植民委員 ブラックハウンド

「人の生き死になど、統計上の差異に過ぎない。無論、私も含めてな」


【名称】ブラックハウンド・ヘンシェル

【種族】人間

【性別】男性

【定住場所】エリア0-1:セントラル 中央行政区

      または、エリア2-1:シロン平原

【強さ】★★★☆☆

【武器】ボルトアクス

 雷を操ることができる斧。

 斧だが、物理的な攻撃能力は一切なく、この斧から放たれる雷のみでしか攻撃できない。


【特殊能力】

蓄電細胞:

 ブラックハウンドは生きた蓄電器であり、例え落雷に打たれてもそれを力に変換できる。彼に対する電気攻撃は完全に逆効果。

 溜めた電気は別の攻撃の際にまとめて放つことができる。


超電磁砲:

 電導性の物質があれば、身体に流れる電流を利用して即席のレールガンとして射出することができる。なんでも、異世界の文献を読んだ際に学んだとか。


避雷針設置:

 建物や土地に対し、雷をひきつけるための避雷針を設置する技術。



【容姿】

 とんがり帽子をかぶり、眼鏡をかけた魔法使いのような見た目の男性。

 理知的でクールだが、融通が利かなそうなイメージがあり、実際の性格もおおむねその通りである。


 セントラル行政府を統治する「セントラル代表委員会コミッショナル」(略称C.C)に所属する12名のうちの一人。主に中央以外のエリアへの移民事業を手掛ける「植民委員」を務める。

 基本的には行政府で移民団の受け入れと編成を行っているが、時々前線の視察として開拓地に足を延ばしていることがある。


 彼の仕事は効率的ではあるが、同時に冷酷非道でもあり、ある程度危険とわかっている地域に異世界からの難民を派遣している。

 当然、彼らのうちの何割かは実際に危険な目に合い、助けが得られないまま壊滅してしまった村は数えきれないほど。それでも彼は、気にすることなく淡々と開拓事業を進めている。

 仲間たちとの仲もあまりよくないが、セントラル以外のエリアのいくつかに住む場所が増えているのはもっぱら彼の手腕によることは誰もが認めている。


台詞候補

「村が一つ消えたと。では、開拓団を二組送り出せ」

「自分の家くらい自分で守ってもらわねばな」

「これしき程度、想定の範囲内。驚くことではない」


・メタ情報

 雷属性極振りお兄さん。

 一応鉄の塊を飛ばして遠距離攻撃ができるが、基本的に電撃で攻撃するしかない。

 その分、電撃攻撃はどれほどの高電圧でもすべて吸収してしまう、恐るべき体質を持っている。

 この人がいれば、とりあえず電気攻撃はすべて吸い取ってくれる。


 合理化の塊のような人物で、人間を駒か書類上の数値としてしか見ていない冷血漢である。

 言っていることは間違ってはいないが、正義感の強い人だといちいち気に障る。

 

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