外務委員 千階堂 輝峰

「困ったときには相談してくれよ。そのために俺たちはいるんだからな」


【名称】千階堂せんかいどう 輝峰てるみね

【種族】人間

【性別】男性

【定住場所】エリア0-1:セントラル 中央行政区

【強さ】★★★☆☆

【武器】護身用レーザー銃

 前人類の遺物。バッテリーで充電することで、通常200発まで連射することができるレーザー銃。

 威力調節が可能で、低出力では麻痺攻撃、高出力では貫通効果を持つが、電力消費もそれ相応に減ったり増えたりする。


【特殊能力】

ワームホールポータル設置:

 離れたところ同士を一瞬で行き来できるポータルを、出入口1組設置できる。

 遠いところに出すには、彼自身がよく覚えているか、ほかの人に設置用のビーコンを持って行ってもらう必要がある。


【容姿】

 いかにも「官僚」という出で立ちの、立派な紺色のスーツを着た壮年の男性。

 顔もそれなりに整ったジェントルマンで、堅苦しくもなく、誰とでも仲良くなることができる。


 セントラル行政府を統治する「セントラル代表委員会コミッショナル」(略称C.C)に所属する12名のうちの一人。主にハンターたちのサポートを行う「外務委員」を務める。

 突然異世界から連れてこられた右も左もわからないハンターたちに、色々と教えてくれたり、最低限必要なものを用意してくれるありがたい人。

 本人も頼られることが好きで、困ったことがあったら見過ごせない性格をしている。

 義理人情に厚く、仲間思いの性格のため、部下の役人たちには大いに慕われている。ほかの委員たちとの仲もほぼ良好で、何か相談事があれば真っ先に輝峰が頼りになる。


 その一方で、余りにも有能すぎるため仕事をやたら抱え込むことが多く、どんな時間に会いに行っても起きて仕事をしていることが多い。

 そのため、最近はやや過労気味なのではないかとも噂される。


台詞候補

「おれが千階堂だ。すぐそこまでなら案内してやるよ」

「仕事のコツは、楽しむことだ。だったら、戦いのコツも楽しむことが一番なのかもしれんな。俺には無理だが」

「これだけは言っておく。強い奴が生き残るわけじゃない。生き残ったやつが熟練者と呼ばれるだけなんだ」


・メタ情報

 チュートリアル役のおじさん。貴重な常識人の一人で、仕事は非常にまじめに取り組んでいる。

 何か困ったことがあったら千階堂おじさんに相談してみよう。

 流石に何でもかんでもいうことを聞いてくれるわけではないが、力ではどうしようもない政治的な頼み事は引き受けてくれるはず。(家を買いたいとか)


 一応戦闘力もあるため、頼み込めば戦いに引っ張ってくることもできる。

 主な攻撃はレーザー銃と、即席のどこでもドアのようなワームホールを作ることができる。

 ワームホールで相手の死角から奇襲したり、飛び道具をワームホールで無理やり別の場所に転移させるなど、中々トリッキーな戦いが可能。



・セントラル代表委員会コミッショナルとは

 セントラルの町の統治は、「委員」と呼ばれる12人の代表によって行われている。(※委員の設定はその都度追加)

 重要なことは10日に1回開催される「統治評議会」で話し合われ、法律の制定や税金の有無などは多数決によって決定されている。

 なお、彼らは全員リア様の加護を受けており、政務のことを女神さまに相談できる一方で、女神さまが気に入らない政策は強制的に否決させられる。


 委員は設立されてまだ歴史が浅く、構成員12人は基本的にまじめで汚職と無縁だが、どいつもこいつも苦労人気質の持ち主。

 客観的に見れば及第点の善政を敷いている彼らだが、やはり国の統治には様々な問題が生じてしまい、その責任を追及されがち。市民からの支持率も4割程度しかなく、特に貧困層や知識人層からの反発は激しい。

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