼシャットアウトする。
特に女神リアを侮辱する相手に対しては上昇幅が大きい。
逆に言えば、敵を認識しないとただの知識人程度しか戦闘能力がないので、不意打ちに弱いといえる。
審判の一撃:
クラリッサの攻撃はすべてに天使特効と悪魔特効が付与され、さらに確率で相手を麻痺あるいはスタンさせて行動を阻害させることができる。(ただし狂信開眼中のみ)
クワルナフ:
強力な光魔法。最大で直径1メートルほどの光の輪を複数召喚し、まるでチャクラムのように発射して、着弾した場所で轟音とともに爆発させる。一回につき3分のクールダウンが必要。
輪なので独特な軌道を描く上に、狭い場所でも通過できるのがミソで、その轟音は対策なしでは相手の鼓膜を破り、魔法の詠唱を困難にする。
大激怒岩盤割:
大技。地面にモルゲンステルンを力いっぱいたたきつけ、前方に向かって蛇行するように地面に亀裂を走らせた後、その亀裂から火山の噴火クラスの炎を噴き上げる。
当然地面にいないと使用できず、飛んでいる相手には当たらないが、当たればその効果は絶大。
使用できるのは一日に一度きり。
あふれ出る脳内物質:
強度の信仰心によりあふれ出す
【容姿】
白を基調としたフード付きの白い法衣に身を包み、栗色でセミロングの髪形をした若い女性。かなり質素な服装であり、知らなければどこかの教会のシスターにしか見えない。
目が常に伏目であり、普段はその瞳を伺うことができない。
普段は非常に温厚で礼儀正しい女性であり、女神リアへの信仰を少しでも増やすために各地を行脚し、教会や学校での講演を行うほか、時には辻説法を行っている。
女神リアは自由を何よりも尊ぶ女神のため、逆にありがたみを覚える人が少ない。そのため、例えば「いただきます」に女神様への感謝の気持ちを表すように教育するなどして、地道に女神への貢献を積み重ねている。
……が、クラリッサは女神リアを侮辱されると、まるで人が変わったかのように過激な性格となり、相手が悔い改めるまで詰めるのは序の口、場合によっては問答無用で「異教徒」認定し、リア様に代わって正義の鉄槌を下すこともしばしば。
そのため、行政府内ではリア様の悪口は厳禁である。
このような狂信者ではあるが、意外にも別の神様を信仰しているだけなら怒ることは一切しない。
自分が女神リアを篤く信仰しているのと同様に、他人もまた信じている神がいることは理解しており、そういった心持自体は尊重されるべきと考えている。
クラリッサの言う「異教徒」とは、あくまで「反女神リア様」の思想の持主なのである。
あと、内心では彼らがまだ「リア様のすばらしさを理解できていない」だけの改宗予備軍であると思っている節もある。
台詞候補(普段)
「努力はすぐに実るとは限りません。続けることが大切なのですよ」
「あなたの正しき行いは女神様もきっと見ておられます」
「リア様は自由と人々の意志を何よりも大切になさいます。本当に大切なものは目に見えないので、説明が難しいのですけどね」
台詞候補(狂信)
「異教徒に人権はないっっ!! リア様を侮辱する者は死んでしまえ!!」
「神敵め!! 泣いたり笑ったりできなくしてやる!!」
「リア様が私にもっと砕けと囁いている!! そぉい!!(大激怒岩盤割)」
・メタ情報
清楚な聖女様に見せかけて、その裏の性格はとんでもない狂信者。
余りの信仰心の高さ故に脳内物質が溢れ出るまでになっている。
敵を敵と認識しないとあまり戦えないという欠点はあるが、リア様を侮辱されると彼女の心の核地雷を起爆させ、直ちに異教徒絶対ぶっ潰すウーマンへと早変わりする。
モルゲンステルンでの殴打だけでなく、光魔法や回復魔法もいくつか習得しており、必殺技には状態異常付与があるなど、意外と起用で小回りが利くラインナップがそろっているが、頭に血が上るとかなり見境なく爆撃するので、味方は巻き添えを食らわないように慎重に立ち回る必要が出てくる。
困ったことに、味方であってもリア様を侮辱するのはNGであり、落ち着かせないと味方であっても容赦なく殴ってくる点にも注意が必要。
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